「えっ、ゆうか・・・うそだろ・・・」


僕は携帯の着信欄をみて自分の目を疑った。

だがメールの送信者は間違いなくゆうかだった。


・・・・・メールを開いて読むのが怖かった。

なんとなく内容の察しはついていた。

それを読んでしまうと何かとんでもない展開になってしまうと予測できたからだ。

「・・・・」

だが僕は彼女からのメールを読まずにいられなかった。

読む前から僕の股間は熱くなり、男性が硬く勃起していた。

今朝ハルナの中へ射精したばかりなのに・・・。



(ピッ・・・)


メール本文を開くと、やはり想像どおりのことが書かれていた。


「ショウさん、久しぶりです。こんなわたし、あなたに嫌われるかもしれないけど、思い切って連絡しました。年始でいいので逢えないかな。どうしてもあなたに逢いたくなったの。迷惑だったら返事はいらないです。すごく寒くなったけど、身体に気をつけて良いお年を過ごしてね。ゆうか」


僕は携帯を握ったまましばらく硬直していた。
予期した内容ではあったが、頭が少し混乱してしまったのだ。

「・・・・」

心臓がどきどきしていた。


(どうしてもあなたに逢いたくなったの・・・)


ゆうかが僕に逢いたいときの殺し文句だった。

ゆうかじゃなくても女性側から「どうしても逢いたい」と言われると、逢ってしまう性格だった。

部屋着のズボンの中で僕の男性がさっきよりもガッチンガッチンになっていた。

ゆうかを抱けることでもう頭の中がいっぱいになっていたからだ。

もちろん彼女のメールにはセックスしたいとは書かれていない。

でも今までゆうかがこういった連絡を唐突にくれるときは決まって僕に抱かれたいときだったからだ。

数ヶ月前、僕の家に置かれたままだった冬服を取りに行きたいという理由で連絡をくれたときも本心は抱かれたかったからだ。

「・・・・・」

僕は携帯のメール一覧を見て前回ゆうかが僕の自宅に来たときにやりとりしたメールの日付を見た。

あの日、ゆうかは自分で安全日を選んで僕に逢いにきたからだ。

ゆうかの月経周期はとても安定している。
彼女と半同棲をしているときからよく計っていたので、過去メールの日付からおおよその安全日が計算できた。
念のため、ネットでも調べながら計算してみた・・・

