日々を生きる。~大切なものを失って得たもの。 -12ページ目

いつか、逢える日まで

父と母の夢を、

最近になって、

よくみるようになった。


ぼくは今まで、

あの世なんて信じてなかったし、

そんなもの、信じるほど、

信心深くもなかったけれども、


父と母に会えるのだとしたら、

信じてみようなんて、


思うようになった。



夢の中での父と母は、


明らかに生きていた。


夢だなんて、一瞬たりとも思わなかったし、


それが現実だとしか思えなかった。


もしも、あの世があるとしたら、


多分、こんな感じなんだろうかと想像してみたり。


昔読んだ本に、


夢と地獄はつながってるというのを読んだけれども、


ひょっとしたら、


あの世があるとしたら、


それは天国ではなく地獄だったりして。


それでも、知っている人が居てくれれば、

それで、天国ってもんじゃないかな。


まあ、

人は必ず死ぬんだから、


真相はそのとき明らかになるのだろうけれども。


いつか逢えるのだとしたら。


死ぬことも、


少しだけ、


怖くなくなるかも。

いずれにしても、



それは、当分先であってほしいな。



まだ、


やり残したことが山ほどありすぎる。





多分それは、希望

きっとそうなんだ。


今日より明日が、良い日であるってことを。


きっとそうなんだ。


つらいことなんて、

そう長く続かない。

出口の無いトンネルがないように。


きっとそうなんだ。


今が辛くたって、残された日々に安住だってあって良いはずだ。

おそらく幸せの総量は、年間降水量と一緒で、

人それぞれ変わりがないことを。


きっとそうなんだ。


ちっぽけな存在だって、


希望を捨ててはいけないはずだ。


きっとそうなんだ。


そうさ、

いつまでも、


やられっぱなしじゃ終わらないさ。




猿の惑星:創世記(ジェネシス)を観て

猿の惑星シリーズは、もはやSFの古典であろうか?

宇宙飛行士がある惑星にたどり着いたら、そこはなんと人間が猿に支配されている世界。

そして、

ラストにあっと驚く演出が。

当時としては、かなりリアルな猿の特殊メイク。

猿の名前がコーネリアスというのが印象深く、いまだに覚えている。

なんとか洋画劇場で、子供の頃観たっけな。


さて、


この映画は、制作者側が予想した通りか否か、かなりのヒットを飛ばした模様で、

続編が確か2作くらい作られている。

がしかし、一作目のインパクトを超えることは出来なかった。

オチがすべてのような作品である訳だから。

最近ではティムバートン監督が作ったパージョンがあるが、

あれは微妙だった。

個人的に。


今回のジェネシスも期待しないで観たのだか、


以外や以外、楽しめてしまった。


初代猿の惑星の「なぜ地球は猿に支配されたのか」を描いている今作。

猿公共に人間が蹂躙される映画なんて、

きっと胸くそ悪くなるんだろうと思いきや、

頭の悪いアメリカ人の若者にいじめ抜かれるチンパンジーがんばれと、

後半はすっかりチンパンジーに感情移入しているのだった。

それもそのはずだ。

CGで描かれているチンパンジーの眼が、

もはやそれではなく、人間の眼差しだからだ。


ゴリラやオランウータンも登場して、

特に、オランウータンの妙に悟りきって大人な仕草が愛くるしく、

かといって、ゴリラと双璧をなす大型類人猿の戦闘力は観ていて爽快でもあり、

復習物語としてよく出来ていた。

ランボー(一作目)を連想させるシーンもあり、実際のところ、プロットは似ていると言えるかもしれない。


かわいそうなのは主役の俳優さん。


おさるさんが主役なので、完全に空気状態で陰が薄いのなんの。


この作品。

お猿さん好き、特にオランウータンに萌えられる人は、ぜひ観ていただきたいと思いました。








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