Mission 12 大量破壊兵器無力化 -凶禍隠す敵陣深く


ガルーダ隊に朗報だ。
大量破壊兵器の触媒になる化学物質がエストバキア本土より陸上輸送されている。
触媒は既にグレースメリア郊外に運ばれており、破壊活動への警戒から現在はグレースメリアの北フォートノートンに隠匿されている。
我々が進軍を開始すれば、敵は即座に触媒をグレースメリアに運び込むだろう。
大量破壊兵器が人工密集地で使用されるようなことがあれば、壊滅などという言葉では済まされない。
永続的な惨状を生むことになる。
この情報を受け我々は首都焦土作戦阻止策の立案を行い、先刻その受諾の報を統合作戦本部より受けた。
我々の首都焦土作戦阻止策の内容はいたってシンプルだ。
敵輸送部隊がフォートノートンに駐屯する間に急襲をかけ、部隊ごと叩き潰す、先手必勝の作戦だ。
敵は輸送車両に触媒を積み込み、いつでもグレースメリアに運び込める体制下にある。
本作戦の実行は少数の精鋭パイロットの下、極秘に行われる。
フォートノートンの峡谷を極低空飛行で突破、レーダーに探知されること無く敵輸送車両を殲滅せよ。
このような高度かつ危険な任務は、遺憾ながらガルーダ隊以外には達成し得ないとの判断を下した。
・大量破壊兵器の制圧


峡谷を高度約2000フィート以下維持しつつ飛行する。
途中敵監視塔などの地上目標が3つあり、これをそれぞれ1分以内に殲滅する。
この間も、高度を上げてはならない。
ゼロのアバロン要塞よりはるかに簡単。
5の峡谷内でオヴニル隊、グラーバク隊と交戦したことを考えれば余裕である。
目標上空に到達すれば高度制限は解除される。
とにかく早く撃破すること。
逃げ込まれるとミッション失敗になる。
敵輸送車両を撃破したのち大量の敵増援が現れる。2~30機はいるんじゃないだろうか。
中にF-2Aを駆る「FRYUGER」もいる。
あちこち敵機だらけなのでドッグファイトを挑むと少して手こずるかもしれない。
先手必勝で撃墜すること。
初回プレイ時はとにかく回避機動を取りつつ西端まで駆け抜けること。
よほど高性能な機体でないと苦戦は免れない。それに弾切れもあり得る。
数十機の敵戦闘機全てが自機を狙ってくるので、ぼやぼやしてると瞬殺される。
西端まで近づくにつれ前方からも敵機増援が現れ、中には電子支援機もいる。
これを抜けると、西から友軍の大規模航空戦力が増援に駆けつけてくれる。
こうなると敵のターゲットも分散されるので、途端に楽になる。
電子支援機スネークピットもいるのでまさにターキーシュートである。
敵機を殲滅しミッション成功。


大量破壊兵器触媒となる化学物質の殲滅に成功した。
本日をもってガルーダ隊の謹慎処分を解除する。




ヴォイチェクと子供たちは古城の地下に閉じ込められた。
子供たちの中にマティルダがいる。
いつもラジオを手放さない「ラジオくん」と呼ばれる少年がエメリア空軍の例の合言葉を口にしながら、戦闘機ごっこをして遊んでいる。
ヴォイチェクは彼らに持っていたチョコレートをあげた。
「ラジオくん」の一家はグレースメリアで評判のレストランを営んでいた。
しかし腕のいい料理人である父親も、気のいいウェイトレスである母親も、彼らの自慢のささやかな店も、エストバキア軍の空襲が押し潰してしまった。
マティルダは不屈のパイロットたちの歌を口ずさんでいる。
ヴォイチェクは彼らの事を戦争で荒んだ心の象徴だと考えていたが、彼らと過ごすうち、それを改めるようになった。
心は寂しくともその心は、空で戦う男たちのように誇らしく、雄々しげに存在している。
できればこの足でも天使と一晩踊り明かしたいものだと、ヴォイチェクは思った。
「金色の王様」をはじめとするこの城の宝物は子供たちがひそかに隠し持っていた。
ヴォイチェクら「侵略者」に奪われる前に・・・。