「メールには年明けに来たいって書いてあったな・・・」

ややおぼつかない計算方法だったが、なんとなく彼女の次の安全日が見えてきた。

その計算だと年明け・・・1月の2日から数日間は安全日ではないかと思えた。

「・・・これってやっぱり・・・」

いいようにしかとれなかった。

一番の体調は彼女自身が知っていることだ。

もし年始に来る日を彼女が2日、3日あたりに設定してきたら間違いなく僕と激しいセックスをしたいということになるだろう。

僕は はやる気持ちを落ち着かせた。

既に勝手な妄想だけでゆうかとセックスできる気分になっている。

ゆうかにはまだ返事を書かずにリビングのソファーに座ってコップ1杯の牛乳を飲んだ。


「ふーっ・・・」


テレビの前のテーブルにはハルナに買ったプレゼントが入った箱が置いてある。

それをじっと見ながら考えた。

昨夜、帰国したときにハルナに別れを告げられなかったどころか素敵なイブとセックスを彼女と愉しんだ。今朝も勢いで愛しあった。

ハルナという女性に大きな落ち度はない。
落ち度があるとすれば本人にではなく彼女の周囲を取り巻くややこしい人間関係だ。

ハルナは余命少ないおばあさまに孫を抱かせたい一心で結婚を急いでしまったのだ。

確かに結婚相手がドクターとあらば申し分ない。

だがハルナが彼のもとから逃げ出したということは、現時点でもうハルナは彼に対して愛情はない。

それどころか僕を深く愛してしまっている。


「まいった・・・こいつはまいった・・・」


ゆうかは「もっている」女子だった。
絶妙なタイミングで連絡をいれてくるのだ。

前回逢ったときもそうだった。
僕がハルナと交際を決意するタイミングだった。

僕とハルナがうまくいかないことを悟っていたかのようにも思えた。

ゆうかの性格はいい意味でぐいぐい来るところだ。

彼女は米国育ちだからだろうか、日本人にはない気質をよく感じた。

言わないで悶々としているよりもとりあえず言うだけ言ってみる。

抱かれたいなら抱かれたい意思を見せる。
それもちょっと男心をくすぐりながら。

そんな小悪魔的な可愛い女性だった。

そう、ここにきて僕の心を惑わす小悪魔・・・


「いや・・・・」


ハルナとのイブ、そして今朝のセックスを思い出した。

僕はクリスマスのデートでハルナと終わりにしようと思っていたのだ。

彼女には十分素敵な思いをしてもらった。

それに年末年始はハルナは家族サービスで忙しく、尚且つ生理に入ると思われる期間だ。

ハルナは以前から生理中は僕に逢わない傾向があった。

なのでもし僕がゆうかと年始に逢ってもハルナと鉢合わせすることもない・・・。


僕は携帯を開いて、文字を打ち込み始めた。


「あとで電話するね。20時ぐらい」


そう一言書くと、メッセージ送信ボタンに指を置いた・・・。

「あとで電話するよ」

そんな つっけんどんな返事ではなく「電話するね」という優しめの口調で書いた。

このメールを読んだとき、ゆうかの心臓がきゅんと音をたててしまうことがわかる・・・。


(ピッ・・・)

ゆうかにメールを送信した。

すると数分後に彼女から返事が届いた。


「ありがとう!嬉しい。電話待ってます」


短い文章だったが、彼女の心が少し踊っているかのように思えた。

「・・・ふーっ・・・」

ゆうかが今になって僕に逢いたいという気持ち・・・それをどこまでいいように受け取っていいか不安だった。

実は僕の想像とは全く違うことで逢いたいと言っている可能性もある。

裏目に出たとき、落ち込んでしまいそうだ。

それに前回逢ったとき、ゆうかは僕に新しいガールフレンドがいることはわかっていたはずだった。

それでいて僕に逢いたいっていうのは・・・

(まあ、電話で聞けばわかることか・・・)

僕は携帯を一旦置いて、旅の荷物整理をはじめた。

トランクの底から渡航先で買った現地のくそまずいお菓子がでてきた。

「しまった、これもハルナと食べようとして忘れてたな・・・」

現地の人ですらあまり口にしないという、なにかのネタになると思って買ったお菓子だった。

一袋開けて口にすると、まじめにマズかった。

その味にどこか覚えがあった。

「ああ、これ、昔ゆうかが何処かで手に入れたお菓子の味に似ている・・・」

ゆうかと半同棲中、彼女が米国で暮らしていたころに罰ゲームで食べさせられたというお菓子を通販かなにかで買ってきたのだ。

赤や緑のド派手な色合いで砂糖の塊のような甘さと変な辛さ、妙な匂いのするお菓子だった。
食べたあと、舌が紫色になった。

「罰ゲーム・・・そう、思い出した・・・」

 

ゆうかには米国であちら国籍のボーイフレンドが何人かいたのだ。

彼女が言うには米国の恋愛では日本と違ってオープンなところがあり、例えば男女のカップルがお互いに同意の上で他の異性と付き合ってしまうこともあるとか言っていた。

もちろんそういう交際は否定派が圧倒的に多いとのことだが、短期間で気軽に交際相手を試したりできることがいいと言っていた。

ゆうかのボーイフレンドもゆうか以外の女性とセックスしているのを知っていて、ゆうかも本命の彼氏とは違う男性と時々セックスしていたと言っていた。

日本に帰ってきてからはそんなオープンな交際はしていないとのことだったが、そういう人間関係を経験してきたゆうかにとってしてみれば、僕に彼女がいようが自分が最終的に選ばれてしまえばいいと考えているのかもしれないと思った。

実際、前回僕の部屋にきたとき、ハルナの存在を感じ取ってジェラシーのあまり泣き出したからだ。
そのときの様子を思い出した・・・。


(ショウさんて・・・いまって・・・つきあってるひと・・・いる・・・よね?)

