今回ご紹介するトンネルは、
E41 東海北陸自動車道の飛騨白川PA~
五箇山IC間にある、7本のトンネルです。
この辺りは何と言っても世界遺産。合掌造り
(文化遺産)で3つの集落が登録されており
中でも和田家住宅は江戸時代末期に築造され
現在も住居として人が住んでいるところが
すごい事。母屋・土蔵・便所3棟丸ごと
(重要文化財)に指定されている。
さて、
この道路は愛知県一宮市から富山県砺波市
迄ほぼ真北に通る185kmの高速道路ですが、
日本の屋根といわれる山岳地を通る為80%
が橋梁とトンネルで占めていて下り線の
トンネルは56本あり南から分数表示されて
います。(上りは54本と分数表示)しかし
今回の区間は、実際走行すると6本しか
ありません。なぜかというと椿TNと成出TN
がスノーシェッドで繋がっていて分数表記
も53/56となってます。
トンネル側溝はここが発祥の地、豪雪地帯
で製品の納入時雪かきをしてもらいながら
現場に入ったのを思い出します。
場所 :岐阜県白川村~
富山県南砺市五箇山
発注 :日本道路公団
清見工事事務所
富山工事事務所
舗装工事 :・鹿島道路㈱ 様
・東亜道路工業㈱ 様
・前田道路㈱ 様
延長 :『49/56下トンネル1200m』
『50/56有家ヶ原トンネル1780m』
『51/56椿原トンネル2680m』
『52/56小白川トンネル520m』
『53/56椿・成出トンネル1960m』
『54/56真木トンネル1610m』
納入製品 :薄型水路
(トンネル側溝TN200-50)