「すごいっ・・・はぁっ、はぁっ・・・あーーっ・・・ショウさん・・・」

はぁ、はぁ、と荒い息のまま ハルナは僕のクンニとクリ吸いを褒めたたえてくれた。

「すごいっ、気持ちイイッ、うーっ・・・あーっ、すごいっ・・・」

ハルナが少し上半身を起こしたのがわかった。

美しい両足はゆるく広げられた状態で僕はまだびくびくと痙攣を続ける彼女の花園に唇を吸い付かせたままだだった。

ハルナは今、理解したはずだった。
自慰のオーガズムとは感じ方が全く違うことを。

彼女の下半身の痙攣がおさまりをみせたので僕はようやく唇を花園から離し、熱くほてった彼女の股間から顔をあげてハルナを見た。
かなりのドヤ顔だったと思う。

「どうだった?気持ちよかったでしょ」

「ううっ、う、うんっ・・・すごく・・・すごく・・・気持ちよかった・・・!!」

「そう、よかった」

「・・・ショウさん、すっごい上手です」

「あはは、ありがとう」

「こんな風に感じたのははじめてです・・・」

「そうですか」

「びっくりしちゃって・・・腰が少し笑ってます」(笑)

「あはは、大丈夫?」

「はい、うふふ。平気です」

「・・・・」

「・・・・」

「・・・僕のこと、好きになれそうかな」

「・・・はい、そう思います」

目と目があい、一瞬二人の空間に静けさが漂った。


「・・・入れてもいい?」

「・・・はい・・・」(照)


もう一度クンニでイかせてあげようかとも思っていたが、ハルナの恥じらい混じりの返事を聞いて心臓がどきりとなった。

今すぐ、この女性と繋がりたいと思った。

僕は硬く雄雄しく立ちあがったペニスを握りしめ、ハルナのアソコにあてがうと、亀頭をハルナの愛液でたっぷりと湿らせた。


「あ・・・」

ハルナがその瞬間、目を閉じ、起こしていた上半身をどさりとベッドに沈めた。

僕はハルナにのしかかるように彼女の下半身に体重をかけていく。


ずぷっ・・・ずっ、ずずずっ、ずずずずずっ・・・


濡れきったハルナのアソコに何の抵抗もなく生のペニスが飲み込まれていった。

 

「はぁっ、うっ・・・」

 



この日初めて繋がっていく男と女の身体。

暖かな肉と肉がふれあい、こすれあう心地よい感触が、徐々に徐々に強くなっていく。

この心地よさがいつか愛情になるのだろう。

現時点で僕らには「愛」はない。

愛は無くとも互いの身体の興味と性欲だけでこうしてまず最初の繋がりが持てる。

気持ちいいと思える間柄が、徐々に男女の愛になっていく。

そうあってほしいと願った。


「あああ、ああああっ・・・あーーっ・・・」

「痛くない?」

「はいっ、痛くないですが・・・」

「どうかした?」

「ショウさん・・・長いです」

 

「そうかな?あはは」(笑)

 

「なんかすごい奥まで入っている感じがします」


「奥のほう、まだ怖いかな?」

「怖いっていうか、あまり当たったことが無い場所に当たっているような・・・」

「そっか。じゃあ、ゆっくりするね」

「はいっ・・・」

僕は上半身をおこすと、ハルナの腰骨をつかみ、ゆるりゆるりと自分の腰を動かしはじめた。

「これぐらいの動きは・・・どうかな」

「はい・・・うん、もう怖くありません。気持ちがいいです。とても」

ハルナのおっとりとした口調はセックスが始まっても変わらなかったのでこの瞬間の光景はすごく覚えている。

「そう、じゃあ、このまましばらく突いているね」

「はい、ショウさん、すごく優しいです。嬉しい」

「あはは、普通だよ」


繋がってみると、色々とわかることがある。
ハルナのアソコの感触は悪くない、が少しゆるい感じがした。
しかも膣内はあまり開発されていないようだ。

(ハルナの男性経験は意外と少ない方かな・・・?)

