馬鹿馬鹿しいもの 2
また、やってるよ。
テレビを観ながら、俺はおもわず呟いていた。
マジック革命なる番組。
こんな物をみて、歓喜するほど、俺は純心ではなかった。
マジックなら仕掛けがあってしかるべきだ。
だが、この番組の嫌らしいところは、手元のスロー映像などをあえてみせ、トリックはないと言っているところだった。
究めつけは、ちぎった干物を元通りにするというマジックだ。
不自然な瞼の動き。
それはよく見ると、映像を逆回しにしているのだった。
テレビを観ながら、俺はおもわず呟いていた。
マジック革命なる番組。
こんな物をみて、歓喜するほど、俺は純心ではなかった。
マジックなら仕掛けがあってしかるべきだ。
だが、この番組の嫌らしいところは、手元のスロー映像などをあえてみせ、トリックはないと言っているところだった。
究めつけは、ちぎった干物を元通りにするというマジックだ。
不自然な瞼の動き。
それはよく見ると、映像を逆回しにしているのだった。
間違い
「お互い、結婚相手を間違ったのよ」
全くだ。
妻が 言った言葉に対して、俺は心の中でそう呟いた。
朝からうんざりするような仕事があった。
そんな事が、度々、我が家のスケジュールと重なる。
だからと言って、こちらの都合は通らないのだった。
必ず、参加しなければならない。
こちらの都合など、通りはしないのだ。
この事に関しては、妻も俺も同じように憤慨した。
ただ、妻は我慢出来ないと思い、俺は仕方ない事だと思い定めていた。
田舎で暮らすということは、こんなものなのだろう。
妻の苛立ちは頂点に達し、それは、そのまま俺に向けられる。
そして、全く関係ない事柄が、夫婦としての折り合いが着かないと言う話しにすり替わってしまっていた。
まあ、こんなものだろう。
たいして気にはしなかった。
俺は、平静を装って妻に接した。
不思議と、怒りは鎮まっていった。
全くだ。
妻が 言った言葉に対して、俺は心の中でそう呟いた。
朝からうんざりするような仕事があった。
そんな事が、度々、我が家のスケジュールと重なる。
だからと言って、こちらの都合は通らないのだった。
必ず、参加しなければならない。
こちらの都合など、通りはしないのだ。
この事に関しては、妻も俺も同じように憤慨した。
ただ、妻は我慢出来ないと思い、俺は仕方ない事だと思い定めていた。
田舎で暮らすということは、こんなものなのだろう。
妻の苛立ちは頂点に達し、それは、そのまま俺に向けられる。
そして、全く関係ない事柄が、夫婦としての折り合いが着かないと言う話しにすり替わってしまっていた。
まあ、こんなものだろう。
たいして気にはしなかった。
俺は、平静を装って妻に接した。
不思議と、怒りは鎮まっていった。
雑感~馬鹿馬鹿しいこと
思わず首を傾げた。
ぼんやりと眺めていた、テレビCMで発っせられた台詞に対してである。
その台詞を、頭の中で復唱した。
呼吸するウイッグ。
その様を思い描き、俺は思わず笑った。
「生きている、かつら、か」
あまりの馬鹿馬鹿しさに、俺はまた、声を立てないで笑った。
ぼんやりと眺めていた、テレビCMで発っせられた台詞に対してである。
その台詞を、頭の中で復唱した。
呼吸するウイッグ。
その様を思い描き、俺は思わず笑った。
「生きている、かつら、か」
あまりの馬鹿馬鹿しさに、俺はまた、声を立てないで笑った。