冬の暖かな休日、こんな日は絶好の薪集め日和。
夏の猛暑による野菜の高騰はピークを越えて、徐々に落ち着きだしましたが、名古屋周辺だと白菜4分の1カット78円、ねぎ3本200円、大根200円。
こんな農園の近くに自宅が欲しいが、もう遅い。
冬の暖かな休日、こんな日は絶好の薪集め日和。
夏の猛暑による野菜の高騰はピークを越えて、徐々に落ち着きだしましたが、名古屋周辺だと白菜4分の1カット78円、ねぎ3本200円、大根200円。
こんな農園の近くに自宅が欲しいが、もう遅い。
そんなに冷え込まないのに、使いだしたらバンバン燃えてる薪ストーブ。
室内温度は28度を越え、辛口の冷酒がおいしいうれしい冬。
でも使えば無くなる燃料の薪。
ほぼ1年ぶりの冬のレジャー。薪割りを敢行。
岐阜県関市は東田原の山から切り出した玉切りは、愛車フォレスターで運んだ2杯分。
このナラは本体ではなく、ツリークライムして払った枝。
本体は太すぎて、ソーが届かないのと、高度がありすぎて、倒す方向のテクニックをマスターしない事には、恐ろしい結果になる為、現状では倒すのはかなり困難。
今日は30cm越えの玉切りをやっつける覚悟で薪割りに臨みました。
薪割りは力じゃない、技術なのですが、ついついフルパワーで振り下ろす未熟な愚輩。
ヒットポイントを外さないように、なおかつヒットした瞬間、ヒンズースクワットよろしく腰を落として、垂直方向に体重をかけつつ、斧を沈めこむ。
イメージはできるけど実際にやってみると意外と難しい。
相方が撮った画像はフォーム改造の参考になります。
数十回振り下ろして、ようやく刃が木に食い込む感触が出始め、更にもう一振り、ぐさっとめり込む。
この薪はグレンスフォッシュの刃を6回程、はねつけるかなりのつわものでした。
このクラスになると一撃で真っ二つにはなりません。
刃が食い込んでからも、ヒットポイントがずれれば、その一振りは無駄に等しく、8割のパワーでコントロールを重視しつつ斧を振り下ろす。
格闘する事3分、ようやく2分の1にカットしましたが、ここまで斧を振り下ろす事20数回。
節やコブがある場合、このクラスだと途方に暮れる場合もよくあります。そんな時は後回し、乾燥させひび割れを気長に待つ事にしています。
ナラを中心に薪割りすると、愚輩の一日の生産量はこんな物。
入手が比較的楽な杉、ニセアカシアなら多分効率は2倍アップしますが、でも一気に燃えてしまうので、あまり手を出さないようにしています。
ひと冬ににこの3~4倍量をこなさないと、需給バランスが崩れ、薪をケチル悲しい冬が待っている。
お金を掛けずにできる冬のレジャー。
翌日、腰が逝ったのは言うまでもありません。
晩秋のとある平日。おやすみを無理矢理確保し、りんごオーナー園の収穫に望みました。
目の前に広がるのは、正しくたわわに実って、枝をしならせたりんごの木。
早くこの木から実を開放させるのが目下の最優先課題であり、『お仕事』と言われる下界の諸事情など、全て後回しなのである。
7月のリンゴ園
11月収穫期
週末であれば、争奪合戦であろう果樹園御用達三本足脚立、収穫箱、一輪車の収穫必須アイテムも平日は使い放題。本日の収穫オーナーは2組。
今年は猛暑で異例の水やり等、管理は大変だったそうですが、秋の台風も無く、それはそれは甘くて適度に酸味を含み、蜜も出来始めた『ふじ』は完熟期を迎えようとしておりました。
大人4人で収穫する事1時間。収穫箱6個………。自前の引っ越し再利用段ボール箱に(16個×3段=)48個詰めていくと、8箱と半箱。約400個。
400個。 リンゴが400個。
親兄弟親戚にその場で宅配手続きして、ようやく車に乗る量に。
それでも自宅割り当て約100個。
今年の冬はリンゴづくしの日々。
薪ストーブとリンゴの関係について考察する必要あり。
外気温が15度を下回ると、ついつい点火してしまう薪ストーブ。炎の揺らめきに見とれ、ついと時間を忘れるひととき。
しかし拙宅は名古屋通勤圏の住宅地。裏手は雑木林がありますが、お隣りさんとは数十メートルの距離。ストーブを焚くにも、やっぱりマナーは必要不可欠となります。
今年の目標は『煙突から臭いを出さない』。
薪の焚かれる匂いをは『香り』と思っているのは当の本人だけで、御近所さんにはやっぱり『くさい』だけ。
この『くさい』を無くすにはある程度の努力が必要な訳で、『そんなの気にしね~、だって俺ん家田舎だもん』と言う従兄弟が非常に羨ましい。
必要不可欠なのが、乾燥約2年、水分を出し切ってカラカラの薪。
『そんなに乾燥させなくても、大丈夫』おっしゃるのは前出の田舎暮らしの方々。
乾燥しきっていないと、燃え出しに時間が掛かり、着火時に水分を含んだ、かなりの煙を排出します。実は今年も『2年物』の熟成燃料は無く、『1年半物』を使っていますが、昨年の『半年物』と全然違います。火付きが良く、水蒸気を含む煙も殆ど出しません。
昨年は、乾燥が不十分で、着火時に水分と樹脂が木目から吹き出し、炉内温度は上がらず、煙と煤を含んだ最悪の排気ガスを煙突から御近所にまき散したのでしょう……。
二次燃焼システムも、高価な触媒も炉内温度が高温になってから活躍するシステム。
水分を含んだ燃料では、不完全燃焼を誘発させ、二次燃焼システムの全く逆の効果が出る様です。
薪の乾燥一つでここまで違うとは、やはり経験しないと分かりません。
ストーブとうまく付き合うには2年に及ぶ薪作りから始まるのをようやく実感した次第。
自分で山に入り、木を倒し、斧で薪を作り、乾燥させる一連の行為がいかに大変であるかを体験してはじめて分かる薪の価値。
節くれ立って割りにくかった薪ほど、どこで倒した木か、どんな割り方をしたかを不思議と思い出します。
市販されている薪一束680円。安いと思う今日この頃。
かつてのオーディオブームは30数年前。当時新聞配達少年だった愚輩が、頑張って買えたのが、『SONY』のでっかいラジカセとレコードプレーヤーだけ。
『XYZ(ジーゼット)』ラジカセに初のドルビーシステムを採用した人気シリーズ『ジルバップ』の後継機種。
1979年発売。
当時は今のオーディオ事情とは全く違い、それはそれは魅力的な商品があふれていました。
大人になって家を建てたら、オーディオを買い揃えて、大音量で『ミルトジャクソン』を聞いてみたいと思っていた事を思い出します。
そんな思いも忘れ去られ、あくせく働いて二十数年。
程々の家のリビングは、実家でほこりをかぶっていたオーディオ器機が長い歳月の末、ようやく日の目を見るはずでした。
しかし年月は、オーディオのありとあらゆるパーツをむしばみ、大半は既に瀕死の重症を負っていました。
何とか製造メーカーに持ち込みましたが、部品の保管期限もとうに過ぎ、修理不可能の御達し。
アンプは回路の故障で電気が通じず、ブレーヤーはふわふわ回って一定のスピードが維持できず、CDプレーヤーに至っては、記録形式が変わっておりデータ読み取りすら不可。
辛うじて生き残っていたのが『ダイヤトーン』のスリーウェースピーカー、『SONY』のカセットデッキだけ。
あぁ無情。