奥を突く時の感覚とリアクションでなんとなくそう思った。

ゴムをつけてと言われなかったのは嬉しかった。

実際、もうこの時点で彼女の心の中では僕を未来の旦那候補として見ていたようだった。


ずちゅっ、ずん、ずちゅっ・・・


・・・正常位で数分間愛し続ける。

ゆっくり、ゆっくりとハルナに僕の色を刷り込んでいくように、丁寧に丁寧に腰を動かし続けていく。

「すごいっ・・・ショウさん・・・」

「うん?どうかした?」

僕は腰の動きをとめることなくハルナに聞いた。

「わたし過去に・・・なんか、こんなに長い時間男性とエッチしたことがなくて・・・」

「そうなんだ」

「はじまるとすぐに終わるもんだと思っていました」

「そうなんだね・・・僕のこと怖くない?」

「ううん、すごく心地いい感じがしているんです」

「嬉しいね」

「ショウさんの優しい動き方が・・・すごく気持ちよくて、なんだかクセになりそうです」(笑)

「それはいいね。・・・じゃあ、次は・・・ちょっと少し強めに突いてもいいかな?」

「えっ・・・はいっ・・・」

「よし、じゃ、少し強くなるよ・・・」

僕はゆるゆる動かしていた腰つきをイッキに加速して見せた。


ずん、ずん、ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ・・・

さっきとはうってかわって、力強いセックスへと変貌した。
猛々しい肉棒がハルナの身体へ容赦なく、打ち込まれていく。

ハルナが思わず声をあげた。

「あーーーーっ、いいっ・・・これも、いいっ・・・」

「奥のほう、痛くない?」

「痛いというか、なんだかちょっとびっくりしつつもすごくいいかんじがします」

「いいでしょ?」

「はいっ、いいですっ・・・でも、こんなに奥を長い時間突かれたことがなくて・・・うっ、うっ、うっ・・・ぅっ・・・あっ、でも、すごく・・・すごく・・・!!・・・感じる!!」

「よかった。このまま突き続けるね・・・」

ずん、ずん!ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!ずん!・・・

「あっ、あっ、あっ、いいです、すごくいいです!!あっ、あっ!」

強めに突く、と言ってもまだまだ本気で突いてはいない。
フルパワーの30%ぐらいの力だ。

(これは・・・今日のセックスではこの子、イかないな)

ハルナは感じてはいるものの、完全に受身の姿勢だった。
中イキの経験も無さそうだとすぐにわかった。
ハルナの反応からしてこの日、中イキオーガズムまで導くことができないことは顕著な状況だった。

感じてはいるが上り詰めるというところにはいかない。
そしてセックスを無心で楽しもうとする女性の振る舞いではない。

(男性経験自体、かなり少ないんだろうな。もしくは淡白な男性とのセックスが多かったのか・・・)

これ以上僕が楽しめないとわかったからといって手を抜くわけではない。

僕は上半身をハルナの身体に密着させる彼女の全てを包み込むように抱きしめ、そしてディープなキスをした。
もちろん腰は激しく動かしたままだ。

「んっ・・・んーーっ・・・!!」

口内で絡み合う舌と舌、そして熱く繋がりを続ける互いの性器。
セックスにおける一体感は男性もそうだが女性にとってもかなり幸せなものだろう。
今、ハルナはかなり感じてくれていると思った。


「あーーっ、きもちいいっ・・・すごいっ・・・・あーーっ!!」


セックスがはじまって30分ほど経ったころ、思わずハルナから反射的に声があがった。

ハルナは目を閉じたまま、かなり満足そうな顔をしていた。
中イキには達しないが、この行為でそれなりの満足は得られているはずだと感じた。

が、どうしたら今以上にハルナが感じてくれるのかということを色々と考えはじめた。

せっかく肌をあわせるのだから女性にはもっともっといい思いをしてもらいたいし、よしんば素敵な関係に発展するきっかけになればいいことだ。

ただし交際をするつもりが僕にないのであれば、これ以上彼女にサービスするのもどうか??