(そうよね・・・いいひと、いないわけないもんね・・・)

(そのひと・・・ここに何度か来てるんでしょ)

(謝ることないじゃん・・・この家を出ていったのわたしなんだし・・・今はもうあなたとは・・・・)

(ううっ・・・うっ・・・ぐすん、今日はね、ショウさんの前で 泣かないで・・・泣かないでいよう。冬服を受け取ったら明日の朝、笑顔で帰ろうって思ってたのに・・・う、ううっ、泣いちゃったっ・・・!!ううっ、うううっ!!うぁああああんんっ・・・!!)

ゆうかは バッ、と両手で顔を隠すと立ち上がり リビングを離れ 寝室のベッドにつっぷしてわんわんと大声で泣きはじめた・・・。



そうだ、そうだった・・・あの日のゆうかは 僕にはもう新しい彼女がいるとわかっていて・・・それでもゆうかは逢いたいと言ってうちに来たのだ。

ゆうからしい前向きな行動力・・・


思えばあの日のセックスの内容も自分を改めて僕に見せつけるようなセックスだった。

(あああっ、いくっ、いくぅっ、あああっ、ショウさん、出してっ、ああああっ、ほしいっ!!だしてだしてだしてだしてーーっ!!!)



(ショウさんっ!!あーーっ!!好き、あーーっ、いくっ!!ああーーっ、いくっ、いくいくいくいくいくっ!!あーーーーっ!!イックゥぅうううううっ!!あああああっ!!)

ゆうかの大好きな座位で膣内射精した・・・


(好き・・・大好き・・・ショウさん・・・・)

(ちゅっ・・・ちゅっ・・・ちゅっ・・・)

(僕もゆうかが好き・・・幸せだね・・・ゆうか・・・)



(うん、幸せ・・・ほんと今、すっごく幸せ・・・)


そんなゆうかがまたうちに来る・・・


荷物を片づけながらあれこれ考えたり思い出したりしていると、いつの間にか陽は沈み、ゆうかに電話をする約束の20時になった。

僕は携帯をとりだし、久しぶりにゆうかの携帯に電話をかけた。


(プルルルルッ、プルルルルッ・・・)


彼女が電話口に出る間、心臓がどきどきした。









つづく

ハルナとのセックスがクリスマスど真ん中だったことと生理が近いと言うことは数日後の28か29日ぐらいで女の子の日がきたとすると年末年始、彼女は生理中・・・ということになるだろうと予測ができた。

ハルナは基本的に生理中には僕の自宅に来ることが少なかったことから、余命少ないおばあさまと正月を過ごすだろうと思った。
まず間違いないだろう。


「・・・来年の正月は1人で過ごすかな・・・」


この1年を振り返ると怒涛のように色んな事柄が僕の周囲で起こった年だった。


思えば1年ほど前の今頃はゆうかと正月をどう過ごそうか話をしていた・・・。



昨年の春ごろだっただろうか。ゆうかと僕で築き上げた半同棲生活に一旦区切りをつけて、今までよりも少し距離を置いた関係になった。

結果的に僕らはそこからつかず離れずの関係となり、ゆうかは僕に定期的に連絡を入れてきた。

・・・僕らはある意味、結婚を意識しつつも少し気楽な男女の恋愛をしていた。セフレの関係になったのだ。

彼女とのセックスでは中出しをしていたが、やはり僕らに子供はできなかった。

 

