津波は重量330トンのこの船を港から500mも離れた
陸地まで押し流した。
修学旅行のバス5台を始めとして、次々と大勢の人々が
訪れている東北大震災のシンボル的な船・景観です。
同市はこの船を復興記念公園のモニュメントにすべく、
解体・撤去しない方針だったが・・
意見が色々出たのでしょうが、NPO法人「シップリサイクル室蘭」
に本年6月21日、解体作業が発注された。
死者が1000名を超えた宮城県気仙沼市。
船の傍に看板があった。
「当市においては、東日本大震災において甚大なる被害が
発生しました。ここはその中心となる場所です。
写真撮影等にあたっては犠牲者や被災者へのご配慮を
お願いします。 気仙沼市」
夏草に覆われた住宅跡は基礎のコンクリだけで、ここが玄関、
ここがリビングと推察され、心痛み、四方に向い、ご冥福を祈るのみ。
周囲では大型重機5台が、コンクリをドンドンと掘り起こし、
山に積み上げていた。
街の復興プランは出来ているのでしょうか?
余談ですが・・
50年振りに触れ合いを求めて、近くの「唐桑ユースホステル」
に泊まりました。
ペアレント・ミーティングなど昔のイメージは全く無く、
設備・食事・もてなし共、最悪の安宿にしかすぎず、普通の
民宿にするべきだったと心から悔やまれました。
ここにだけは泊まられないよう、情報提供させて頂きます。