悩ましいところではあった。

・・・そんな僕の想いとは裏腹に、ハルナは僕とのセックスをかなり「堪能」していた。

 

 

「あっ、あっ、あっ、あっ!」

 

「気持ちいい?」

 

「えっ、あっ!うっ、うん!いい、いいです!す、すごく気持ちいい!」



(・・・男性からこんな風にされたことはない)


ただそれだけの感情がハルナが僕に対する意識を大きく変えようとしていた。

 

 

 

 

 

 


つづく

ハルナは僕よりも10cmほど身長の低い女性だったが、ベッドでは大きな身体の女性に見えた。

(着やせするタイプなんだな・・・)

僕が裸のハルナを抱きしめたときの第一印象だった。

顔つきや足は細身の印象があるのに胸は思っていたより豊満で腰つきやヒップも一回り大きい印象を受けた。
でも腰のくびれはしっかりとありムダな肉つきの印象はあまり感じない美しい身体をしていた。

肌も日焼けを感じさせないほど白く透き通るような肌で 古風な雰囲気漂う純日本女性の肌と身体つきが裸になった彼女の特徴であり、美しさだった。

乳首は暗闇でもわかる鮮やかなピンク色で、あまり男性経験がないのかなと思えるほど色づきがよかった。

僕の唇全体で乳首に吸い付くと、

「ああああ、ショウさん・・・!!」

と、かなりの反応をみせた。
硬く立った乳頭はかわいい小粒のような大きさだったのを覚えている。

初めて抱く女性の身体への最初のアプローチはキス、その次は乳首とおおむね決まっている。
乳首に吸い付いたときのハルナの反応はかなり良い、と感じた。
お次はクリトリス・・・その反応が楽しみだ。

僕の舌先が胸や首筋、そしておへその下へとのびていく。
同時に僕の右手の指が彼女の股間へとのび、やわらかな花園をまさぐりはじめた。

「ああああ・・・」

ハルナが目を閉じたまま、声をゆるくあげる。

ぐっしょりと濡れきった女性器はその奥までがもう甘い蜜で満たされていることが入り口付近を触っただけでわかった。

僕は彼女の愛液を指先にたっぷりとつけると、その指でぬらぬらとクリトリスを擦り、そしてぴんぴんとはじいてみせた。

「あうっ・・・ううっ・・・」

すぐにいい感じの反応がハルナから返ってくる。

「ううっ・・・あーーっ、いやっ・・・あーーーっ・・・・」

口からこぼれ出る気持ちよさそうな声。
大きな叫び声にはならないようにしている気遣いがハルナから感じられた。

「気持ちいい?」

「はい、すごく・・・」

「すっごく濡れているよ」

「ううっ・・・はずかしい・・・です・・・」

恥じらいからか少し股間を閉じようとする動きを見せたが、指の進入を拒むほどの動きにはなっていない。

小陰唇の開き具合はむしろ指の進入を、そして僕のペニスを明らかに待ち構えていた。


硬くとがったように立つ彼女のクリトリスはそれなりの発育を遂げているように感じた。
それは自慰行為を繰り返しているクリトリスの大きさと硬さだと思った。

(セックスは嫌いじゃなさそうだな)

僕の心臓はばくばくと高鳴りはじめた。
彼女がクンニでイクことができる身体であろうと想像できたからだ。

(まずは舌でイかせる!必ず!)

僕は彼女の下半身に頭をもぐりこませ、じらすように太ももや内股部分に舌を這わせた。

「あああ・・・いやああ・・・っ・・・」

ハルナは「じらされている感」からか、下半身を少しよじりながら大き目の声をあげた。

じわりじわり、そしてねっとりとした舌が彼女の下半身をぬらしていく。
そして、僕の唇と舌が彼女の花園全体をねっとり、ぱっくりと包み込んだとき、ハルナはこれまでで一番大きな声をあげた。

「ああああああああーーっ!!あーーーっ!!」

僕は舌先を立てて彼女のクリトリスをぴちゃぴちゃ、ピンピンと舐めあげながら聞いた。

「気持ちいい?」

「うん、すごく・・・ショウさん、・・・・上手・・・!!きもちいいいっ・・・あーーっ!!」

(これは舌でイかせることができる。彼女のクリは自慰で出来上がっている)

僕はハルナの反応を見た瞬間、そう思った。

どうしてそう思うかはなかなかお伝えにくいところだが、この調子ならクンニでイかせられるなと感じる瞬間がある。

クリトリスへの自慰行為でイける身体なのだから、クンニでもイけるだろう、という理屈からでもある。
それとちょっとした身体の反応・・・。
女性がオーガズムに昇っていくときのアソコの震え方など経験上からそう思えるときがある。