生理の周期が安定しているゆうかは安全日や排卵日がはっきりしていた。

彼女は自分からもう言わなくなったが排卵日には僕に逢いたがっていたように思う。

 

指折り数えながら僕に逢うタイミングを見計らうゆうか・・・僕もそんな彼女の気持ちを知りながらセックスをしていた。

 

心のどこかで二人の間に赤ちゃんができれば僕らは変われる、結ばれると思っていたのだ。

 

でも授からなかったのは、彼女との運命だったのだろう・・・。

 

あんなに興奮しながらいつも二人同時に果てていたのに・・・。




二人の未来は不鮮明だったが、愛情は変わりなく続いているように思えた。

ゆうかはやはり僕の海外事業参加に不満を持っていたので関係がぎくしゃくしたままといえばそうだったが、どこかいいタイミングで関係が修復するのではないかという望みを持っていた。

 

それにゆうかも僕も新しいパートナーをつくらなかった。

 

彼女とのセフレ関係は継続され、昨年から今年にかけて 大晦日と元旦は僕と過ごしてくれた。

そう、今年の新年はゆうかと迎えたのだ。

ゆうかとリビングで裸で抱き合いながら酒を飲み、NHKの紅白を見ていた。
テレビの明かりだけの部屋・・・紅白出場歌手の歌を聴きながら後背位や座位で官能的なセックスを愉しんでいた。

除夜の鐘を聞き、新年のカウントダウンが済んで年が明けると軽くワインで乾杯してからすぐに寝室に手を繋いで入り、そのまま姫始めをした。

「ショウさん、今年もよろしくね・・・って言っていいのかな、あはは」

「いいんじゃない・・・」

不安定な関係だとわかっていながらも辞められない男女の関係。

 

恐ろしいほどまでの身体の相性と培った愛情。

 

 

大声で愛してる、愛してるといいながらゆうかはイキまくった。

酔った勢いもあり、年明け早々から激しいセックスだった。

僕よりもゆうかの性欲のほうがすごかった。

求められるまま何度も彼女を中イキに導いた。

 

 



「いくっ!!ああ、だめっ!!いくわっ!!ああ、いくっ!!いくいくいくっ!イクーーーッ!!」


そんな僕とゆうかの想い出が蘇ってくる。

たった1年前の出来事なのに。
 

あんなにしっかりと愛しあえていた仲だったのに・・・。


ロマンチックな正月をゆうかと過ごしたあと、僕はまた海外に行く仕事についた。

ゆうかはまた僕を待つ女になってしまう。

その気持ちは解っていたが、僕は仕事を選んだ。

いつしかゆうかからの連絡も途絶えた・・・。


新しい恋愛、結婚相手を探すため婚活サイトに登録し、色々な女性と逢うなかでハルナと出逢った。

ハルナとデートとセックスを繰り返す中、わりと早い段階で彼女を人生初中イキに導き、彼女を大人のオンナへと変貌させた。

ハルナとの交際が本格的にスタートしようとしたタイミングでゆうかを1度抱いたが、たぶんあの日彼女は僕にお別れに来たんだろうと思った。

 

とても悲しげな置手紙を残して・・・

 

 

(だけど わたし前にすすまなきゃって思っています。じゃあ・・・またね。さようなら・・・)



そして先日のパーティで見たゆうかの姿と新しい彼氏と思われる男性とのツーショット・・・

この部屋の合鍵を持ったままの彼女の本心を探れないまま、ゆうかは新しい恋へと進んでいく・・・。

僕はゆうかへの未練を引きずり、ハルナに怪しい影を感じながらも

 

彼女と半同棲をするまでの関係となり、今日まで交際が続いていた・・・

こうやって思い返すと、あっと言う間の1年だった。

 

ゆうかとハルナ、そして仕事・・・

 

