雪
窓を開けると、庭に雪が降り積もっていた。
この歳になっても、雪が降ると、子供のようにワクワクしてしまう。
黙って外を眺めている俺の傍らに、娘がきた。
雪を観て喜んでいる。
「雪で遊ぶ」
娘が言った。
遊んでみるか。
俺は少しだけ、そんな気分になったのだった。
この歳になっても、雪が降ると、子供のようにワクワクしてしまう。
黙って外を眺めている俺の傍らに、娘がきた。
雪を観て喜んでいる。
「雪で遊ぶ」
娘が言った。
遊んでみるか。
俺は少しだけ、そんな気分になったのだった。
日々を生きる~将来のこと
夫婦で、夢を語るなどということがなかった。
将来のこと。
去年のような、暗澹とした状況の中、語れるはずもなかった。
それが、あることをきっかけに変わった。
20年後。
30年後。
そんな話になり、それは、お互いが一緒にいることを前提に語られた。
妻は以前に、いつでも出て行くといった。
それは、本心ではなかったのか。
激情に駆られ、思わず口をついて出てしまった言葉だったのか。
それとも。
可能性として、このままよい方向に向かうこともあるかもしれない。
日々を生きる。
その中で、明るいものも見えてくるはずだ。
今だけは、そう思いたかった。