ハルナとの最初のセックスではGスポットへの刺激はあえて無しにした。
右手の指は軽く彼女の花園の入り口付近をぬるぬると刺激したままで、舌先の動きをクリトリスに全集中させた。


くちゅ、ぺろ、ぺろ、くちゅっ、ぺろ、ぬちゅっ・・・


子気味良い間隔とストロークでハルナのクリトリスが舐めあげられる。

僕は女性にクンニをしてあげるのが大好きだ。

その舌の動き、舐めあげる強さ、アソコ全体を這うようないやらしいストロークには自信がある。


くちゅ、くちゅ、ぺろ、くちゅっ、ぺろ、ぬちゅっ・・・


時には強く押さえつけるように、そして時にはねっとりと舌先でぬるりとひねるように舐めまわされるクリトリス。

女性にとっては たまらない行為内容だろう。


「あああっ、いいっ・・・ショウさん、いいっ・・・!!すごくきもちいいいっ・・・!!」


クリトリスは人によってはガチガチに硬く勃起して、舌先でそのいやらしい硬質な弾力を感じることができる。

ハルナもそうだった。

硬い貝柱のような感触が舌先にはっきりと伝わってくる。
それをさらに舌で転がし、時々口をとがらせ、その小さな突起を軽く吸い上げる。

「あーーーっ・・・!!あーーーっ!!、あーーーっ!!ショウさん、あーーっ!!」

僕はがっちりと彼女の両方の太ももを自分の肩にのせ、お尻を少しもちあげるようにしながら舌と唇を彼女の花園に吸い付かせ、その激しくもいやらしいストロークをさらに強く、激しく続けた。

「あーーっ!!あーーっ、いやっ・・・もう、あーーっ!!ああああーーっ!!」

ハルナの声のボリュームがだんだんとあがってくる。
制御しきれない声色になったと思った瞬間、彼女の下半身全体がぶるぶると小刻みに震え始め、ふうっ、ふうぅっ、と腰が数回浮きあがった。
クリイキの前触れだ。


ぺろっ、くちゅ、くちゅ、ぺろ、くちゅっ、ぺろ、くちゅっ!・・・


「あーーっ、だめ、あっ!!ショウさん、あっ、あっ!イクっ、あっ、あっ、あっ・・・あーーっ!!イクーーーっ!!」


彼女が絶頂を表す大声をあげた瞬間、ガチン!と身体が一瞬硬直し、腰がびくっ!!びくっ!!と数回跳ね上がった。


びくっ!!びくびくっ!!びくっ!!びくんっ!!!

「あーーっ!!あーーっ!!ううっ・・・うーっ!!」


それはハルナが最初に僕に見せた絶頂の姿・・・。
恥じらいと気持ちよさが複雑に混じったオーガズムだった。


「あああっ!!ううっ、ううっ、うーーっ!!ああっ!!」


僕はハルナの花園から唇と舌を離すことなく、ここぞとばかりにクリトリスを

(ちゅううぅぅぅぅっ・・・!!)

とゆるく吸い上げた。
これが嫌いな女性はあまりいない。
むしろクリイキオーガズムの快楽が瞬時に数段階アップする。

「あーっ!!あーーーっ!!!あーーっ・・・!!・・・あああっああああーーーっ!!!あああーーっ!!」

(ちゅうぅぅぅぅぅう・・・・)

「はあっ・・・!!はぁっ・・・あーっ、いやっ!!・・・ああああっ・・・うあああっ、あああっ、ああああっ・・・すごいっ・・・ショウさんっ・・・!!」

びくっ!!びくっ!!びくっ!!

ゆるく吸われ続けるクリトリスと彼女の女性器全体がびくっ!びくっ!と痙攣している様が舌先に伝わってくる。
いやらしくも美しい、女性最大の喜びの瞬間だ。

 

 

「うああああっ、ううっ、ううっ、うーーっ!!っつ、うっっ・・・!!

