日々を生きる。~大切なものを失って得たもの。 -141ページ目

詩 「雀」

晴れた朝だった。


米を車に積んで、自動精米所へ行った。


コインを投入して、精米を開始すると


雀が一羽、ぴょんぴょんと跳ねながら、近寄ってきた。


バカにかわいらしいじゃないか。


俺は腰をかがめて思わず雀に手を伸ばした。


真横を向いている。


奴らの目は、真横に付いているからだろう。


その目玉の一つを、首を傾げて、上の方向に向け、俺を窺っている。


俺は雀の目を見て、何を考えているのか分かったような気がした。


精米機の周りに散らばっている米粒を拾って、雀に投げた。


雀は飛びずさり、すぐに舞い戻って、米粒を喰った。


だんだんと近くに米粒を撒いて、雀をおびき寄せた。


うまくいけば、掌から直接米粒をやれるかもしれない。



しかし、距離は永遠に縮まらなかった。



手を差しのべれば遠ざかり、知らんふりをすると近寄ってくる。



幸せとはそんなものだろう。



雀の愛らしい姿に目を細めながら、俺は思った。






日々を生きる。~妻よ。おまえはいったい何を望んでいるのか。

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言いなりになんかならない。

馬鹿馬鹿しさ~仁義なき夫婦生活の続き