メリッサとルドミラは長い道のりを歩きとおし、一台の奇妙な戦車と出会った。
戦線はもう少し西のはずなのに、彼らの車はこんなところをうろうろしていた。
見覚えのある戦車長マクナイト軍曹と行動を共にし、グレースメリア近郊で別れる。
「天使とよいダンスが踊れることを・・・」
別れに、マクナイト軍曹は、今ではすっかりはやり言葉となったメリッサたち家族の合言葉であるこのセリフを口にした。
メリッサは少し奇妙な気分になった。

メリッサとルドミラはグレースメリアに辿り着く。
そこで目にしたのは、禍々しく要塞化された首都の姿。
そして空を飛びまわる敵の天使たち。
エストバキアは最後の力を振りしぼろうとしている・・・
メリッサは恐ろしくなった。
ルドミラは何かの予感を抱き、空を見上げ続けている。



ヴォイチェクはこの閉ざされた空間で過ごすうち、すっかり子供たちと打ち解けている。
子供たちから返してもらったブリーフケースのノートパソコンから、ずっと封印されてきた封緘命令書を開く。
これは・・・・
ヴォイチェクは驚愕した。


Mission 13 グレースメリア解放戦 -群翼は舞い戻る


グレースメリア奪還作戦を開始、全軍で首都に入る。
敵は要塞化されたグレースメリア深部に籠城、頑強に抵抗する構えである。

1.飛行場の奪還(地上部隊スティールガンナーズと共に飛行場を奪取)
  ジャミング機撃墜(航空部隊アバランチと共に敵ジャミング機を撃墜)
2.議事堂の奪還(地上部隊ドラゴンバスターズと共に議事堂を制圧)
  放送局の奪還(地上部隊ワーロック独立大隊と共に放送局を制圧)
3.対艦攻撃(マリーゴールドを旗艦とする友軍艦隊の制海権掌握を支援)
  電子支援機の撃墜(航空部隊ウィンドホバーと共に敵電子支援機を撃墜)

ついにグレースメリア解放戦。
「ゴーストアイ、待ったをかけるなら今だぞ」
と言うガルーダ2シャムロックに対し、ゴーストアイは
「おふくろの頼みでも今のお前らを止めやしない」
このやりとりが最高に好き(・ω・)~♥

広大なグレースメリア全域が戦闘空域である。
のちの空戦のためにも空港は解放しておきたい。
作戦目標は6つ。
歴戦の友軍地上部隊だが、ここではさすがに分が悪い。
支援してやらないとあっさり敗走してしまう。
戦車などは優先して狙うこと。
敵の航空機も無数に上がっているが、ここまでクリアしてきたとおり、今までのスタイルでいけば問題ない。
ただ前述の通り友軍の敗走が心配されるので、ひとつの目標にかかりっきりにならないこと。
地上目標を一掃できる対地兵装がある機体が好ましいが、後の事を考えると攻撃機は不安である。
せめてマルチロール機で出撃するべき。
速度性能が高めなのがいい。
敵艦隊には巡洋艦、駆逐艦、ミサイルボートの他戦艦や航空母艦もいる。
空母は早めに撃沈したいところ。
敵航空戦力の中にF-14Dの「VALET」がいる。
はっきり言って目立たない。

グレースメリアを防衛するエストバキア軍の敗色が濃厚となってきた。
そんな中シュトリゴン隊が出撃。
「すまないルドミラ・・・」
12番機をトーシャがつぶやく。
「ジェントルマンがこれほど集まるとは壮観だな」
隊長のパステルナークは続ける。
「シュトリゴン隊、全機針路を90に取り燃料の続く限り全速で離脱。
ガルーダ隊とのお遊戯は俺に任せておけ。
シュトリゴン隊、ブレイク!」
パステルナークは隊員の制止を振り切りエメリア軍の中へ突入。
ガルーダ隊へ迫る。