ハルナの顔は僕から見えないがいやらしい笑みを浮かべつつ快楽でよじれた顔をしているだろうと思った。

恥じらいを忘れ、足を大きく開いたまま絶頂直後の陰核を男に吸われ続ける。

僕が女性とエッチをしていて最高に嬉しくなる瞬間でもある。


「あああああっ・・・・あああっ・・・・ううっ、うううっっ・・・」

 

オーガズムの快楽がピークを過ぎるころ、彼女の声の様子から理性がハルナの身体の動きを抑制しはじめたことがわかった。

何故ならハルナにとって初めて身体をあわせる男にこんな淫らな姿を見られたのは生まれてはじめてだったからだ。

そしてよほど恥ずかしかったのだろうかとっさに声を殺そうと口に手をあてていた。

が、このときのオーガズムの快楽は隠せるものではなかった。

「うううっ・・・ああっ・・・ううっ・・・」

(恥ずかしい、でも今その唇を、舌を、離してほしくない)

びくん・・・びくん・・・びくん・・・

クリイキオーガズムの余韻に入っていくハルナの身体。

「うううっ・・・・・・ううっ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」

ハルナの腰つきからいやらしいメッセージがひしひしと僕の唇全体に伝わってくるのがわかった。


 

 

 


つづく

しばらく無言のままのハルナ。
 

僕はハルナの気分を害してしまったか?と思った瞬間、ハルナは少し遠い目をしながらゆっくりと話し始めた。

「今日・・・わたしショウさんの家にいってもいいのですよね」

「えっ、・・・ええ、かまいませんよ」

ホテルがいいと言われるとかまえていたので少し面くらったがこれで今夜ハルナを抱けるのは確実となった。


車内での愛撫でハルナのアソコの濡れ方は本気だった。
陰部への僕の指の進入も拒む気配がなく、むしろ受け入れた。
セックスをする気がないのであればここまで濡れないし、男の自宅に行くとも言わないだろう。

ハルナはすっかり僕のことを気に入ってしまった様子で既に未来の夫候補として見ているようだった。

初エッチからして「手順」を踏んでいた。
ホテルというよりも未来の旦那候補の家で僕のステータスを確認した上でのセックス、という流れが彼女の納得のいく展開なのだろうと思った。


「ショウさんもお車をお持ちですよね」

「ええ、まあ」

「わたしをそちらに乗せてくださいませんか」

「ええ、いいですよ。喜んで」

僕は当時、スポーツカーを2台所有していた。
1台は国産の高級スポーツカーでもう1台は外車のオープンカーだった。

「ハルナさんは、お車が好きなんですねえ」

「ええ、でも、あまり車には詳しくないんですの。どちらかというと乗るのが好きなので」

車は男のステータスシンボルでもある。
ハルナは僕の家や車で僕のステータスを見計るつもりなんだろう。


自宅前に着くと、すっかり日が暮れていた。
僕はマンションの立体駐車場を操作して自分の車たちをハルナに披露した。
ハルナにはわからない車だったようで、キョトンとした顔をしていた。

僕は自分の車と入れ替えるかたちでハルナの車を車庫に留めると今度は僕の運転で車を発進させた。
ハルナと乗ったのはオープンカータイプのほうだ。

「雨がほとんど止んできたので屋根をあけてみましょうか」

「まだ少し降ってるようですが・・・」

「風流設計がいいのでこれぐらいの雨だと走ってる間は車内に雨が入らないんです」(笑)

「へえ・・・」

少し風が冷たかったがせっかくのオープンカーなので屋根をあけて走ってみた。
走りだすと雨も止み、日が沈んだ夜の街を僕らは疾走した。

途中コンビニに立ち寄り夕食になりそうなものとお酒、おつまみをいくつか購入した。

コンビニの駐車場で僕らは軽いキスを交わした。
車の屋根が開いたままだったが、ハルナはおかまいなしの様子だった。

自宅マンションに着きエントランスをくぐった時点で僕が住むマンションを気に入ったらしく、ハルナはどこか有頂天だった。
部屋に案内すると益々その笑顔がほころんでいく。

「うわー、なんだかご結婚されてた雰囲気がありますね」

「あはは、あたりまえです」

カウンターキッチンに大きな食器棚、大型の冷蔵庫、リビングには大きなソファーとダイニングテーブル。

一人暮らしの独身男の部屋ではない雰囲気がそこにあった。
僕はつい数ヶ月前までは結婚していたわけだから結婚を夢見るハルナには夢のようなセッティングに見えたのだろう。

(いかん、かなりこの女性の期待感を煽っている)

僕は少しぶるぶるとした悪寒を感じた。
が、もうここまで誘い込んでいては後戻りもできない。
今夜ばっちりハルナを抱きたいといういやらしい考えも僕を後押ししていた。(笑)

