夜の楽しみ

仕事が終わりに近づくと、気分が落ち着かなくなった。

帰宅は午後の１０時近くになる。

俺は、帰宅後のことを考え始めた。

早く家に帰りたかった。

帰宅後の、夜の楽しみ。


近頃の俺は、夕飯を作る面白さにはまっていた。


以前と違って、冷蔵庫のものは、自由に使えた。


何をどう使おうと、文句を言うものはいないのだ。


調味料と、調理器具の類いは、娘の母親がすべて持ち去ったので、

俺は必要最小限度のものを買いそろえた。

鍋とフライパン。

油に、麺つゆなど。



今夜は何を作ろう。

そう考えること自体が、楽しい。

たいしたものは作れないが、ある食材で食えるものを作るとなると、それなりに頭も使うのだった。


俺は自己流チャンプルーを作ることにした。


まずはフライパンを十分に温め、油を適量、

豚肉の細切れ、塩、タマネギともやしを炒め合わせる。

卵を放り込み、木綿豆腐を手でちぎって混ぜ合わせる。

麺つゆで味を整え、鰹節を振りかけて完成だった。

皿に飯を盛って、そこにチャンプルーをぶっかける。

そうすることで、洗う皿が一枚減る。


こんなやり方で飯を作って食っている。

今までで、まずくて食えなかったということは、まだ一度もない。

なぜだろう？

とても不思議だ。

それなりに、美味いものが出来上がっている。

ダースベイダーを起用した、ドコモの斬新なキャンペーンCM

夜の町を、ダースベイダーがさまよっている。

私のボスはだれだ？

そうつぶやきながら。


スターウォーズおたくの俺にとって、たまらないコンテンツだった。

ドコモらしく、携帯を使ったちょっと驚くような仕掛けがある。

（映像にも、面白い仕掛けがあった）

スターウォーズを知らない人でも、ダースベイダーはどこかで見知っているに違いない。

ファンでない人も、一度試してほしい。

きっと、面白いと思うから。


ドコモキャンペーンサイト
Who is my boss?

http://docomo-1-1.jp/?from=twitter

能動的な、それが人間だ

娘の母親と生活を供にしていた頃は、休日が苦痛だった。

どこかに行くのは、楽しいことではあったが、行く道程。

延々と俺に文句を言い、責め続けた。

よく耐えたものだ。

我ながら。

※詳しくは過去の記事を参照



しかし、今は違った。


朝目覚めると、トーストとサラダ、オレンジを４分の１を食った。

たまった洗濯物を洗った。

娘の母親の陰に怯えることもなく。



さて。

今日は何をする？

どこかに出かけようか。


独りというものは、寂しくもあるが、意外に楽しいものなのかもしれない。




とにかく、楽しむことだ。