シュトリゴン隊隊長イリヤ・パステルナーク少佐との戦い。
搭乗機はCFA-44 Nosferatu(ノスフェラトゥ)。
初回プレイ時は入手不可能な架空機だが、超絶な機動を誇り、普通にロックオンしただけではミサイルがかすりもしない。
また十数機の無人機が周囲に展開、集中攻撃をかけてくる。
こちらも航空力学を無視するかのような機動を誇り、まさにファンネルのオールレンジ攻撃を受けているかのような状況になる。
この無人機は落としてもすぐ増えるので無駄。
ノスフェラトゥのADMM(ALL DIRECTION MULTI-PURPOSE MISSILE)は、一度に12の目標をロックオンでき、対地対空を兼ねるという反則ともいえる超兵器。
これがひとつの目標に向けられた場合、12発のミサイルが集中して攻撃目標に降り注ぐ。
射程も20000を超え、誘導性能も高いとまさに万能。
これらすべての攻撃力とノスフェラトゥの機動力が相まって、エースコンバット6中最強の戦闘能力を持つ。
ゼロのメビウスを遙かに凌駕しているんじゃないだろうか。
対抗手段はまともに空戦を挑み、偏差射撃を最大限に駆使する。
ちなみにドッグファイトなんてできません。旋回半径がこちらとは段違いなので。
ハイGターン使えば追いつけるが失速するので常時使えるわけもない。
もう一つの対抗手段は、まず射程20000以上の対空兵装を装備する。
遠距離からパステルナークに向かって飛び、ロックオン可能になったら即時撃てるだけぶっ放す。
撃ったら命中確認などせず、全速反転、離脱。この時ハイGターンも減速もしない。
ただ全速で反転するのみである。
全速でパステルナークから離れたらまた反転、遠距離からミサイルで狙う。
の繰り返し。
難易度エースであったとしても、該当する兵装さえあればどの機体でも勝てる。
ただこれだとSランクはとれない。
Sランクをとるためには、無人機もある程度落としておかないといけない。
特殊兵装が弾切れの場合、飛行場に降りて補給すること。
また飛行場上空で応戦し、ミサイルアラート鳴りっぱでヤバイ!と思ったら即スタートボタンで着陸すると危機回避できる。
この場合、補給すませて離陸時飛び立つ前に狙い撃たれると、避けるもくそもないので注意。
湾の友軍艦隊からは範囲は狭いながらも電子支援が受けられる。
この中では多少マシな状況で戦うことができる。
飛行場もさほど遠くないのでガチンコ挑む場合はおすすめ。


グレースメリア解放は成功、本戦争の勝利がほぼ確定した。
一部地域で抵抗を続ける残存戦力の鎮圧も時間の問題である。



ガルーダ隊の活躍によってできた敵の隙を突き、マクナイト軍曹らは例の地下トンネルに潜入していた。
この壁の向こうが大金庫室・・・
マクナイトはボブスボーム軍曹に戦車砲発射の号令をかける。
そして壁が破壊され・・・

ドニーの野郎がこんなにも大馬鹿野郎だったとはおもわなかったぜ。
やつに測量なんてできるわけでかったんだ。
にもかかわらず・・・俺たちはホンモノのお宝の前にいた・・

そこには「金色の王様」がいた。
さすがにポケットにしまい込むわけにはいかない代物だ。


メリッサとルドミラはグレースメリアにやってきた。
人々の顔は予想していたよりもずっと明るい。
その理由がすぐにわかった。
「本日は終戦なり、本日は終戦なり」
あのマクナイト軍曹の声である。
戦車の砲塔に「金色の王様」が座っており、前と変わらぬ笑顔でいる。
そこには愛娘マティルダの姿もあった。
メリッサは思わず駆け寄る。
親子は遂に再会した。

Mission 09 重巡航管制機要撃 -南洋に巨影を屠る


敵重巡航管制機に関する機密情報を国家治安諜報部が入手した。
重巡航管制機の正式名称はP-1112重巡航管制機アイガイオンと判明。
部隊は電子戦を担う中型機コットスと近接防空を担う中型機ギュゲスにより構成される。
巡航ミサイルシステムに関する任務は指揮機であるアイガイオンが全てを担っている。
入手した情報の下、アイガイオン撃墜作戦を立案した。
アイガイオンの燃料補給口は機体前方に位置し、補給の際には複数の給油機がアイガイオン前方にまわる。
機体前方に複数の動体がいる補給時、アイガイオンのレーダー機能は一時散漫になる。
燃料補給時アイガイオンはレーダーによる前方の動体認識がほぼ不可能になる。
一定の方角と高度を維持することが可能であれば、敵に気づかれずアイガイオンに接近することができる。
1.重巡航管制機アイガイオン、中型機コットス、ギュゲスの撃墜
  シュトリゴン隊の殲滅

