昼神温泉と妻籠を結ぶ清内路峠。




はなもも街道の名称の通り、今は花桃の盛り。

この時期、毎年ほとんど同じコースを走っています。



中央道は恵那山トンネルを飯田方面に抜け、すぐの園原インターで高速を降り、山間の集落地にバイクを止め、歩いて20分。


下界より一ヶ月遅く満開をむかえた「駒つなぎの桜」。




派手さは無いが、何かしら奥ゆかしさを感じる桜の季節の締めにふさわしい一本桜。






斧と薪と熾きの日々








「駒つなぎの桜」から山を一つ越えた月川温泉がプロデュースした「花桃の里」




残念ながら今回は5分咲き。こういった場合は、再挑戦する、心の余裕が必要。


正しくは次回走る口実とでも言う。






斧と薪と熾きの日々






斧と薪と熾きの日々





斧と薪と熾きの日々


これが2010年度の8分咲き






斧と薪と熾きの日々



清内路峠のコーナーも景色を楽しみながらゆっくり北上。




峠を越えると木曽の風情、漆器の街。妻籠宿はそのままで江戸であり、中には大政奉還の頃の建物も現存。

当然ながら観光客で街道はごった返し。




でも目的は光徳寺の柴犬「はんこ」。彼女に毎年挨拶するのがこの鉄板コースの締め。


しかし相変わらず部愛想な人見知り犬。決して尻尾を振って人間ごときに媚を売らない姿勢が好き。






斧と薪と熾きの日々






でも年とったなぁ。お互い。





斧と薪と熾きの日々




2006年の若かりし無愛想「はんこ」

日曜日は天気が良くていい。




ヒノキ花粉症には最悪だけど、単車で走れるだけでいい。しかも北の方面に行けばまだまだ桜は楽しめる。




今回は桜でも芝桜を求めて郡上八幡めいほうの國田家へ。








犬山城から流れ出た桜が終結する




斧と薪と熾きの日々





木曽川の「川桜」も見事ですが、



斧と薪と熾きの日々





國田家の芝桜も見事に咲き誇っています。


斧と薪と熾きの日々





斧と薪と熾きの日々





斧と薪と熾きの日々





斧と薪と熾きの日々


辺りは芝桜特有の香りが充満。




國田家はめいほうスキー場の手前、せせらぎ街道、川の向う。



芝桜……芝えび……桜えび

由比の桜えびかき揚げ丼が食べたくなった。

この単純な発想が、愚輩のツーリングの原点。

吉田川と書いて「キッタガワ」と読まっせる。




多分近くの新長谷寺を別称の吉田観音「キッタカンノン」と呼んでいたからなのか、妙な読み方。




通った旭ヶ丘小学校の脇を流れる「吉田川」。


校歌に『校舎のほとりにキッタガワ』と慣れ親しみ、入学式の頃には毎年見事な桜を楽しませてくれました。




その桜も幹はごつごつと節くれだった50歳以上の古木となり、あちこち治療のあとが痛々しい。




でも今年も見事に咲いてくれました。






斧と薪と熾きの日々





なんといっても見物客がほとんどいないのがいい。




町内の面々がちらほらと桜見物。喧騒も出店もない静かな地方の桜の名所。






斧と薪と熾きの日々





桜前線とともに、単車の季節がやってきました。




バッテリーは死に絶えてましたが、車にケーブルつないで始動。


エンストしないようにここまで来て、セルが回ったので小休止したのが「キッタガワ」。






斧と薪と熾きの日々





毎年の恒例行事、「桜めぐり」の開始。




伊那は高遠城址の桜、高山の臥龍桜、下呂の苗代桜は外せない。




谷汲の華厳寺、淡墨桜もしばらく見てない。




長野県は阿智村の駒つなぎの桜から園原の「花桃の里」のルートも今年は行こう。




妻籠でぶらぶらもいいかもしれない。奈良井宿もいいなぁ。




「桜めぐり」の締めは荘川桜。




さて日帰り温泉付きで、今年は何件行けるだろう。





義援金、援助物資、そのほかにできる事は?

震災の東北地方の特産品の購入。少しでも地域の産業が動いて、日常が取り戻せればそれもできる事だと思います。


消費も立派な援助のひとつ。農産物がダメなら地場産業の南部鉄器を購入して、少しでも東北の日常が戻ればと考えていました。


実は、震災後すぐに発注しましたが、製造メーカーの「及源鋳造株式会社」は大打撃を受けて操業中止。通信もままならない状態で、取引はキャンセルに。

先日操業再開の連絡があり、さっそく再発注し、消費に協力をさせてもらいました。


薪ストーブユーザーができる事。


南部鉄器のストーブ調理器具の購入。


もちろんIH対応ですからストーブが無くても使用可能です。




斧と薪と熾きの日々

おやじの鉄板焼



斧と薪と熾きの日々

熾きを広げて、五徳の上にセット。



斧と薪と熾きの日々

ハンドルが外せるので、スキレットみたいに取っ手が熱くならない優れ物です。

窓を閉めて1分30秒。



斧と薪と熾きの日々

さすが南部鉄器、熱伝導率と保温性はぴか一。

プレヒートはしない方が焦げないようです。



斧と薪と熾きの日々

シンプルだけど宅配ピザにも負けない南部鉄器薪ストーブピザ。



斧と薪と熾きの日々

そして、ちょこっと鍋。

オーブントースターにも並べて入れられるし、重ねて使えば蒸し焼きも可能。

使用頻度が高そうな調理器具。



斧と薪と熾きの日々

本日はストーブトップでサイドメニューをちょこっと焼きしました。



この2点はかなりの優れ物、ストーブ仲間に送ってあげよう。

もう少し消費に協力できそうだ。

約2年間、風雪に耐え自宅とお山の行き来に活躍した、チェンソーのダンボール箱。


複雑な形状のチェンソーをしっかり固定する為、特殊な仕切があって捨てるに捨てられず、長い間使用していましたが、先日の急な雨でとうとうふにゃふにゃになってしまった。



斧と薪と熾きの日々


以前からホームセンターでツールボックスを物色はしていたのですが、当然ながらピッタリと収まりの良さそうな品は見つからず。

全て「帯に短し襷に長し」。

とうとう必要に迫られて自作する事に。



材料は1年以上雨に濡れ、2mm程ふやけて厚くなったベニヤ合板。BESSの家では収納部屋や下駄箱の内張りに張られてある板。それと屋根や壁の材料らしき角材。

折角なのでベンチになる様に修正しつつ、ソーを固定する仕切板も追加し、残った塗料2色で仕上げれば、お山でもベンチとして十分活躍してくれるであろう、チェンソーボックスが出来上がったのである。



斧と薪と熾きの日々



斧と薪と熾きの日々

斧と薪と熾きの日々