日々を生きる。~大切なものを失って得たもの。 -227ページ目

よく 言えたものだ

酷いものだった。

妻に荷物を運べと怒鳴れる。

俺は腰痛に喘ぎながら、二階に荷物を上げた。

待ち構えていた妻の表情が歪む。

「男のクセに情けない声出さないでよ」


妻が言う事を、俺は怒りを抑えながら聞いていた。

妻はさらに続けた。

「こんなもの、必要なわけ」

それは、俺の冬物の衣類だった。


俺の全てを否定ながら、それでも俺をいいように使おうということなのか。



本当に酷い奴だな。


俺は心の中で呟いた。

おまけコレクター

VFSH0095.JPG
とりあえず集めてしまう。

そして後になって、なんでこんなものを集めたのかと思ってしまうのだった。

ゴミ出し 「どうも」

VFSH0093.JPG
毎日のように、桜咲く小路を通り、ゴミ処理場へ通った。

顔見知りになった職員に、どうもと声をかけられる。

家や小屋の中には、山のような廃物があった。

たいして物は増えていない。

それでも、必要としないものは驚くほどあるのだった。

また、明日もどうもと声をかけられるのだろうか。

帰り道、桜を眺めながらそんなことを考えていた。




読者の皆様へ。

多忙のため、小まめに更新出来ません。


いましばらく、お待ち下さい。