いろんなことがあった1年だった・・・


「まあ、たまには一人で過ごす正月も悪くないか」


シャワーを浴びて遅めの朝食というかブランチで、イブの日にハルナが買ってきてくれたけど お腹がいっぱいで食べれなかったケーキを食べていると携帯にメールの着信があった。

開いて見るとハルナからのお礼メールだった。

「あんなに素敵なイブを過ごしたのは生まれて初めてです」

「ショウさんがますます好きになりました」

官能的な時間を僕と過ごせたことが書かれてあり、最後に1行だけ前カレのことに触れた文章が書かれていた。


「カレのこと、まだ解決できなくてすいません。わたしもどうすればいいか、いい答えが出ないままです・・・本当にごめんなさい」


僕はその一文を読んで「はっ」、と気付いたことがあった。

余命少ないと言っていたハルナのおばあさま。

そのおばあさまがハルナにもってきた縁談で彼女と前カレは出逢った。

そしてハルナは一旦その男と婚約までして結納まで済ませていた・・・

ドクターというステータスを持った男と溺愛する孫娘の仲をとりもったおばあさまの笑顔が見えるようだった。


「そうだ・・・そんなおばあさまにハルナは縁談話を反故にしたいとハッキリ言えないんだ・・・言えるわけがないんだ・・・」

何故そんな簡単なことに気付かずハルナからの吉報を待つだけだったのだろうかと、自分の空気の読めなさに情けなくなった。

「これじゃその前カレ・・・いや婚約者の男がハルナを諦めない限り、僕の出る幕なんかないじゃないか・・・??」

僕にいたずら電話めいた着信を入れてくる男だ。
よほどハルナに対して執着心があるのだろうと思った。

「ドクターのステータスを持つ男とハルナを争う三角関係なんかになってもなあ・・・」

やすっぽい恋愛映画だと僕はその狭間でハルナを彼と争うのだろう。

だが現実世界でそれは考えにくい。

ハルナが婚約までしてしまってる相手だし、親族も僕みたいなパンピーよりもドクターと娘が結ばれる彼女の人生を望むだろう。

色々な要素と状況からしてもうハルナの両親やおばあさまに「ハルナさんをください」と挨拶に行くなんてことは叶わぬ夢だろうと思った。

(ショウさんがますます好きになりました・・・)

