こんにちはナカジーです。
先週末に映画「燃えよ剣」がついに公開になりました。
ちょうど1年前にブログでも取り上げた幕末の新撰組、特に土方歳三を主人公とした司馬遼太郎原作の小説を映画化したこの作品は新型コロナの影響で数回の公開延期を経てやっとの思いで上映と相成りました。
幕末というと、坂本龍馬をはじめとして西郷隆盛・大久保利通・桂小五郎・高杉晋作・武市半平太・中岡慎太郎あるいはその多くの人に影響を与えた吉田松陰や島津斉彬などの討幕派・維新側の有名人がクローズアップされますが(歴史は常に勝った側が都合よく書き換えます。)、最近になってボクはいわゆる幕府側の人たちにも注目しています。(本当は幕府側の方が人材の宝庫だった。)
彼らの多くも決してすべての変化を拒んだ訳ではなく、ただ徳川家のもとで日本という国を国際化に向けて再建そして成長させてゆきたかっただけ、という点では目的は一致していたと思います。
このことは今年の大河ドラマ「青天を衝け」でも表現されていますね。
そんな幕府側で勝海舟と並んで最も有名なのがこの「燃えよ剣」の”新撰組”になります。
小説を何度も読んだボクにとって、あの長編をどうまとめるのかまたいくつかの出来事のうちのどれが最もクローズアップされるのか
どういう描写がされるのかが楽しみです。(今週中には観たいな~
)
その新撰組が一躍注目され、この後にいっときの絶頂期を極めることになったあの「池田屋事件」
京都の町に火を放ち、それに乗じてときの”孝明天皇”をさらって幕府を滅亡させるという計画をしていた長州藩に対し、その情報を事前に入手した新撰組が長州藩士たちを一掃したという出来事です。
京都の三条大橋近くにあったその池田屋は現在は居酒屋チェーン店の”はなの舞”に変わっていますが、なんとその目の前の道路に当社の側溝が工事されています。
ゴトウコンクリートの京都・大阪在住の社員たちは会社の中でも特に歴史好きの連中が多いのでこれには感激もひとしおです。
またの機会に連中と京都の町で酒を酌み交わし、幕末あるいは新撰組や土方歳三の話で盛り上がれれば、と思った今日このごろでした。