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ゴースケのFighting days

カレーとボクシングとヌコをこよなく愛する関豪介の日々の叙事ブログ。
たまにボケかますから気をつけろ。

先週鶏もも肉でスパイスを活かしたコンフィを作ろうと企てるも、旨いけどスパイス感が薄いなーということで、今回色々と試してみたとです。

今回は鶏むね肉を使ってみました。普通に茹でたらパサつく鶏むね肉をしっとりジューシーに仕上げられるか!

さて、調べてみたところコンフィで重要なのは温度と時間であり、オイルではないという情報を発見。さらに

なにっ!真空調理法を使えばオイルなしでコンフィができるだとっ!?

では早速取り掛かりましょう!

塩、コショー、生姜、ニンニク下味を付けた鶏むね肉。

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これを袋に入れ、片方はパウダースパイスを揉み込みます。

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水の中で空気を抜きながら袋をくくることで真空に近づきます。空気は熱伝導率が低いのでできるだけ取り除くべし。


次に一時間くらい走ります。


ふー、いい汗かいたなーってわけでシャワーでさっと体を流したところで寝かせておいた鶏肉に熱を加えていきましょかね。

肉が固くなるのは急激な温度変化にさらすから。水をはった鍋に肉を入れてから火をつけます。

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温度計でチェック!

75℃以下、68℃がベストらしいです。
はい、このへんですね!

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予め温めておいた炊飯器に移します。

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翌朝...

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よかった、75℃超えてない。

でも肉から結構水分が流れ出てました。

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表面を軽く焼いてっと。

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その間に袋の中の汁を使ってソースを作るお。

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皿に盛って完成。

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スパイスの風味は感じられるけどパサつきは否めないなぁ。

もっとシットリ仕上げたかった。残念!


もう一つはギーで作ったオランデーズソースで。クミンとか混ぜてあります。

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おやっ、こういうさりげないスパイス感もまたいいなぁ。

今日は淡白な肉と相性がいい冷やしたピノ・ノワールと一緒に。ワインの知識も少しづつつけてかないとね。

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赤ワインは常温が基本ですがピノは冷やした方がうまいらしいです。

しかし赤ワインよりウェルチの100%グレープジュースの方が好きです。
おい知ってるか!?肉をめっちゃ柔らかく煮る方法!

あー、あれね。ブルーマウンテンとかキリマンジャロとかの

それはコーヒー

あー、あれね。坂本龍馬とか桂浜とかの

それは高知

あー、あれね。低温の油でじっくりと火を通す

それはコンフィ


合っとるやんけ!

ってことで、コンフィってのを試してみたとです。

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しかし普通に作っても面白くない。
思いっきりスパイスを感じられるものを作ろう!

そう、飛べない豚はただの豚。スパイスが香らないコンフィはただのコンフィだ!

はい、多めのオリーブオイルでホールスパイス達を熱し香りを油に移していきますよー

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今回はトウガラシ、シナモン、スターアニス、コリアンダー、ホワイトペッパー、メイス、オールスパイスとか試しに色々と入れてみました。

その油を、塩コショウで下味をつけた鶏もも肉、ニンニクの薄切りと一緒にジップロックに詰めます。

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できるだけ空気を抜いてピチッとね!

これを炊飯器へ。
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温めたお湯を入れて保温状態にしておきます。

温度は75度以上にならないように。68度がベストとのことなんですが、温度計がないんだよなー
仕方ない。俺温度計(人差し指)をたまに突っ込んで勘頼りでいこう。


翌朝。

炊飯器から取り出した鶏はホロホロに。いい感じです。
崩れないようトングで丁寧にフライパンに移して加熱します。

ついでに付け合わせも。

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カリッカリにしたいんですが、なかなか上手くいきません。よし、コンロで焼いてみよう。

焼いてる間にソースを作ります。 赤ワイン、みりん、醤油にオイルに入れてたニンニクを入れて煮詰めます。

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さて、鶏をコンロにいれて5分くらい経ったでしょうか。そろそろかなーっと

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イエッス!
いい感じに焼き色が!

いよいよ盛り付けに移ります。

付け合わせは焼いたエリンギとズッキーニ。赤ワインのソースを流し、いろどりにトマトとチャービルをパラっとあしらって完成です。

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うーん、美味い。

たしかに美味いんだけど思ったよりスパイスの香りが薄いんだよなぁ。

調べてみたところ、油の分子は水よりも大きいので食材に染み込まないらしいです。

俺はもっとスパイスを感じられるコンフィにしたかったー

要改良ですね!





昨日の仕事帰りハナマサに寄ったら大きなブラウンマッシュルームがどんぶらこどんぶらこと流れてきたので、いや、並んでいたので、ふと閃いたとです。

これにキーマカレー詰めたらめっちゃウマなんじゃないか!?

ぐへへ(゚∀゚)


料理に取り掛かる前に、切らしてるスパイスを買いに蔵前のアンビカへ。

入口の両サイドには象さんがウェルカムしてます。
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ささっとお目当てのスパイスを買って帰ろうと思いきや、入ってすぐ右にひときわ存在感を放つギーを発見。

おっ!これを使ってソース作るのもいいなーってことで即こーにゅー。

 はい、これがギーです。

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ちなみにお店でも同じのを使っています。

さて、キーマカレーを作りつつブラウンマッシュルームとズッキーニをオリーブオイルで揚げ焼きにし、お皿に並べます。

キーマカレーができたらマッシュルームに乗っけます。

最後に、クミンシードをテンパリングしたギーに醤油と白ワインを入れて煮詰めたソースを周りに添えて完成。

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ギーって普通のバターと違い全然醤油と混ざらないんですね!
完全に分離してます!

スゲー!

しかし味は予想通りめちゃウマでした☆