だがハルナの文面を見るかぎり、彼女は僕にゾッコンの様子だった。

「どーすんだ、これ・・・」

今まで不倫恋愛というややこしい山を色々越えてきた僕だったが、さすがにこのときは頭をかかえた。

ハルナと僕がすぱっと別れてしまえばこんなに悩むこともない。

だが今も昔も女性に対して冷たい態度をとることが苦手だった。

僕の優柔不断さがマイナスな展開になっていく理由だった・・・。

それも自覚していた・・・。

「だめだなあ、僕って・・・」

難しい表情でケーキの残りをもしゃもしゃと食べていると、玄関脇の部屋に渡航用の鞄と手荷物、トランクを放り込んだことを思い出した。

部屋に着くなりハルナとセックスして酒を飲んで寝たので帰国したときの荷物がほぼそのまんま放置されていた。

「あっ、やっべ・・・」

僕はあることに気付いて、トランクの中身を開けた。

「ハルナにクリスマスプレゼントを渡すの忘れてるじゃん・・・」

トランジットのDFSで買ったGUCCIの革の手袋・・・
手首のところにお洒落なファーがついた今の季節、ハルナが歓びそうな革手袋だった。

「いけね・・・なにやってんだ」

今日も朝からセックスしていて寝落ちまでしていたのでプレゼントのことを全く忘れていたのだ。

僕はハルナにあわててメールを入れた。

「ハルナ、ごめん。クリスマスプレゼントをきみに買ってあったんだ・・・すっかり渡すのを忘れていて・・・」

すると今日から年末にかけて家族団らんで過ごすのでこちらには来ない、という返事が来た。

「クリスマスプレゼントありがとうございます。とても嬉しいです。年始の楽しみにとっておきますね」

やはりこれから生理期間になることと、たぶんおばあさまと家族全員で過ごせる最後のクリスマス、最後のお正月になるんだろうと思った。

テレビの前のテーブルに僕はプレゼント用のリボンつきの箱を置いた。

さっき届いたハルナからのメールには彼女が次に僕の家にいつ来れるのかまでは書いていなかった。

ここに置いておけば年始に万が一僕がいないときにハルナが着てもプレゼントには気が付くだろうと思った。


(じじじじっ、じじっ・・・)

「ん??」

携帯にメールの着信があった。

「ハルナかな?」

僕は携帯を開いてメールの着信欄を見て・・・手が震えた。


「えっ、ええっ・・・!?」


ゆうかからメールが届いたのだ。







つづく

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・」


やがて二人のオーガズムが収まりを見せ、真っ白だった周囲の様子が見えてきた。

心地よい気だるさの中で、身体の間接に力が戻っていくのがわかったが、まだ二人の身体は離れようとしなかった。

離れたくない・・・お互いにそう思っていた。

が、射精を終えた僕の脳が、正常な意識を取り戻しつつあった。


この日の目的の1つ・・・ハルナと最高の同時イキをすることは見事達成できた。

ハルナを女性最高の気分に誘うこと・・・そして彼女と幸せな気分で同時に果てること・・・それができて僕は素直に嬉しかった。

ハルナの中にはまだ小さくなってしまった僕が入っている。

幸せで嬉しい気持ちが続いている・・・。

ゆうかへの未練が残る中、ハルナとの恋愛を諦めようとしていた。

本当は薄情な男を演じるべきだった。

だが、昔から僕はこういうときに ズバっと別れ話を切り出せないことがほとんどだった。

しかも幸せすぎるこの雰囲気でハルナに別れを告げる理由も言葉も見つからなかった。

彼女に女性としてのステータスで大きな問題があるわけではない。

あるとしたら前カレとのいきさつと、未だそれが解決に至っていない点ぐらいだ。

それはそれで二人にとって大きな問題点であることには変わりないが・・・


ずるっ・・・・ずぽっ・・・・・


彼女との繋がりを解き、女性器から流れ出ようとした僕の精子をティッシュで抑えてあげた。

ハルナは恥ずかしそうに身をよじり、近くに落ちていたバスローブで下半身を隠しながらアソコを拭いていた。

「・・・・・」

そんな彼女の動作1つ1つが何故かこの日は愛おしかった・・・。


(だめだ・・・言えない・・・今日は言えない・・・)


クリスマス・イブに美しく愛しあえた。

「ショウさんが、わたしの中に・・・います・・・」(照)

全ての行為が終わったあともハルナはしばらくの間、下腹部に手を置いて 愛する男から受けとった愛情の丈をとても喜んでいた。

彼女にとって思い出深いセックスとなったのは間違いなかった。

そんな雰囲気に水を差すような展開にもっていくなど、愚の骨頂だと思った。

このあとハルナの手料理による楽しいクリスマスディナータイムも待っている。

彼女とこのまま幸せな気分で聖夜を過ごす・・・それが一番いい流れだと思った・・・。


「メリークリスマス、ハルナ」

「メリークリスマス、ショウさん・・・」

シャンパンで乾杯し、ハルナが用意してくれたディナーを一緒に食べた。

オードブルなどは出来合いのものでそろえた感があったうえに、オーブンで焼いたチキンは火の通りが甘いなど、料理が上手ではないハルナらしい点がいくつかあったが、一生懸命になって僕を楽しませようとしてくれた彼女の気持ちのほうが嬉しかった。