ここでの目標はいたって単純、敵機を全て撃墜するのみ。
まず前方に6機の給油機がいる。これは攻撃もじてこず、ただ南へまっすぐ離脱していくので、無視しても撃墜してもどちらでもよい。
捕捉されるとギュゲスが動き始める。
あの巨体で機動するのだから壮観である。
同時にアイガイオンよりシュトリゴン隊が出撃、執拗に攻撃してくる。
数も多く、5機の巨大航空機からの対空砲火もある中で空戦を行うのは避けたいが、アイガイオンより離れすぎると巡航ミサイルを撃ってくる。
回避は容易だが少々鬱陶しい。
シュトリゴン隊は相変わらず超絶な機動でこちらの攻撃をひらひら避けてくれる。
ドッグファイトを挑むよりは、一撃離脱戦法とヘッドオンを組み合わせた攻撃と、偏差射撃で応戦するのが吉。
Su-33ベルクートかSu-47ラプターあたり使ってれば比較的簡単に殲滅できる。
コットスとギュゲスだが単体での防空力は軽微なので、ミサイルでちまちま攻撃するよりシュトリゴン隊の数をある程度減らしたのち同じ速度でくっついて機銃で簡単に撃墜可能。
アイガイオンも同様の方法で容易に攻略できるが、こちらはSAMを頻繁に撃ってくるので被弾しないように。
アイガイオンの胴体中心を飛びぬけてやると気持ちいい。
ただし真中に柱がたしか二本あるのでこれには注意。
滑走路?もあるがまさか着艦はできないかと。
アイガイオンに攻撃をしかけていると途中からエンジンを狙えるようになる。
十数基もあるので、これも近づいて機銃掃射してやると楽。
このあとコクピットがロックオンできるようになる。
同時に巡航ミサイル「ニンバス」を距離関係なく乱射し始め、相変わらずSAMも撃ってくる。
このSAMはロックオンできないので撃破不可(たぶん。機銃で狙い付ければあるいは撃破できるかも)
そしていつのまにかシュトリゴンと同じSu-33に乗り、「FENIKS」が出撃している。
シュトリゴン並の空戦技術を持つこいつにはやはり偏差射撃が有効。
アイガイオンのコクピットは機体前方斜め下よりヘッドオンでミサイルを叩きこむ。
二度反復すれば破壊できる。
このあとさらにアイガイオンのコアを破壊することになるが、これもコクピットと同じ方法で撃破可能。
コアを破壊するとアイガイオンは大爆発を起こし墜落していく。
エストバキア空中艦隊殲滅である。




アイガイオンを含む巡航ミサイル管制機群を殲滅、ミサイルシステムの排除に成功。



ヴォイチェク中佐はグレースメリア中央駅にいた。
ホームに一人の男が降り立つ。
ヴォイチェクが育て上げたかつての教え子。
長い歳月が過ぎた今も、パステルナーク少佐は自信に満ちた目を若者のように輝かせている。
彼は戦局挽回のため召喚された。
彼がシュトリゴン隊の新隊長に任命されたからには、エメリア軍に痛烈な一矢を報いてくれるだろう。
荷物を盗めまれた経験を持つヴォイチェクは彼にこの街の流儀を教え、ガルーダ隊について尋ねる。
「私は彼に対抗するために送り込まれて来たのですよ。」
少佐はみなぎる闘志を隠してほほ笑んだ。
その炎は本来ならこの私が燃やすはずのものだったのだ
ヴォイチェクは空を見上げた
「この男はこれからあの世界にいくのだ」



Mission 10 ラグノ要塞突破 -鋼鉄は大峡谷を貫く


アネア大陸中央より東、グラジオ峡谷に位置するラグノ要塞は未だエストバキア軍に制圧されたままである。
要塞付近には巨大ダムによる発電施設、軍事用トンネルなどが並存、その強固な防備を更に固める役割を果たしている。
敵重巡航管制機を撃墜した我々は現在首都グレースメリアへ向け東進中であるが、大規模な地上兵力の進軍ルートはグラジオ峡谷に限られている。
敵にとってのラグノ要塞はグレースメリア防衛の切り札である。
要塞を奪い返せば後はグレースメリアまで一直線だ。
1.中央突破部隊の支援(地上部隊ワーロック独立大隊の要塞接近を支援)
2.トンネル内部への攻撃(ヘリ部隊イエロージャケットと共に軍事用トンネルを制圧)
3.発電施設への攻撃(航空部隊ウィンドホバーと共に発電施設及び水上輸送路を制圧)


