こんにちはナカジーです。
全国に出張に出かけるようになってから約25年。
様々な都市に行きました。
時にはその出張先の都市のお客様或いは同行した後輩と夕ご飯を共にすることも少なくはなく、その度に多くの「酒処」を訪れ開拓してきました。
そんな数多く行った酒処のなかで一番お気に入りかつ、数十回も足を運んだのが京都祇園のど真ん中にある【遊亀(ゆうき)】です。
祇園というとみなさん東京の銀座や大阪の北新地と並ぶ高級なイメージを持つかと思いますが、このお店はとても良い素材を使って丁寧な仕事をした料理を出してくれる割に良心的な価格設定になっているんです。
まず飲み物ですが、「金亀」というブランドを持つ滋賀県の酒蔵”岡村本家”の直営店で、精米率20%から10%単位で、磨きゼロの日本酒まで(もう味醂みたいな色ですが。。。)それぞれの味を楽しめるほか、原酒しぼりたてやにごり酒もすべて一升瓶から直接自席にてお酒をグラスについでもらえます。
例えば精米率50%の大吟醸レベルもここ遊亀では一合600円強(ほかではおそらく1000円超)と非常にお財布に優しい価格にて提供してくれるゆえに、ついつい次々にお代わりを急いでしまいます。
さらに料理の方はというと、これがスゴイ
刺身をはじめとした魚料理がとにかく新鮮で立派。
一階のカウンターに座ると目の前で調理をしてくれるのでよく分かりますが、大きくて分厚い鯛などをさばいています。
甘鯛の塩焼きなんて皮はパリパリ、身はホクホクですよ~。
海鮮以外の料理もよくお出汁のきいた玉子巻や、春夏秋冬の旬のもの(例えばマツタケなど)をおよそ京都の祇園とは思えないような料金にて提供してくれます。
ゆえに当然のことながら超人気店で、予約は必須、もしくは店外で並ぶこと覚悟で行くしかありません。
さらに人気店ゆえに席は2時間制だと思いますが、逆にそれ以上いると”ベロンベロン”に酔っぱらってしまうので程よい時間かと思います。
場所は京阪電車「祇園四条駅」から200mほど。
なお少し北には祇園らしい風情が体験できる「白川」がほろ酔いの余韻をいい感じに盛り上げてくれますよ~。
祇園「遊亀」
何回行っても飽きないし、その度に美味しい料理に魅せられます。