なによりも彼女とのトークは楽しかった。

車が好きなところも話題があう。

激しいセックスをしたあとなのでお腹がすいていたせいもあって、ハルナが用意してくれた料理はほとんど食べた。

彼女はどんどん空になっていく皿を見て、とても喜んでいた。

ただ、買ってきてくれたケーキはお腹がいっぱいで食べれなかったので翌日に持ち越した。

二人で酒を飲んで酔っ払い、笑いながらベッドに入ってそのまま朝まで眠ってしまった。

幸せなイブだった。


翌朝、AM6時ぐらいに二人で目が覚めるとハルナは朝立ちでガッチンガッチンの僕をいつもと同じように求めてきた。

昨夜あれだけセックスしたのにハルナの性欲は朝から旺盛だった。

朝立ちの僕を触ってしまうと、どうしてもセックスしたくなってしまうと言うのだ。



「あああっ、おっきいっ!!硬いぃぃぃっ!!あああっ、素敵っ!!」


ハルナに限らず僕と寝屋を共にした女性の大半はこの朝立ちを放置できずに朝から僕にのしかかってきた。

朝の寝起き直後のセックスは脳が覚醒しきってないため、快感がダイレクトに伝わりやすく、女性のオーガズムの感度が自ずとアップするという説がある。

しかも古代から人間は夜に狩猟し昼間にセックスしていたことから、朝から性欲が高まるホルモンが出やすくなっているという説もある。

不倫恋愛をしているとだいたい奥様と逢うのは旦那のいない昼間に限られる。

女性の性欲の高さを感じることが多かったのは日が昇った時間でのセックスだったというのは一里ありそうだ。

それにハルナは生理前だと思った。

長年の勘となんとなく感じるフェロモンの濃さ・・・

「ハルナ、生理前でしょ」

「そうなんです。どうしてわかるんですか?」(照)

「ハルナの性欲が昨日今日とすごいから」

「ふふ、隠せませんね、ショウさんの前では・・・」

「女の子の日前後ってすごく欲しくなる女性、多いよね?」

「わたくし、そうかも・・・ふふふ、恥ずかしい・・・です・・・」(照)

「いいんじゃない、求めてくれると嬉しいし。恥ずかしくないよ・・・」

イブがあけたクリスマス当日の25日、ハルナはこの日も僕と一緒に過ごすかと思っていたが、家族と過ごしたいとのことだったのでプレイ中のモーニングセックスが終わったら帰ると言った。

ハルナを溺愛するおばあさまの余命が幾ばくかであることを知ってしまったので、返さないわけにもいかない。


「あああっ!!いく、いくっ!!あっ!!またいく、イクーーーッ!!」

・・・ハルナの様子を見ていると帰りたくないようなオーラも出ていた。

1時間ほど正常位で愛しあったがまだもの足りない気持ちを感じたので後背位でのプレイを提案すると、拒むこともなく少し恥じらいながら四つん這いになると僕に尻を差し出した。

美しい桃尻の湿り切った部分に僕の男性が飲み込まれていく・・・

すぷっ・・・ずぷっ、ずぷ、ぬちっ・・・



「うあっ・・・あっ、あっ、あっ・・・ああっ!!う、後ろからのショウさんも硬いっ・・・あああっ、気持ちいいっ・・・!!」

すっかり僕の後背位を気に入ってしまっているハルナは正常位でできあがった身体のままバックで突きまくられた。

「あっ!!ああああっ!!あっ、ああああっ!!すごっ、すっごく硬いっ!!あああっ、素敵っ!あっ、いく!!いく、あっ!いくっ!いく、いくいくいく、イクーーーーッ!!」

色気の塊のようなハルナの尻にペニスを突き立てていると、ごりごりとしたいやらしいハルナの膣壁の感触が今まで以上に感じられたことで僕もすっかり興奮し、最後はハルナの中に射精してしまった。

「あっ、ハルナっ!!いく、イクーーーッ!!」

「ショウさん、愛してるっ!!ああっ!!いく、イくーーーーッ!!