峡谷全体が要塞化しており、かなりの敵戦力が分布している。
まずワーロック隊の支援が撃破されないよう多少敵戦力を減殺し、地下トンネル制圧に向かう。
トンネルは全部で5つ。基本直線なので、侵入時にさえ気を付ければ中ではヨーによる姿勢制御だけで容易に抜けられる。
内部に兵器はない。
進入のための減速時、SAMに狙い撃たれる場合があるので注意。
内部でも地上対空ミサイルによるミサイルアラートが鳴る時があるが慌てないように。
また、内部では地上の敵をロックオンしてしまい、うまく目標を破壊できないことがある。
過剰に減速したり、無理に機首を動かして機銃掃射を狙わない方が吉。
また大したものはないが、天井から障害物かぶら下がっているトンネルがいくつかある。
自機のミサイルの航跡で視界が悪い場合でも、きもち下の方を飛んでいれば安全。
若干上下にうねったトンネルもあるが問題ではない。
5つ全てを一気に制圧しても良いが最後のひとつでミスでもすればやる気をそがれるので、いくつか制圧したのち他のミッションを達成させて記録した状態にしておくのも手。
途中リトライが効く。
ゼロやXのアバロン要塞のトンネルよりさらに簡単なので、経験者であれば余裕。
5のトンネルなどとは比べるまでもない。

ふたつ目標を達成すると、要塞中枢の攻略にかかる。
ここの対空砲火もかなりのものがある。
かなりの数の対空ミサイルと高射砲弾がとんでくるので、上空侵入時は注意。
航空兵力も今までよりかなり積極的にアタックしてくる。
その中にMirage2000-Sを駆る「OBLACO」の姿も。
一対一では余裕だが陸空から苛烈な攻撃に晒される中なので油断は禁物。



エストバキア制圧下にある航空基地。
そこに一人の若者がいた。
エリートパイロット部隊「シュトリゴン隊」の12番機、トーシャ・ミジャシク中尉。
彼は愛機を見つめ思う。
俺はこいつに乗っている限り、負ける気はしない。
その自信の理由のひとつである、新隊長パステルナーク。
「おやじさん」というより、間違いなく「兄貴」の柄である。
パステルナークのお気に入りは、占領下であるにも関わらずこっそり電波を流し続ける「自由エメリア放送」のDJである。
ラジオでは「金色の王様」を失ったことを、まるで本物の王様を失ったかのように嘆いている。
「彼らがもし---「金色の王様」を取り戻したとしたら、どうなんだろうね。」
そう言って隊長は貧しいこの街の人々のために微笑む。




Mission 11 モロク砂漠戦車戦 -荒野に勝利は陰る


アネア大陸東部に位置するモロク砂漠に、エストバキアの残存戦力が集結を始めている。
敵は総力を結集、グレースメリア奪還を阻止する構えである。
本作戦は熾烈な攻防戦が予想される。
ガルーダ隊は迅速かつ徹底的に追撃せよ。
撤退を許せば、グレースメリアの防衛戦力は強化に向かうだろう。
1.戦車部隊の支援(地上部隊ワーロック独立大隊の敵防衛線突破を支援)
2.飛行場の奪還(地上部隊クォックス機甲大隊の野戦飛行場奪還を支援)
3.爆撃機の護衛、司令部への攻撃(爆撃機部隊ハンマーヘッドと共に敵野戦司令部を制圧)
4.電子支援機の護衛(電子支援機スネークピットを護衛)


