そんなに冷え込まないのに、使いだしたらバンバン燃えてる薪ストーブ。
室内温度は28度を越え、辛口の冷酒がおいしいうれしい冬。
でも使えば無くなる燃料の薪。
ほぼ1年ぶりの冬のレジャー。薪割りを敢行。
岐阜県関市は東田原の山から切り出した玉切りは、愛車フォレスターで運んだ2杯分。
このナラは本体ではなく、ツリークライムして払った枝。
本体は太すぎて、ソーが届かないのと、高度がありすぎて、倒す方向のテクニックをマスターしない事には、恐ろしい結果になる為、現状では倒すのはかなり困難。
今日は30cm越えの玉切りをやっつける覚悟で薪割りに臨みました。



薪割りは力じゃない、技術なのですが、ついついフルパワーで振り下ろす未熟な愚輩。
ヒットポイントを外さないように、なおかつヒットした瞬間、ヒンズースクワットよろしく腰を落として、垂直方向に体重をかけつつ、斧を沈めこむ。
イメージはできるけど実際にやってみると意外と難しい。
相方が撮った画像はフォーム改造の参考になります。
数十回振り下ろして、ようやく刃が木に食い込む感触が出始め、更にもう一振り、ぐさっとめり込む。
この薪はグレンスフォッシュの刃を6回程、はねつけるかなりのつわものでした。
このクラスになると一撃で真っ二つにはなりません。
刃が食い込んでからも、ヒットポイントがずれれば、その一振りは無駄に等しく、8割のパワーでコントロールを重視しつつ斧を振り下ろす。

格闘する事3分、ようやく2分の1にカットしましたが、ここまで斧を振り下ろす事20数回。
節やコブがある場合、このクラスだと途方に暮れる場合もよくあります。そんな時は後回し、乾燥させひび割れを気長に待つ事にしています。
ナラを中心に薪割りすると、愚輩の一日の生産量はこんな物。
入手が比較的楽な杉、ニセアカシアなら多分効率は2倍アップしますが、でも一気に燃えてしまうので、あまり手を出さないようにしています。
ひと冬ににこの3~4倍量をこなさないと、需給バランスが崩れ、薪をケチル悲しい冬が待っている。
お金を掛けずにできる冬のレジャー。
翌日、腰が逝ったのは言うまでもありません。