そらから降ってくるなら、あれがいいな
ブログネタ:空から降ってきてほしいもの
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どうせ空から降ってくるのならば、とんでもないものが降ってきた方がいい。
さて、なにが降ってきたら、おもしろいだろう?
普通の人の感性ならば、一生懸命想像力を発揮したとしても、
お金とか。
秋に色付いた木の葉とか。
コーラとか。
ウイスキーとか。
黄金とか。
砂糖や塩といったところだろう。(勝手にそう決めてみた)
俺は、このブログネタを見た瞬間に、
蛙しかないだろう。
と思った。
それは、俺が思いついたことではなく、ある映画でそんなシーンがあったからだ。
まったくもって、とんでもなく頭の中が柔軟なやつが世の中にはいるもんだ。
空から蛙だぜ。
その映画では、実際に、大量の蛙が降りしきるシーンが、当たり前のように描かれている。
見ているこっちは、唖然とし、笑うしかなかった。
想像力は無限だ。
しかし、
多くの人は、その事に気付いてはいない。
死んでたまるか!~家庭内遭難者
山で遭難した際、携帯したマヨネーズを啜りながら飢えを凌ぎ切り、
無事救助されたという話を、俺はどこかで聴いたおぼえがあった。
俺は、街で暮らしていながら、遭難者だった。
毎日のように、朝飯などなく、作る時間も当然ないので、マヨネーズを振りかけて飯を喰う。
昼は、88円の食パン一斤とマヨネーズを一本買い、
それで昼飯を、3日以上喰いのばす。
夜もまた、マヨネーズを振りかけた飯だった。
たまに豚汁などがキッチンにあったりすると、俺は歓喜した。
久しぶりに口にしたそれは、涙が出るほど旨かった。
とにかく今は、マヨネーズを啜ってでも生きぬく事が先決だ。
ここで死んでは、元も子もないではないか。
俺はまだ、死ねない。
そう。
借りは返してやらねばならないのだ。
勝負はこれからだ。
己のツラ~濃すぎなお顔も年とともにマイルドに
ブログネタ:あなたの目は、一重?二重?
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子供の頃、自分は他の友達とは違う、と自覚していた。
うぬぼれとか、そんなんじゃなく。
ネガティブな思いだった。
今で言うところの、ソース顔というやつだ。(古いかなw)
同級生は、みなしょうゆ顔で、
俺は、皆のような、さっぱりした顔がいいと思っていた。
ちびで肌の色も黒かった。
それだけで、目立っていたように思う。
瞼は一重に見えるが、目を薄く閉じると、
二重瞼なのだということが、わかる。
なんなのこれ?
奥二重っていうの?
もしも、はっきりとした二重だったら、きっと女の子にモテる違いない。
俺はそう思い込んでいた。
思春期のはるか前、小学生の頃。
俺自身信じられなかったが、何故か、女の子からモテた時期があった。
(人生のある時期、どんな男も、持てる時期がかならずあるという。それが小学生のときでは話にならないぜ)
いまだに信じられないことだが、バレンタインデーの時に、チョコレートをもらったり、
告白されたりもした。
ガキだったので、お前なんか嫌いだ、などといったような気がする。
中学に入ると、上級生の教室にまで引っ張っていかれて、
こいつ、カルロスリベラに似てるぜ、などとからかわれた。
カルロスリベラとは、明日のジョーに出てくるブラジル人か何かで、
かなり濃い目の顔だったような気がする。
予断だが、カルロスは、ボクシングの後遺症で重度のパンチドランカー、つまり廃人同様となった。
俺はそのとき、他の皆とは、顔の造作が違うのだと、思い知らされた。
そんなことがあった辺りから、俺は快活な少年から、暗い少年へと変わっていった。
さらに時が流れ、
俺は大学へ入学し、自分が意外な印象を他者に与えているということを、知った。
バイト先で、女みたいだといわれたことがあったのだ。
何を言うのだと思う反面、なんともいえない不思議な感覚があった。
(さらには、先輩に言い寄られ、俺のアパートへ来いといわれ、青ざめたこともある。もちろん、アパートへは行っていない)
それは、子供の頃、感じたものだった。
小学生低学年の頃、俺は何故か、髪を伸ばし始めた。
きっかけは、テレビに出ていた、白人少年を見たからだ。
髪が長く、女の子のようだった。
とても綺麗だった。
俺はそれに感化されたらしい。
だからといって、女の子になりたかったわけでもない。
俺は女の子が好きだったのだ。
美しいものになりたいという、心の中の欲求だったのだろう。
現在。
俺は普通の(自分ではそう思っている)顔になった。
若い頃、なぜか自信のなさが、表情に滲み出していた。
それも、現在では小狡さで覆い隠すことが出来るようになった。
単なる、おっさん。
年齢より若く見られる、平凡なおっさんだ。
それでいいじゃないか。
ね?