「ハルナさん、ご飯食べようか」

「はい、お腹すきましたね」

「サラダでも作ろうかなあ・・・」

と僕はのろのろと冷蔵庫をあさって野菜を取り出した。
のろのろとしているのは、ハルナが「わたしがやります!」と手をあげるのを待っているわけなのだが・・・

「えっ・・・」

ハルナはソファーに座ってテレビを見始めている・・・。

僕はキャベツをざくざくと切るとツナの油缶をそこに和えてドレッシングをかけ、簡単なサラダを作った。

ハルナは食卓の準備をする僕を横目にテレビを見続けている。

(あんまり家庭的な女性じゃないのかなあ??まあ、初めて僕の家に来たわけだし・・・たぶんゲスト気分なんだろうな)

初回の訪問でいきなり家財道具のあちこちを触るのも変な話だ。
なので、そのときは気に留めないでいたが


「わたくし、お料理が全然だめなんですの」(笑)

「ええっ??」


テーブルの準備ができ、食事をはじめてしばらくしてからのことだった。

僕がさりげなく「ハルナさんの得意なお料理は?」と質問したところ、そんな答えが帰ってきたのだ。

「ハ、ハルナさんて確か花嫁修業中ですよね」(苦笑)

「ええ、でもお料理は苦手で・・・」(笑)

「はあ・・・」

「いつも母か おばあ様が作ってくださるし」

「・・・」

「わたくし、お野菜を切るのが全然ダメで」(笑)

「な、なるほど」

「手が荒れるのがとても嫌ですの」


僕はそれを聞いた瞬間、この女性が今まで婚期を逃してきたことがなんとなくわかったような気がした。

結婚という二文字を熱烈に追いかけてはいるものの、男性側がハルナとの結婚を考えられなかったのだろう。

現に今、僕はハルナとの結婚はおろか、交際はないなと思ってしまっていた。

ハルナ本人としても「料理が苦手だ」とあっさりと暴露してしまうのはどうなんだろう。

男性側としてはお料理は女子力をあらわす象徴的なスキルだと思う。
そのスキルがゼロです、と あっけらかんに話してしまうのは最初からそこを受け入れてくれる男性を探しているということだろうか。

ただハルナが男性を夢中にさせるほどの身体なら話は少々別だ。

この食事のあとに待ち受けているベッドでの激しい行為の数々・・・

それまではじっと我慢だ。


食事が済み、お酒も入って二人ともいい雰囲気にようやくなってきた。

ハルナがシャワーにかかりたいというので僕は使っていない男性用のパジャマを出し、バスルームの前に置いた。

換えの下着は持ってきている様子だったので、お泊りする気持ちはあったのだなと改めて確認ができた。

彼女と交代で僕がシャワーにかかっている間、ドライヤーで濡れた髪を乾かす音が聞こえてきた。

ハルナと交際するかどうかはこのあとのセックスの内容にかかっていると言ってもいい。
ようし、まずは彼女をたっぷりと楽しませてあげよう、と気持ちを切り替えていった。

バスルームでこのあと始まるハルナとのセックスを色々と妄想していると僕の男性が、ぐぐぐぐぐ!!と大きく元気に持ち上がり、硬く反り返った。


 

 

 

 


つづく

さて、デート当日・・・


あいにくの雨模様だったが目的はハルナご自慢のお車でのドライブとそのあとの初セックス。
イイ感じで抱いてハルナとまずは男女の関係を築きたいと思った。

僕の自宅マンション前、約束の時間どおりにハルナはやってきた。

ご自慢のベンツは・・・最新モデルではなく2世代ほど前の恐らく中古のベンツだった。

花嫁修業中の無職の女性が新車のベンツを所有できるなんてムシのいい話だと思っていたが車を見て実はお嬢様お嬢様してない女性なんだなと思ってむしろ安心した。
僕が良家のお嬢様と結婚なんて筋書きが良過ぎる話だ。

ガラス越しに僕を見る彼女の表情はドヤ顔でニコニコしていたのをよく覚えている。
よほどご自慢の車なんだろう。
たぶん彼女はこの車の人気やグレードを気にしていない、というか知らない。
「ベンツ」というステータスに惚れて乗っているのだろうと思った。