いつもながらに戦域は広い。
特殊兵装を補給したいなら、南よりに位置する飛行場奪還を支援。
敵戦闘機の数は多く、攻撃も積極的である。
後方からのミサイル、機銃には注意。
目標をふたつ達成すると、敵が全軍撤退を始める。
これを追撃しようとした矢先、司令部より追撃中止、撤退命令が下され、同時にシュトリゴン隊が出現。
ガルーダ隊は命令を無視してシュトリゴン隊と交戦を開始する。
邪魔者なしのシュトリゴン隊とのタイマン勝負(といっても2対8だが)。
シャムロック以外の友軍は全軍撤退を開始しているため、支援攻撃の要請はできない。

このシュトリゴン隊、そこそこ強い。
常時2,3機は後方に張り付いてくる。
格闘戦中ハイGターン連発には注意。ストールでもすればその瞬間狙い撃たれる。
とにかく一機づつつぶしていくしかない。
1機ないし2機はシャムロックが撃墜してくれる。
速度は落とさないこと。
また、同時に友軍の撤退を援護するためにA-10Aを駆って「RYTSARY」が上がってくる。
機体性能が空戦向きでないので、正直苦戦はしないが、気をとられてシュトリゴン隊に撃墜されないように。


国家治安諜報部の情報により、エストバキア軍は大量破壊兵器によるグレースメリアへの攻撃を画策していることが判明。
我々がこれより一歩でも前進すれば、敵はグレースメリア掃滅を断行するだろう。
統合作戦本部は高度な戦略的判断により交戦の中止を下令。
命令を違反したガルーダ隊については、戦時作戦参加資格の剥奪を持って処分とする。


「金色の王様」が持ち去られた後の王城。
地上戦の接近にグレースメリアの人々は不安を抱いている。
ヴォイチェクたちが情報戦で明らかにした「ガルーダ1」の存在。
彼は自軍内で何らかの窮地に立たされているらしい。
彼にもっとも近い心を持つパステルナーク少佐がガルーダ1の失脚を心配している。
鷹の絵に失った空への思いを馳せる。
「天使とダンスでもしてな」
その隙に子供にブリーフケースを奪われてしまった。
どうやら少佐に教えた荷物の守り方を、自分で忘れてしまっていたらしい。
着替えならいくらでもやるが、機密書類を渡すわけにいかない。
ストリートチルドレンは古城の古い地下道を根城にしていた。
治安部隊の掃討作戦でも子供たちを排除できなかったわけだ。
子供たちがそれぞれに武器を持ち、ヴォイチェクに対峙する。
その時地面が揺れた。
事前に通達されていた、グレースメリア要塞化計画の一環として行われる発破作業。
その振動が600年間使われずにいた中世の罠を作動させ、
ヴォイチェクと子供たちは出口を失った。

Mission 06 シルワート攻防戦 -籠城の空に示す翼


シルワートタウンを中心としたローリンズ平原一帯には、退路を閉ざされ孤立した友軍の大規模部隊が籠城、敵に包囲されたまま全滅の危機に瀕している。
敵は変電施設を中心に360度から包囲、友軍の防衛線に対し熾烈な攻撃を続けている。
籠城する友軍部隊との合流が実現すれば、エメリア軍にとって多大な戦力増強となる。
今回の作戦目標はローリンズ平原に展開する敵軍の排除である。
1.友軍孤立部隊の救援(敵中に孤立する地上部隊グリズリー戦車大隊の救援)
  敵戦車部隊への攻撃(敵戦車隊の猛攻下にある地上部隊バラクーダ機甲大隊の支援)

2.敵長距離砲部隊への攻撃(長距離砲撃下にある地上部隊ドラゴンバスターズの支援)
  飛行場の防衛(航空部隊スティングレイと共に飛行場を防衛)

3.列車砲への攻撃(敵列車砲に捉えられた地上部隊ガビアル戦車大隊の支援)
  変電施設の防衛(地上部隊シェルバ通信大隊と共に変電施設を防衛)

作戦目標が6つも存在する。
敵は平原全域に渡って布陣し、数も半端ない。
有効な対地攻撃兵装を装備し、飛行場で補給を受けながら作戦にあたるといい。
空にも戦闘機がうようよいるが、友軍もいるため集中攻撃を受けることはない。
とにかく地上のTGTを片っ端から撃破していく。
敵主力陣地上空にはまたもシュトリゴン隊がいる。
使っているのがよほど高性能な機体でない限り、ドッグファイトを挑むより高速離脱→反転してミサイルを撃ちつつ機銃掃射している方が手っとり早く落とせる。
任務を3つ達成すると、敵主力陣地から猛烈な対空砲火が始まる。
高射砲による被弾を避けるため、この上空では格闘戦をしないこと。また、対地攻撃時も低空から侵入する。
敵航空戦力の増援とともに、RAFALEを駆るエース「VEGA」が四機のTYPHOONを率いて出現。
対空砲火と同じく防空部隊の抵抗も激しい。支援要請で援護を頼むのが効果的。


