Mission 12 大量破壊兵器無力化 -凶禍隠す敵陣深く


ガルーダ隊に朗報だ。
大量破壊兵器の触媒になる化学物質がエストバキア本土より陸上輸送されている。
触媒は既にグレースメリア郊外に運ばれており、破壊活動への警戒から現在はグレースメリアの北フォートノートンに隠匿されている。
我々が進軍を開始すれば、敵は即座に触媒をグレースメリアに運び込むだろう。
大量破壊兵器が人工密集地で使用されるようなことがあれば、壊滅などという言葉では済まされない。
永続的な惨状を生むことになる。
この情報を受け我々は首都焦土作戦阻止策の立案を行い、先刻その受諾の報を統合作戦本部より受けた。
我々の首都焦土作戦阻止策の内容はいたってシンプルだ。
敵輸送部隊がフォートノートンに駐屯する間に急襲をかけ、部隊ごと叩き潰す、先手必勝の作戦だ。
敵は輸送車両に触媒を積み込み、いつでもグレースメリアに運び込める体制下にある。
本作戦の実行は少数の精鋭パイロットの下、極秘に行われる。
フォートノートンの峡谷を極低空飛行で突破、レーダーに探知されること無く敵輸送車両を殲滅せよ。
このような高度かつ危険な任務は、遺憾ながらガルーダ隊以外には達成し得ないとの判断を下した。
・大量破壊兵器の制圧


峡谷を高度約2000フィート以下維持しつつ飛行する。
途中敵監視塔などの地上目標が3つあり、これをそれぞれ1分以内に殲滅する。
この間も、高度を上げてはならない。
ゼロのアバロン要塞よりはるかに簡単。
5の峡谷内でオヴニル隊、グラーバク隊と交戦したことを考えれば余裕である。
目標上空に到達すれば高度制限は解除される。
とにかく早く撃破すること。
逃げ込まれるとミッション失敗になる。
敵輸送車両を撃破したのち大量の敵増援が現れる。2~30機はいるんじゃないだろうか。
中にF-2Aを駆る「FRYUGER」もいる。
あちこち敵機だらけなのでドッグファイトを挑むと少して手こずるかもしれない。
先手必勝で撃墜すること。
初回プレイ時はとにかく回避機動を取りつつ西端まで駆け抜けること。
よほど高性能な機体でないと苦戦は免れない。それに弾切れもあり得る。
数十機の敵戦闘機全てが自機を狙ってくるので、ぼやぼやしてると瞬殺される。
西端まで近づくにつれ前方からも敵機増援が現れ、中には電子支援機もいる。
これを抜けると、西から友軍の大規模航空戦力が増援に駆けつけてくれる。
こうなると敵のターゲットも分散されるので、途端に楽になる。
電子支援機スネークピットもいるのでまさにターキーシュートである。
敵機を殲滅しミッション成功。


大量破壊兵器触媒となる化学物質の殲滅に成功した。
本日をもってガルーダ隊の謹慎処分を解除する。




ヴォイチェクと子供たちは古城の地下に閉じ込められた。
子供たちの中にマティルダがいる。
いつもラジオを手放さない「ラジオくん」と呼ばれる少年がエメリア空軍の例の合言葉を口にしながら、戦闘機ごっこをして遊んでいる。
ヴォイチェクは彼らに持っていたチョコレートをあげた。
「ラジオくん」の一家はグレースメリアで評判のレストランを営んでいた。
しかし腕のいい料理人である父親も、気のいいウェイトレスである母親も、彼らの自慢のささやかな店も、エストバキア軍の空襲が押し潰してしまった。
マティルダは不屈のパイロットたちの歌を口ずさんでいる。
ヴォイチェクは彼らの事を戦争で荒んだ心の象徴だと考えていたが、彼らと過ごすうち、それを改めるようになった。
心は寂しくともその心は、空で戦う男たちのように誇らしく、雄々しげに存在している。
できればこの足でも天使と一晩踊り明かしたいものだと、ヴォイチェクは思った。
「金色の王様」をはじめとするこの城の宝物は子供たちがひそかに隠し持っていた。
ヴォイチェクら「侵略者」に奪われる前に・・・。