「おー、これがご自慢のベンツだね。いいね!やっぱりベンツは!」

「うふふ、あいにくの雨ですけどね」

ハルナは笑顔で僕を車内に迎え入れてくれた。

ハルナの服装はミニのワンピースだった。
クビれた腰に沿うようなボディラインが魅力的だ。
今思い出すとワンピースがとても似合う女性だったように思う。
極端に短いワンピではなかったが裾から伸びる生足が僕の股間を熱くした。

発進前、窓越しに僕のマンションを見るハルナ。
僕がバツイチであることはプロフで伝えてあったので、目の前にあるマンションに僕が前妻と一緒に暮らしていたことは承知のはずだ。


「ショウさんは、立派なマンションにお住まいなんですねえ」

「ええ、まあ・・・いい感じで働いていますので」(笑)

「お仕事ができる男性はステキです」

「あはは、ありがとう」


雨の中を走り出す車・・・

彼女の運転は女性とは思えない大胆な運転だった。
毎晩走っているというのはウソじゃなかろう。
車も中古とはいえ、新車で買うとそれなりの値段の車だ。
さすがに乗り心地は悪くない。

僕はハルナの車をありったけの知識でほめまくると、彼女は益々上機嫌になっていった。

ドライブデートというと男性の僕が運転するのがお決まりだが、女性に運転してもらってこんなに気持ちよく街道を走るのは初めての経験だ。
助手席に座って運転してもらうことも悪くないもんだなと思いながら雨の街並みとハルナの横顔を眺めていた。

会話もはずんだところで昼食の時間になった。
雨が降り止まないので あまりウロウロしたくないこともあり、国道沿いにあるファミレスに入ろうということになった。

昼食の間、僕はついに聞きたかったことを彼女に聞いた。

「ハルナさんはものすごく結婚を急がれているイメージがあるのですが・・・?」(笑)

「ええ、わたくし、すごく素敵な男性との結婚生活にあこがれてますの」

ほんとにこういう話し方の女性だった。(笑)
おっとりとした雰囲気で「和」が常に漂う素敵な女性だった。
どうしてこんなに美人で素敵な女性が婚活サイトに登録してまで結婚を焦っているのかなあ・・・と素朴な疑問がうかんだ。


「あのサイトに登録したのは、やはり結婚を急ぐため?」

「ええ、自宅で花嫁修業しているだけですと、やはり男性との出会いがなくて」

・・・まあ、確かに無職の女性と職を持っている女性では男性と出会う確率に差が出るのは当然。

「ショウさんはこちらのサイトでもう何人かとお逢いしてますの?」

「ええ、何人かとは逢いましたよ」

口が裂けてもものすごい人数の女性と逢ったことは言えなかった。(笑)

「ハルナさんは?」

「わたくしも何人かの男性とお逢いしました」

「交際には至らなかったのですか」

「交際した方もいましたが、別れてしまいましたね」

「そうですか。僕の印象はどうですか」

「男らしそうな方で、とても魅力があります」(笑)

「そうですか、嬉しいです」

「ショウさんから見て、わたしの印象はどうでしょう?」

「とてもお綺麗でしかも落ち着いて見える女性だなと感じています」

「嬉しいです」(笑)

「・・・そんなに結婚を急がれる理由は何かありますか?」

僕は核心をつこうと質問を絞った。

ハルナは何か言いかけたが、少し考えるような仕草をとった。

(・・・・??)

僕は少しそのハルナの様子に違和感を感じた。

「・・・両親がやはり・・・早くいい人と結婚してくれと。(笑)あと、おばあ様に花嫁姿を見せたくて」

「へえ・・・」

「あの車もおばあ様に買ってもらったの。私へのプレゼントだって」

「えー、おばあ様があの車を選んで?」

「ええ、気がついたらわたしに買ってくださっていました」(笑)

なるほどー、と思った。
と同時にイキなお祖母さんの姿が頭にうかんだ。
中古とはいえ、ベンツのスポーツクーペだ。
若い頃、ハイカラな娘さんだったか自分の憧れを孫に投影したかったのか・・・
いずれにせよ いいお祖母さんだ。

(ハルナはおばあちゃん子なんだな。きっとお祖母さんもハルナが大好きなんだろう)

僕もおばあちゃん子だった。なので彼女の気持ちがわかったような気がした。


「・・・僕はバツイチですが、気にされないのですか?」

「・・・ええ、あまり気になりません」

バツイチであることは逢う前からあらかじめ伝えていたが若干ハルナが改めてバツイチ情報を聞くと一瞬びくっ、と反応したような気がした。

(・・・・??)

