富士山わかもの会議からのアンケートに答える(その1) | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

細野豪志サポーターズクラブ「豪衆会」は新規会員を募集中です。

【若者からの質問】に答える。

①政治家になった動機を教えてください!

実は僕自身、自分を「政治家」だと意識したことは、あまりありません。

自分は一介の建築士で、アニメヲタクで、自転車とバレーボールが好きなおっさんの一人です。

ただ、NPOで「欠陥住宅問題」に20年前から取り組んでいて、長らく消費者相談を受けるうちに、「いまの地方行政は生産者側に寄りすぎているのではないか」と思うようになりました。

司法もそうです。

昔は、欠陥住宅の裁判でも「柱一本分〇○円支払え」というような判決しかもらえなかったのですが、今では「必要な安全性が欠けている建物に人は住んではいけないので、建て直しなさい」と裁判所が命じる時代になりました。

行政だって、消費者の立場からものを言い続ければ、きっと変わっていくはず。

そういう思いから市議会議員に立候補しようと決めました。
 

②一度富士市を離れた若者が「戻って来たくなるマチ」とは、どんなマチですか?

富士市の魅力については一度、わかもの会議のワークショップでやりましたね。

富士市の良いとこ、悪いとこ、いろんな意見が出たけれど、集計すると富士市って「企業が多いので、就職先を見つけやすい」「案外と子育て政策が充実している」という特色があげられたよね。

ただし、モノづくりの産業に頼りすぎている為「女性の活躍の場が少ない」というのは致命的な欠陥だと思う。

つまり富士市って専業主婦志向の強い人には良いけれど、働く女性にとっては魅力に乏しい。だから今後は第3次産業、とくにサービス業を誘引する政策が必要になると思う。

30年ほど前、坂本光司教授が将来の紙パルプ産業衰微を見越して、「一つの産業に頼りすぎるのは危険。富士市に必要なのは『食品産業』と『出版業』である」と提言したことがあります。両方とも女性の活躍しやすい産業ですよね。(当時、紙を作るのではなく、紙を使う産業を誘致しなさいと言ったんだけど、さすがの坂本先生でも電子書籍の登場までは予見できなかった・・・orz)

若者が「戻って来たくなるマチ」とは、ズバリ、女性が活躍しやすいマチだと思う。

男の子は女の子についてくるってことで。

 

③政治家の一日のスケジュールを教えてください。

だから僕なんて「政治家」じゃないんだってば。(笑)

国会議員は「歳費」を受け取ります。つまり24時間365日、政治家であることを義務付けられているといっていい。

でも、私達地方議員が受け取るのは「議員報酬」です。つまり、地方自治法上、議員の仕事をしている時はその報酬を受け取る、そうでない時は自分の仕事をする、そういう建付け(たてつけ)になっています。いろんな立場やいろんな職業・階層の人たち、女性であったり男性であったり、様々な人が集まって議論する、それが地方議会です。

だから、十人十色、人それぞれだとは思いますが、

僕の日常で良ければ、お教えしますよ。

まず、朝5時ころには目が覚めます。

朝の一時間の自由時間、本を読むのが僕の一番好きな時間、至福の時です。

6時10分頃からは中央公園まで散歩。そして6時半から日課の「ラジオ体操」です。

月曜日は辻立ちをします。駅前だったり、近所の交差点だったり、

最近では、選挙が近いこともあって、火曜日にエンチョー前、水曜日に新富士駅前と、数を増やしています。

でもまあ、基本は月曜日。一年間で50回。この4年で200回ほどの辻立ちをしています。

8時には会社に出社して、お茶飲みながら、まったりとミーティング。

議会のある日は9時半までに市役所に出社。

ない日は会社で仕事をします。

議会日程は通算すると年間90日くらいです。しかし、いろいろと調べものとか打合せとか、委員長の仕事とかが入ってきますので、その倍くらいは市役所にいる感じです。

自分の仕事の最中でも、陳情の対応とか、電話で答えられることは電話で、実情を見に行く必要がある時は現地を確認、というように細切れで議員としての仕事が入る事もあります。

「議員報酬」をいただいているのですから、建築士としての仕事は後回しにされがちです。

幸い、図面を描いたりとかは夜でもできます。

でも、困っている人を後回しにはできません。

 

市役所にいるときでも、

夕方5時には市役所を出ます。

この辺、役所というのはきっちりしています。

 

家に帰ると、空いてる時間でネットサーフィン。まずニュースを確認、そして馴染みのサイトを巡回します。

SNSとかやるのもこんなスキマ時間です。

大学院に通ったり、常葉の特任研究員やってた頃は、

それこそ「3足の草鞋」でしたから、めちゃくちゃ忙しかった気がしますが、

今はだいたいこんな感じで毎日を過ごしています。

(続く)