メリッサとルドミラは長い道のりを歩きとおし、一台の奇妙な戦車と出会った。
戦線はもう少し西のはずなのに、彼らの車はこんなところをうろうろしていた。
見覚えのある戦車長マクナイト軍曹と行動を共にし、グレースメリア近郊で別れる。
「天使とよいダンスが踊れることを・・・」
別れに、マクナイト軍曹は、今ではすっかりはやり言葉となったメリッサたち家族の合言葉であるこのセリフを口にした。
メリッサは少し奇妙な気分になった。

メリッサとルドミラはグレースメリアに辿り着く。
そこで目にしたのは、禍々しく要塞化された首都の姿。
そして空を飛びまわる敵の天使たち。
エストバキアは最後の力を振りしぼろうとしている・・・
メリッサは恐ろしくなった。
ルドミラは何かの予感を抱き、空を見上げ続けている。



ヴォイチェクはこの閉ざされた空間で過ごすうち、すっかり子供たちと打ち解けている。
子供たちから返してもらったブリーフケースのノートパソコンから、ずっと封印されてきた封緘命令書を開く。
これは・・・・
ヴォイチェクは驚愕した。


Mission 13 グレースメリア解放戦 -群翼は舞い戻る


グレースメリア奪還作戦を開始、全軍で首都に入る。
敵は要塞化されたグレースメリア深部に籠城、頑強に抵抗する構えである。

1.飛行場の奪還(地上部隊スティールガンナーズと共に飛行場を奪取)
  ジャミング機撃墜(航空部隊アバランチと共に敵ジャミング機を撃墜)
2.議事堂の奪還(地上部隊ドラゴンバスターズと共に議事堂を制圧)
  放送局の奪還(地上部隊ワーロック独立大隊と共に放送局を制圧)
3.対艦攻撃(マリーゴールドを旗艦とする友軍艦隊の制海権掌握を支援)
  電子支援機の撃墜(航空部隊ウィンドホバーと共に敵電子支援機を撃墜)

ついにグレースメリア解放戦。
「ゴーストアイ、待ったをかけるなら今だぞ」
と言うガルーダ2シャムロックに対し、ゴーストアイは
「おふくろの頼みでも今のお前らを止めやしない」
このやりとりが最高に好き(・ω・)~♥

広大なグレースメリア全域が戦闘空域である。
のちの空戦のためにも空港は解放しておきたい。
作戦目標は6つ。
歴戦の友軍地上部隊だが、ここではさすがに分が悪い。
支援してやらないとあっさり敗走してしまう。
戦車などは優先して狙うこと。
敵の航空機も無数に上がっているが、ここまでクリアしてきたとおり、今までのスタイルでいけば問題ない。
ただ前述の通り友軍の敗走が心配されるので、ひとつの目標にかかりっきりにならないこと。
地上目標を一掃できる対地兵装がある機体が好ましいが、後の事を考えると攻撃機は不安である。
せめてマルチロール機で出撃するべき。
速度性能が高めなのがいい。
敵艦隊には巡洋艦、駆逐艦、ミサイルボートの他戦艦や航空母艦もいる。
空母は早めに撃沈したいところ。
敵航空戦力の中にF-14Dの「VALET」がいる。
はっきり言って目立たない。

グレースメリアを防衛するエストバキア軍の敗色が濃厚となってきた。
そんな中シュトリゴン隊が出撃。
「すまないルドミラ・・・」
12番機をトーシャがつぶやく。
「ジェントルマンがこれほど集まるとは壮観だな」
隊長のパステルナークは続ける。
「シュトリゴン隊、全機針路を90に取り燃料の続く限り全速で離脱。
ガルーダ隊とのお遊戯は俺に任せておけ。
シュトリゴン隊、ブレイク!」
パステルナークは隊員の制止を振り切りエメリア軍の中へ突入。
ガルーダ隊へ迫る。

