人に役を与えない | 中国伝統風水師相沢璃慧

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今回は”役”について話をしたい。人は人に、”役”をつけるという話だ。

”夫”だったら、休日は家族全員でお出かけして、愛情表現してくれて、たまにはお花でも買ってくれるんじゃないの?年収は1千万稼いでくれるんじゃない?好きな物買ってくれるでしょう?

”妻”だったら、だまって自分の味方になって、良き理解者になっていつも支持してくれてご飯におかずは4品以上、毎日お家はピカピカにしてくれるんじゃない?

”恋人”だったら、いつも私の話を理解してくれて、どんなに疲れても聞く耳を持ってくれて、沢山話をしてくれるんじゃない?

”愛している”なら00してくれて00してくれて、00してくれるのが常識でしょ??

”親”だったら、00してくれて00してくれて、無条件に受け止めて理解してくれて愛してくれるんじゃない?

”子供”だったら、いう事きいてだまって勉強して、有名大学入ってくれるでしょ??

上司だったら。。部下だったら。。色々あるだろう。

と、いうわけで世の中には色々な”役目”という、人間が”勝手な思い込み”で決めているものがある。

でもそう言うと男女ともに目をカッと見開き頭を振りながら

”それができない時に笑って見過ごしたら先生、更に恐ろしいのにもっと大変な酷い事になってしまいますよ!!

そんな事許せっていうなら死んだほうがましだ!大切にしろ?それが愛だというなら私に愛なんかない!クワバラクワバラ”

だがしかしその愛に役(条件)がついているという事程寂しい事、自分の生気を奪う方法はない。

役は人にもつけられる事があるだろうし、自分でもつける。

1キロでも太るなら死んだほうがマシなんていうのもそうだろう。

そこには愛とは遠い道がある。相手をあるがまま愛せなければ相手から愛されている自信は絶対に持てない。

恐怖と怒りしか出てこず、愛が脇にやられる。

心の根底に愛したいという心があるのに、緊張で固まるのだ。愛しているのに。

そこには積年の恨みも悔しさもあるだろう。わかる。

だけど、そこには自分の選択だけがある。調和するか、絶対拒否するか。

だれも強制はできない。

周囲の世界は貴方の精神に属している。これは絶対の法則だ。

過去の苦しみや問題の過去を生きないで、今、慈しむ事や受け入れる事を目指して欲しい。

人の個性は一般から言えば誰でも”絶対超変人”である。逆に普通と言っている方が”超幻想”なのだから。

自分の世界を、あまり貶めすぎないで。苦しみ”過ぎている”場合貴方の真の苦しみは彼らのせいじゃない。

”普通”という、自分の世界だけの小さな浅知恵”客観性”を後ろに放り投げて欲しい。

貴方の”馬鹿だ!”と言っている対象の相手に対して、幸せにしようとして欲しい。彼らの笑顔を作って欲しい。

蔑んでいる対象だって、他者のようで、愛しずらい自分の1部だ。”愛して欲しい”と彼らは叫んでいる。貴方のように。

でももっと深く見つめると”愛している”と絶えず伝えている心がある。それは相手の心にも、貴方の中にも必ずある。

天は太陽と北風のように愛せるようになれと貴方を袋小路に追い詰める時がある。
でも、そこまで入れられる前に、諦めて欲しい。

”わかったよ。オーケー。愛するよ”と。

未熟な部分も、素晴らしい部分も、一緒に抱きしめた時、貴方の世界は一変する。

あんなに努力しても引っ張っても叩いても、泣き叫んでも開かなかった重厚なドアがあっさりと開くのだ。