エストバキア軍に包囲された友軍を解放、空と陸に於き大きな兵備増強となった。
この戦力の下エメリア軍はさらに東進、本土奪還及びエストバキア軍討伐を目指す。



グレースメリアでエメリア軍捕虜の尋問を行うヴォイチェク。
しかし今度の捕虜は、様子が違うことに気づく。
捕虜は言う、おれたちはこんな連中に負けはしないと。
そしてほとんどの兵士が言うセリフ「天使とダンスでもしやがれ」

どうやら「ひとりの戦闘機のパイロット」がエメリア軍人の背筋をシャキッとさせているらしい。
彼は困難な状況の下、包囲され、危機に陥った友軍を救ったという。



Mission 07 セルムナ連峰制空戦 -白銀に迫る殺意


兵備拡充も整った。
各地での度重なる敗北により、アネア大陸のエストバキア軍戦力は少しずつ疲弊の色を見せ始めている。
国家治安諜報部からアネア大陸中央に位置するセルムナ連峰付近の防備は手薄であり、その地形及び気候条件からも進軍ルートとして最適との教示を受けた。
しかし雪で覆われた山道は険しく陸上部隊の前進は困難であり、航空攻撃に対し極めて脆弱な状況になる。
ガルーダ隊の任務は地上部隊の護衛に務め、空からの脅威があればその一切を排除することにある。
1.攻撃機の迎撃(地上部隊ワーロック独立大隊を敵攻撃機から守る)
2.超音速爆撃機の迎撃(地上部隊クォックス機甲大隊を敵の高速爆撃機から守る)
  ジャミング機の撃墜(航空部隊アバランチと共に敵ジャミング機を排除)
3.電子支援機の護衛(電子支援機スネークピットを護衛)


敵の数は多くないが、かなり広範囲に渡り戦線が展開する。
中央に敵ジャミング機、南東にワーロック隊、北にスネークピット、北西にクオックス隊がいる。
とにかくひたすら敵機を落とす。
敵のA-10A攻撃機の機動力は低いので、容易に撃墜可能。
北西から侵入する高速爆撃機XB-70も同じく。ただしこちらはかなり足が速い。
生半可な機体では到底追いつくことは不可能。
南東のワーロック隊を攻撃する航空部隊の中に、F-117Aを駆る「DZHOKER」がいる。
回避技術は他より高いが苦戦する相手ではない。

目標を達成すると敵機が全軍撤退を始める。
これを適当に狩っていると、すぐにDRONEが15機出現する。
これはグレースメリアを襲った巡航ミサイルを誘導する役割を持つ無人機。
無人のため、超絶な機動を誇り、速力も桁違い。
F-15Eストライクイーグルでも追いつけるかどうかというレベルである。
偏差射撃を駆使する以外にドッグファイトで狙って撃墜するのは不可能に近い。
とにかく支援を活用しつつ、手近なものから落す。
一定時間毎に巡航ミサイルが飛来し、ドローン付近で炸裂する。
ドッグファイトを挑む際レーダーに注意。
難易度エースの場合、巡航ミサイルの爆発に巻き込まれればまず撃墜は免れない。



セルムナ連峰における巡航ミサイルの襲来により、進軍は頓挫してしまった。
エメリア軍の行動はこれにより著しく制限を受ける。
対策のための作戦を立案することになる。



ルドミラと出会ったメリッサは運が良かったのかも知れない。
度重なるエストバキア軍の検問で、ルドミラのパスポートがものを言っている。
一人では到底達成できない旅。
だが土地はあまりにも広く、占領軍もそれほど多くはない。
ずいぶん長い間、エストバキア軍の一台の車両も見ることがないまま同じ道を走り続けている。

