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ありがとうございます。
終活のグレイスサポート
代表行政書士の松下愛です。
『終活３０秒講座』では
これから終活をはじめる方向けに
相続・遺言の基本知識を
分かりやすくお伝えしております。
どうぞお気軽にお読みください (^-^)
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認知症５２３万人に備えるために
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２０３０年には
認知症の患者数が
５２３万人にのぼる
見通しとなったそうです。
最も懸念される課題は
介護人材の確保とのこと。
介護人材は今でも不足しているところ
ますます足りなくなる
事態が予想され、
外国人材の受け入れ拡大や
テクノロジーの活用が
打開策になるのではないか
とのことでした。
（2024年5月9日日本経済新聞記事より）
認知症への備えとしては
介護体制の確保はもちろん
最重要ですが、
財産の管理体制も大切です。
認知症がすすんでしまうと、
預貯金などを自分で管理するのは
難しいでしょう。
また金融機関の方でも、
ご本人の意思の確認がとれないと
預金がおろせなくなってしまうからです。
そのような場合の備えとして
おすすめなのが、
銀行の代理人登録です。
銀行の代理人登録は
ご本人が入院したりホームへの入所などで
預金をおろせない場合
あらかじめ登録しておいた代理人が
ご本人に代わり預金の引き出しなどが
できるというものです。
ご本人が認知症になってしまっても
代理人が引き続き管理できますので
安心です。
銀行の代理人登録は
窓口で簡単に手続きでき
費用もかかりません。
日常的に利用する銀行で
登録しておくのがおすすめです。
ただし銀行によって
代理人になれるのが
生計を同一にする親族に限るなど、
条件が少しずつ違います。
あらかじめご確認のうえ
ご利用ください。
注意点ですが、
代理人登録は
認知症になってしまった後では
できません。
なるべく早めに登録をご検討ください。
また利用開始後は、
他の親族の誤解を招かないよう
領収書などをきちんと保管し、
ご本人のために利用したことを
明確に説明できるようご配慮ください。
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