ビフォア・サンライズ 恋人までの距離


Filmarks主催のリバイバル上映プロジェクトにて、

今回はバレンタイン企画として、2月14日を含む2週間、

恋愛映画の金字塔として多くのファンを持つ

『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』が上映されます。

 

『ビフォア・サンセット』『ビフォア・ミッドナイト』へと続く

「ビフォア」三部作の一作目である本作は、パリへ向かう長距離列車の

中で出会った二人のウィーンで過ごす一夜を描いたストーリーです。

 



1995年の公開から約30年ぶりの劇場公開となり、それを知った時から、

心がワクワクしていました。

 

そして、この極上のラブロマンスを楽しみにしていた人がたくさんいて、

劇場は大混雑です。

なので、事前にネット予約をして当日を迎えました。
 

そしたら何と、電車が沿線火災の影響で、

一部区間が不通というトラブルが発生しました。

 

予約していた映画館の最寄駅までは行かないことが分かり、

迂回して乗り継ぎましたが、上映時刻を大きく遅れて到着。

 

どうしようか悩みましたが、これも何かの運命なのだろうから、

途中からでも楽しめるだけ楽しもうと思い、入場しました。

 

上映スタートから約30分は過ぎていて、主人公の二人は、

既にラブロマンスの真っ只中です。

遅れを取り戻そうと、俺はそこから劇中にのめり込んでいきました。
 

あっ、すみません、本編と関係のない、

完全に私的なトラブル話をしてしまいました。

 

でもまぁ、こんなことが起こるのも人生です。

全てが思うようには進みませんね。
 

久しぶりに見ましたが、やっぱり最高のラブロマンスですね!

旅先という場面設定、限られた時間、たまたま乗り合わせた電車での出会い、

恋に落ちやすい条件が揃っています。

 

ただ、相手が誰でもいいというわけではありません。

一番大事なのは、相手にときめくかどうか。

主人公の二人は、出会った時に、それをお互いに感じたわけです。


それからの14時間は、夢のような時間でした。

ずっと話して、お互いを知れば知るほど好きになる。

 

別れの時まで限られた時間が刻一刻と進む中で、

お互いの心も少しずつ変化していく。

そんな二人の心の中が透けて見えるようでした。
 

あと、本作が他の恋愛映画と違うところが分かりました。

二人は、撮影中、本気でお互いに恋をしていましたね。

 

きっと、撮影前から気持ちの持ちようとしてそう思って

始めたような気がします。

そして、実際に恋に落ちたように思います。

 

さらに、キスシーンでそれを確信しました。

あのキスは、本気のキスでした。

 

ストーリーが進み、キスの回数を重ねるごとに、

キスも本気度が増していきました。

見ていれば分かります。

 

だから見ている側も大きな感動をするのです。

最後の駅での別れ際は、マジでヤバかったです。

 

恋愛っていいですね。

しばらくお休み中ですが、また恋愛したくなりました!

 

ブダペストからパリに向かう列車の中で、

ヨーロッパを旅行中のアメリカ人青年ジェシーと、

ソルボンヌ大学に通うセリーヌは出会い意気投合。

 

ウィーンで途中下車した二人は、一晩ジェシーの帰国便が

出発するまでの14時間だけ、つき合うことに。

 

夜通し二人は町を歩き、語り合い、お互いを理解し、

強く惹かれあっていくが・・・。
こんなお話です。


出演は、イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、

アーニ・マンゴールド、ドミニク・キャステル、

ハイモン・マリア・バッテンガー、アンドレア・エッカート、

ハンノ・ポーシェル等。


主演のイーサン・ホーク、若くてカッコ良かったです!

そして、セクシーでした。

 

ヒロイン役のジュリー・デルピーは、透き通るような目と、

モチモチ感のある肌と、あとは何と言っても純真な心が印象的でした。

絶対に男性からモテるタイプの女性です。

俺もあんな彼女が欲しいです!!笑


MY評価: ☆5 (☆5で満点)