しかし二人はエメリア人のパルチザンに道を塞がれてしまった。
銃を突き付けられ、ルドミラはおびえた目でメリッサを見る。
メリッサは彼女を中立のノルデンナヴィク人の留学生だと偽ったが、すぐに看破されてしまった。
銃を構えるパルチザン。
その時、空を轟かせてエストバキア軍の攻撃機が飛来。
ひるんだパルチザンの隙を突き、メリッサはルドミラを乗せて車に乗り込み、一気に走り抜けた。
直後パルチザンの車両は攻撃機の襲撃を受け炎上。
メリッサは同国人が撃たれることに思いがけなく安堵感を抱いている。
そして次いで彼女が攻撃機に追われている。
「まさしく、天使とダンス」




Mission 08 サン・ロマ強襲 -弾幕下に奪う勝機


敵小型無人機、及び巡航ミサイル、重巡航管制機は、各々機能的に密な関係を持つエストバキアの機密兵器であるという解析結果が出た。
採取した巡航ミサイル及び小型ミサイルの解析結果は次の通りである。
まず第一段階として、遠隔操作された小型無人機が破壊対象に接近。
第二段階として、小型無人機がある種の電波信号を巡航ミサイルに送信し、誘導する。
最終段階では小型無人機に誘導された巡航ミサイルが目標に着弾、攻撃目標を破壊する。
これがエストバキアの巡航ミサイルシステムの全容である。
小型無人機と巡航ミサイルは敵重巡航管制機より射出されており、射出後は重巡航管制機からリモート操作されている。

この解析結果を受け、統合参謀本部は敵ミサイルシステム壊滅作戦の決行を決めた。
重巡航管制機攻略には航空戦力による大規模な反復攻撃が不可欠である。
まずそのための足掛かりとして我が軍は大陸を南下、サン・ロマに位置するカヴァリア空軍基地を奪還に向かう。
カヴァリアの航空施設を奪い返し、そこに敵ミサイルシステム破壊の最前線を築く。
滑走路を確保すれば敵重巡航管制機攻略の可能性が見えてくる。
敵は陸海空に大規模展開。
熾烈な抵抗が予想されるが、今後の戦局を左右するこの作戦に失敗は許されない。
1.地上部隊の支援(地上部隊ワーロック独立大隊の都市到着を支援)
2.爆撃機の護衛(爆撃部隊ハンマーヘッドの都市到着を支援)
3.対艦攻撃(マリーゴールドを旗艦とする友軍艦隊の制海権確立を支援)

広範囲に渡って戦線が展開するが、サン・ロマ上空へは作戦が第二段階へ移行するまで接近しないこと。
うっかり飛び込むと数十発のSAMの集中砲火を浴びることになる。
どの作戦も難易度は変わらないと思うが、敵艦隊の防空戦力は強力。
巡洋艦、駆逐艦、ミサイルボート、イージス艦からなり、機銃掃射なんて狙ってれば撃墜されることもあり得る。
作戦目標を二つ達成すればサン・ロマ攻略が可能になる。
敵の大規模地上部隊が展開を始め、同時に直掩が上がってくる。
この中にはTYPHOONを駆るエース「RUSALKA」がいる。
最高速度はかなりのもの。直線飛行では追いつけないので、躍起になって追いかけることもない。
格闘戦に入れば撃墜は容易。



カヴァリア空軍基地を奪還し、サン・ロマ解放にも成功。
ここをエストバキア重巡航管制機攻略のための一大拠点とする。



メリッサたちが乗ってきた車は空戦域の真下で動かなくなっている。
一発の機銃弾がここまで走りぬいてきたエンジンを台無しにしている。
ルドミラと同じ国からやってきたパイロット。
空から降ってきた彼に、ルドミラは誰かの名前を挙げ消息を尋ねるが、急に容体が悪くなってしまった。
こうなる前に、彼はひとつの名前らしきものを呟いていた。
ガルーダ---
彼にやられたのだと。
「あの人がいればこんなことにはならなかったのに」
ルドミラの恋人もまたパイロットだったのだ。
メリッサは彼女と自分を重ね合わせ、共感する。
必死に救命措置を行う二人。
力尽きたパイロットが息を吹き返した。
彼女たちはこの大地の上で一つの命を救ったのだ