またもハルナの様子に違和感を感じたがそれよりも僕はハルナが結婚について尋常じゃないほど焦っているような気がして少し本心からずれた言葉を発し始めた。


「・・・僕がバツイチだからいえるんですけど『結婚』って たぶんハルナさんが夢見ているものとは違ったものだと思いますよ」

「・・・・」

「焦らずにお相手との将来をじっくり考えて結婚されたほうがいいと思います」

「・・・焦りは禁物・・・ですか」

「うーん、気持ちだけが先走っているように見えますね。パートナー同士のしっかりした愛情がないと勢いだけの結婚は危ないと思います」

「・・・ショウさんと結婚するには交際期間を多くとればいいのでしょうか」

「いえいえ、愛情の問題ですよ。あのサイトでは結婚を焦る男性も多いです。これは持論ですけど焦ったもの同士って盲目に近いじゃないですか。愛情の確認を真剣に行った上での結婚がいいと思います」

僕はハルナと逢うまでの数々の恋愛、不倫、そして前妻との離婚の経験をふまえてコメントを続けた。

が、話をしているうちにハルナの耳にはあまり届いていないような気がしてきた。
逆に僕が結婚に前向きでない男のように思われている感じすらしてきたからだ。

(なんとしてでも早く結婚をしたい)

その頑なな姿勢、妙な意識の強さが彼女にはあった。
彼女の両目には「結」「婚」という文字が見えるほど。(笑)荒い鼻息すら感じた。(笑)

(・・・なんか僕のほうが食われてしまいそうだな。まあ、まずはそれでもいいのか。後々真剣な交際に繋がればいいわけだし)


のんびりと昼食を終えて店を出たらまだ雨がざあざあと降り続いていた。

ひと気の無い駐車場で僕とハルナはベンツ車内ではじめてのキスをした。

見つめあい、特に僕を拒むこともなく彼女は僕の唇を迎え入れ、そして自分から舌をからめてきた。



くちゅくちゅと舌のからまるいやらしい音と、フロントウインドウにばあばあとあたる雨の音だけがしばらく車内に響いた。

僕は彼女のワンピースの裾に手をのばすと彼女はゆるく足を開き、僕の手の進入を許した。

彼女のバンティは生地の上からわかるほどにすでにぐっしょりと濡れていた。

唇を離して見詰め合った。

「僕のこと、好きになれそうかな?」

「ええ、とても」(笑)

「このあとどうします?」

「・・・」

「どこかホテルに入る?」

「・・・」

ハルナは俯いたまま、しばらく無言になった。

これから男に抱かれるというスイッチが入ったのかハルナの心臓がドキドキと音を立て始めたのがわかった。
 

 

 

 


つづく

いつも僕のブログを読んでくださってありがとうございます。

 

今夜もカレーを作ってます!!

 

 

夕飯の豚肉料理の煮汁と冷蔵庫に

開けて数日経ったトマト缶の残りがあったので!

 

「こいつらカレーにするしかない」

 

ショウさんのカレースイッチがオン!になりました!(笑)

もう作り終わるまで眠れません!(*^▽^*)

 

具材は玉ねぎと茄子、キノコ類、ネギ、鶏肉です!

 

自宅にはクミン、カルダモン、ターメリック、オールスパイス、ガラムマサラ、バジル、カイエンペッパー、などなど、いろんなスパイス缶があります!

毎度好みでスパイスをどばどば入れながら作ります!

 

 

できました!所要時間約30分!!

えっ、前回と同じカレーに見える?

 

いえいえ前回はこっちです!↓(笑)
 

 

まあ、カレーはカレー・・・なんですけど!

前回は大根の葉がメインでしたので

やはり見た目も味わいも変わりますね!

 

 

鶏肉もいい感じで煮込まれています!

 

嫁には朝起きたら「夕飯はカレーでいいよ!」って言うつもりです。

これで嫁は1食ぶん楽できるよね?

 

 

 

 

 

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