こんにちはナカジーです。
ゴトウコンクリートのブログも本日でめでたく1000回を迎えました。読んでもらっているみなさんに感謝感謝
やはり好きなことを好きなようにやると長続きしますね。
仕事もそうありたいもんです。(あ、これも仕事だ)
ということで昨日に引き続き「燃えよ剣」の後半(下巻)です。
絶頂期を極めた”新選組”も江戸幕府15代将軍【徳川慶喜】が天皇に大政を奉還したことによって立場が一変します。
やがて新政府軍と旧幕府軍の覇権争いが京都の鳥羽・伏見で戦いの火蓋が切って落とされます。
ずっと共に新選組を支えてきた近藤勇は負傷離脱、沖田総司は病床に臥せっているなか土方歳三は孤軍奮闘しますが、頼みにしていた総大将の徳川慶喜は出陣しないまま。。。
幕府軍は都落ちし、その後東へ下り敗走を重ねます。
絶頂期の禁門の変の後に京都守護職直轄になった時には”にわか仕込み”の政治を自慢げに語っていた「新選組局長近藤勇」も今ではすっかり弱気になり、もう戦いに勝つことよりも仲間をどう守るかしか考えていないのに対し、あくまでも土方歳三は徹底抗戦を貫きます。
つまり、「どんな状況であれベストを尽くし勝利を目指す。」
ここは学びたいところです。
人は調子の良い時は勇ましいことを言いますが、少し逆風になると、考えや発言まで弱気になってしまう。
自分でやると決めたことに好不調やまわりの環境は関係ないということです。
そんな戦い続きの中、土方は「お雪」という名の女性に出会い、生まれて初めて女性に心を奪われます。(映画では”柴咲コウ”が演じます。)
もちろん小説の中の架空の人物だとは思いますが。。。
お雪といる時の土方と戦いの中の土方が全く対照的で別人みたいなのがこの物語にアクセントをつけます。
”新選組鬼の副長土方歳三が女に惚れた!”
この後はみなさんが知る歴史のままですが、自分を変えることなくあくまでも己を貫き通す”土方歳三”という人物に共感する人がとても多いのはうなづけます。
「ラストサムライ」はボクは土方歳三のことではないかと思っています。
突然ですが、少し冷めたことを言ってしまいますが、歴史・軍記ものの邦画の主演が【岡田准一】頼みになり過ぎてないですか?
他の邦画も出演者がワンパターンになりがちです。
ボクは観客の目的がキャスティング目当てになってしまい、逆に作品としてのクオリティを下げてしまっているような気がして。。。
最期に
今日は7月7日ですが、コロナや大雨の報道ばかりで「七夕」のニュースはあまり聞きません。
雨天で見えはしないけど、【星に願いを】
be happy all of the world