過多月経の原因をまず知り、できることをやろう

今日は過多月経について。

これまで勉強してきて、現時点で私が辿り着いている「過多月経の原因」は以下の通り。

①子宮の冷え

②酵素不足

③子宮卵巣疾患

④ホルモン異常（エストロゲン優勢）

⑤更年期

①子宮の冷え

子宮の収縮運動により経血が押し出される。これが生理。ところが冷えていると子宮が硬くなっているから、ギュウギュウ収縮しないと経血を出せない。このギュウギュウが生理痛。そして冷えが強いほど強くギュウギュウするから、子宮の内側が傷ついて本当に出血をしてしまう→過多月経。過多月経かつ生理痛がある人はこれが原因である可能性が高い。

A、お腹の中が温かい人になりなさい

②酵素不足

生理は古いものを捨てて新しいものを生むという代謝そのものなので、「代謝酵素」の働きが必要不可欠。そしてその酵素は「タンパク質」でできている。ところがほとんどの人がタンパク質不足なので、強くて元気な酵素が足りてない。さらには冷えてて血流が悪いので、代謝酵素を十分に子宮など必要なところに運ぶことができず、上手に代謝（＝生理）ができない。そのために子宮をギュウギュウして経血を出すしかなく、①になる。

A、タンパク質を摂りなさい＆お腹の中が温かい人になりなさい

③子宮卵巣疾患

子宮や卵巣に疾患があると、癒着があったり、ボコッと張り出ていたりして、子宮の形がいびつになっている。そこに生理の収縮があると、無理な方向に引っ張られたりして、子宮が傷ついて本当の出血をしたりする。また筋腫があれば内膜の表面積が大きくなるので、その分、経血量が多くなるし、内膜症やチョコレート嚢胞があれば、飛び散っている内膜組織からも経血が出るので、過多月経になる。

A、①②の取り組みをしなさい

小まとめ。子宮卵巣疾患があってもなくても、①②に当てはまる過多月経女子は多くて、その証拠に、お腹の中が温かい人になる取り組みとプロテインを飲むこと（＋骨盤を柔らかくする）で、過多月経を劇的に改善した生徒さんが何人もいる。だからまずはこの①②を取り組んでみて欲しい。取り組んで悪いことはなーんにもないよ。良いことしかないからぜひやってね。

④ホルモン異常（エストロゲン優勢）

２つある女性ホルモンのうちのエストロゲンが、内膜（経血になる）を作る。ところがエストロゲンが強くなりすぎることで内膜を作り過ぎてしまい、過多月経となる。このエストロゲン優勢になる原因は色々言われていて、高脂肪食、精製糖質（白い砂糖）、アルコール過剰、経口避妊薬、環境ホルモンなど。

A、過多月経なのにスイーツ食べてる場合じゃない（砂糖を欲しがるのは体が栄養失調だからだよ。「これ」読んでね）

⑤更年期

閉経を前に子宮は悪あがきをすると言われている。すごい活動的になっちゃう。それに当てはまる生徒さんがいて、若い頃からずっと生理周期は４５日とかゆったりめだったのに、いよいよ閉経が見えてきたら、毎月キッチリ生理がくるようになり、しかも漏れてしまう程の過多月経になったりしている。全員が悪あがきするわけではないけれど、こういうこともあるのだ、と知っていてね。

A、①②をやりつつ、自律神経を良くする。（子宮や卵巣に命令を出すのは脳下垂体なので、その脳下垂体の最大の仕事「自律神経を良くする」ことを意識的にすることは、脳下垂体を助けることになる）

大事なことは、知る、学ぶこと。そして自分にできることをやること。

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幸せになると腹をくくる。健康になると腹をくくる。結局これ。自分に今どんな病状があろうと、自分が今どんな環境や状況にあろうと、この自分で生きていくしかないんだし、この自分で幸せになるしかない。腹をくくっちゃった方がいい。この自分を幸せにしてやろうじゃないの。今の自分を誰がダメだと言った？はー？大きなお世話。自分を生きることがんばろ。いっぱい楽しんでやれ。いっぱい笑ってやれ。はい今日も目線を上げて自分ゴー！だ。自分を無限に幸せにしていく！

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