こんばんは
兼ねてより待っていた、日本皮膚科学会の皮膚科専門医の認定書が届きました
私が皮膚科専門医を取得したのは2008年。今回3度目の更新です。
実は専門医制度が新しくなりいろいろとややこしくなって、更新するのを諦めていた私
専門医制度が新しくなって、更新の条件の一つに「症例報告が各分野からまんべんなく10症例必要」ということだったので、大学病院を離れた身としてはそれは難しいし、私もう更新無理!と思って、学会行った時にもちゃんと単位を集めてなかったんですよね〜
でも「2度目以降の更新の人は症例報告は不要」とある時学会から連絡があり、しかしその時には更新単位取得締切までに1年少しだったからもうどっちにしろ単位集め間に合わん!無理やーー!!
と思ってひとり諦めてたのです
そんななか、昨年にみき先生と出会い、みき先生から専門医更新の相談を受けた時に、逆に私の状況を相談したっていう、、笑
すると、コロナ禍でウェブセミナーになってるので、ウェブでたくさん単位取得できる!という有力情報や、何を幾つ聴講したら良いか、など詳しい情報をみき先生がたくさん教えてくれて、なんと8ヶ月ほどで必要単位を取得できたのです
みき先生、凄いタイミングで私と出会ってくれたこと3度目の皮膚科専門医更新はみき先生のお陰です
(↑昨日久しぶりにみき先生とカフェ行けました)
皮膚科専門医や形成外科専門医を取得せずに美容医療で活躍している先生方はたくさんおられますし、今の世の中SNSで気に入った先生を受診する人も多いので、専門医を持っているかどうかなんて気にしている患者様はあまりおられないかもしれません。
女医にとって、専門医取得はホント苦労です
(なので専門医をもっている女医さんは努力し苦労したことは間違いありませんね!)
専門医を取ろうと思ったら、医学部最短で24歳で卒業して、そこから皮膚科専門医の場合は最短6年で取得できるので30歳。
24〜30歳って(もしくはどこかで浪人か留年しているとそれより高齢)、女性にとっては結婚、妊娠、子育て…と重なってしまうとなかなか難しく、それで専門医取得を諦める女医さんも多いです。
何故かというと、専門医を取得するのに出勤日数が定められているのでそれ以上は働かないといけないという問題や、幼い子供を子育てして働きながら単位を取得するための学会発表や論文書いたりなど、過酷すぎることが多いからです。
(私の場合、皮膚科専門医を絶対取る!と志していたので、専門医取得するまでは子供をつくらないようにしていましたが、結婚したら早く子供が欲しいという女医さんも多いと思います。)
皮膚科専門医を取得する際にはテストもあります。日常の皮膚科診療ではまず滅多に出会わないような重箱の隅をつつくような凄くマニアックな事まで出題されますので、皮膚科学において皮膚の構造や機能、疾患のことなどについて一から十まで学べたことがとても良かったと思います。
たまに「しみ」で受診された患者様が、診せていただいて「これは(しみとは)違う、悪性だ」と疑い大学病院へ紹介し、その結果、悪性黒色腫などの悪性皮膚腫瘍だった、ということがたまにあります。
そういう時に、疾患知ってこその美容だな、と思います。要は基礎が大事ということです。基礎を知らずして安心安全な美容医療はできないと思います。
苦労して取得した皮膚科専門医なので、この度無事3度目の更新ができてほんと良かったです
これからも皮膚科専門医として精進し、患者様のお役に立てますよう頑張ります
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中山 由美
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