唐獅子仮面/LION-GIRL

「マジンガーZ」などの原作者・永井豪が原案を手掛け

『KARATE KILL/カラテ・キル』などの光武蔵人監督が

映画化したバイオレンスアクションです。

 

いん石の衝突で地球の唯一の土地となった関東平野で、

ヒロインが世界を救うために戦いを繰り広げる。


何となく分かってはいたが、とんでもないB級感でしたね。

いや、想像以上だったかもしれません。
 

まずは、全てが破天荒すぎて、何が何やら分からない。

目の前で繰り広げられている意味が理解できないのです笑
 

ある意味、一番可笑しいのは、地球を救う救世主的な存在がいるのですが、

それがどこからどう見ても、ヒロインに見えないのです。

もう笑うしかありません。


あと、やたらと全裸の男女が出てきます。

冒頭なんて、複数の男女が何も纏わずに、全裸で大浴場にいました。

 

何をしているのかは分からなかったのですが、

何に着ていないので、男性器もはっきりと見えるほどです。

最初にガツンとやられてパニくったとも言えますね。

 

さらに、本編中でも、何度も裸体が惜しげもなくさらされます。

外国人女性のキャストの巨乳なので、

どうしても視線がそこに向かってしまいます。

でも、不思議なんですけど、全くエロくないんですよね笑
 

いやぁー、そんなこんなで、ポイントでは見どころがあるのですが、

全体的には、昭和の時代に、外国人によって作られた、

超B級映画って感じです。

 

俺は嫌いではないです。

今の時代には、異彩を放っていて、とてもいいと思います!


2045年、複数のいん石が地球に衝突し、巨大津波が発生。

地球で唯一の土地となった関東平野はネオ・ニッポンと呼ばれ、

30年に及ぶ内戦の末に将軍・藤永氏が独裁を敷くようになる。

 

さらに、いん石が発する光線がもとで感染症が流行し、

生き残った者がいん石魔獣・アノロックとなり生存者を襲撃。

世紀末と化した世界で、人類を救うために唐獅子仮面が立ち上がる・・・。
こんなお話です。


出演は、トリ・グリフィス、ダミアン・T・レイベン、

デヴィッド・サクライ、木村知貴、岩永丞威、

デレク・ミアーズ等。


日本が誇る永井豪先生が原作です。

永井豪ワールドが遺憾なく発揮されていたと思います!

 

前半にいろいろ書きましたが、こんな作品があってこそ、

映画産業が盛り上がるのではないかと思います。


MY評価: ☆3 (☆5で満点)