シュトリゴン隊隊長イリヤ・パステルナーク少佐との戦い。
搭乗機はCFA-44 Nosferatu(ノスフェラトゥ)。
初回プレイ時は入手不可能な架空機だが、超絶な機動を誇り、普通にロックオンしただけではミサイルがかすりもしない。
また十数機の無人機が周囲に展開、集中攻撃をかけてくる。
こちらも航空力学を無視するかのような機動を誇り、まさにファンネルのオールレンジ攻撃を受けているかのような状況になる。
この無人機は落としてもすぐ増えるので無駄。
ノスフェラトゥのADMM(ALL DIRECTION MULTI-PURPOSE MISSILE)は、一度に12の目標をロックオンでき、対地対空を兼ねるという反則ともいえる超兵器。
これがひとつの目標に向けられた場合、12発のミサイルが集中して攻撃目標に降り注ぐ。
射程も20000を超え、誘導性能も高いとまさに万能。
これらすべての攻撃力とノスフェラトゥの機動力が相まって、エースコンバット6中最強の戦闘能力を持つ。
ゼロのメビウスを遙かに凌駕しているんじゃないだろうか。
対抗手段はまともに空戦を挑み、偏差射撃を最大限に駆使する。
ちなみにドッグファイトなんてできません。旋回半径がこちらとは段違いなので。
ハイGターン使えば追いつけるが失速するので常時使えるわけもない。
もう一つの対抗手段は、まず射程20000以上の対空兵装を装備する。
遠距離からパステルナークに向かって飛び、ロックオン可能になったら即時撃てるだけぶっ放す。
撃ったら命中確認などせず、全速反転、離脱。この時ハイGターンも減速もしない。
ただ全速で反転するのみである。
全速でパステルナークから離れたらまた反転、遠距離からミサイルで狙う。
の繰り返し。
難易度エースであったとしても、該当する兵装さえあればどの機体でも勝てる。
ただこれだとSランクはとれない。
Sランクをとるためには、無人機もある程度落としておかないといけない。
特殊兵装が弾切れの場合、飛行場に降りて補給すること。
また飛行場上空で応戦し、ミサイルアラート鳴りっぱでヤバイ!と思ったら即スタートボタンで着陸すると危機回避できる。
この場合、補給すませて離陸時飛び立つ前に狙い撃たれると、避けるもくそもないので注意。
湾の友軍艦隊からは範囲は狭いながらも電子支援が受けられる。
この中では多少マシな状況で戦うことができる。
飛行場もさほど遠くないのでガチンコ挑む場合はおすすめ。


グレースメリア解放は成功、本戦争の勝利がほぼ確定した。
一部地域で抵抗を続ける残存戦力の鎮圧も時間の問題である。



ガルーダ隊の活躍によってできた敵の隙を突き、マクナイト軍曹らは例の地下トンネルに潜入していた。
この壁の向こうが大金庫室・・・
マクナイトはボブスボーム軍曹に戦車砲発射の号令をかける。
そして壁が破壊され・・・

ドニーの野郎がこんなにも大馬鹿野郎だったとはおもわなかったぜ。
やつに測量なんてできるわけでかったんだ。
にもかかわらず・・・俺たちはホンモノのお宝の前にいた・・

そこには「金色の王様」がいた。
さすがにポケットにしまい込むわけにはいかない代物だ。


メリッサとルドミラはグレースメリアにやってきた。
人々の顔は予想していたよりもずっと明るい。
その理由がすぐにわかった。
「本日は終戦なり、本日は終戦なり」
あのマクナイト軍曹の声である。
戦車の砲塔に「金色の王様」が座っており、前と変わらぬ笑顔でいる。
そこには愛娘マティルダの姿もあった。
メリッサは思わず駆け寄る。
親子は遂に再会した。