びくん、ガチィィィン!!びりびりびりっ・・・

昨夜に続く愛ある中出しと同時イキにハルナはまた尻を左右に振って悦びながら僕の精子を腹の中に受けとっていた。

後背位での中出しはあまりしていなかったので興奮度もすごいものがあったようだ。

精子の量は少なかったはずだったが、性欲のあがりきったハルナの身体には関係なかったようでイブのセックスに負けないほどの大声を上げながら果てていった。


「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ハルナ・・・」

「はぁ、はぁ、はぁ、あああ、ショウさん・・・すごかった・・・すごかったわ・・・」

「はぁ、はぁ、はぁ、すごかった・・・ね・・・」

「あああ、愛おしい・・・ああっ・・・まだ・・・まだ出ていかないで・・・まだわたしの中に居て・・・」

ハルナの恐ろしいほどの性欲と色気に流されながら結局2時間ほどセックスしてしまった。

 


「朝のショウさん、やばいです、ヤミツキです・・・」(照)

「そんなに違うものなの?」(笑)

「はい、違うんです。なんか良いんです」(笑)

抱き合いながら行為後のラブラブトークをしているうちに、二人とも二度寝をしてしまったようで気が付くと11時近くになっていた。

僕は行為後のフラフラな頭と身体でそのまま女性と数時間寝てしまうことが多く、アフターセックスで好きな行為?の1つだった。

だがこの日の二度寝はまずかったようで、ハルナはあわてて帰り支度をして実家へと戻っていった。

結局僕はハルナに別れ話を切り出すことができず、

ハルナもまた自分が前カレとどうなっているのか情報を共有してくれないままだった。








つづく

いつも僕のブログを読んでくださってありがとうございます。

 

気がつけばもう2月!!

 

月日が経つの、はやっ!

 

で、先月お買い上げのブルーレイさんたちです。

 

 

手前のタイトルから

 

「ミラクルマスター 七つの大冒険」!!

 

僕が子供のころに劇場公開された作品で、

そのときは観れなかったんです。古い映画になってしまいました。

ずっと観たかったんですよー。

 

で、待望の初ブルーレイ化です!

 

でも観たらつまんなかったです!!(笑)

 

そもそも七つも冒険してないです!!(笑)

 

ヒロインのタニア・ロバーツさんがめちゃ可愛くて

全編とおして結構肌の露出が多いコスチュームで、

冒頭のシーンでは

おっぱい・・・バストトップまで見せてくれるので

(〃▽〃)

それだけが救いでした・・・(笑)

 

 

続いて一番奥のタイトル

 

「クローバーフィールド・パラドックス」!!

 

「クローバーフィールド」はシリーズというか、

この作品の前に「クローバーフィールド」の名前がついた映画が2作ありまして、

この「パラドックス」は3作目・・・2018年の映画になります。

 

ずっと観たいなーと思ってて、なかなか観れなったんですけど

アマゾンで1000円ぐらいで安売りしてたので

買っちゃいました!

 

まあまあ面白かったです。

歴代のクローバーフィールドっぽい内容で楽しめました!

 

 

さて、真ん中のタイトル

 

 

「ビートルジュース ビートルジュース」!!!

 

こちらはティム・バートン監督の「ビートルジュース」の続編で引き続きティム・バートンが監督し、主演も同じくマイケル・キートンがでています。

2024年9月に公開されました。

 

僕は前作(1988年)の大ファンでして

 

えっ、今ごろあの映画の続編作ったの?

 

って、ちょっとびっくり。

 

でも前作同様のハチャメチャな映画に仕上がっていて、

とてもとても楽しめました。

 

ヒロイン役のジェナ・オルテガが可愛くて、ファンになりました!(笑)

 

 

さて今月は何を買おうかなー?

 

 

また面白い映画を見つけて買ったら書いてみたいと思います!

 

 

 

 

 

 

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