障害者就労で頑張る富津市の「アロンアロン」の、コチョウラン栽培施設を視察しました。
市場価格一鉢2～3万円のコチョウランを、
「同じ買うなら、この人から買いたい」と思わせる那部智史社長。
障害者の工賃10万円を達成できる秘密は、
コンピュータ制御の品質管理にあると以前、講演で聞きました。
こりゃ一度見に行きたいと思っていたのですが、
やっと念願かないました。
温度・湿度・CO2や日光をきちんと細かく管理して、
後は、本当に地味な手作業が必要。
障害を持つ人でも働けるよう仕事を細分化して、
一人ひとりが毎日丹精込めてお世話して、
高品質なコチョウランを消費者の手元に届けます。
（ネット通販サイトはこちら→https://www.alon-alon.org/flower障害者の工賃向上にご協力ください）
もう一つ「アロンアロン」では特徴的な取り組みをやっています。
障害者雇用促進法に基づき、企業は2.2％の障がい者雇用率を達成する必要があるにもかかわらず、
雇用率を達成している企業は全体の半分以下というのが実情。
そこで、障害者の職場として、慶弔の生花を栽培する環境を提供し、
今まで購入していた胡蝶蘭等の生花を自社栽培に切り替えていただくことで
障害者法定雇用率達成に協力する・・・という取組です。
このオーキッドガーデンでは
ティファニーやトヨタ自動車といった
大手企業の「障害者就労率」向上に寄与しています。
つまりB型就労支援施設から、
そうした企業への一般就労への道があるという事です。
お客様にお花を贈ることの多い企業様。
アロンアロンを利用してはいかがでしょうか？！
人を大切にする経営学会
富士市議会議員 鈴木幸司