2018.5.8 地方自治体議員フォーラム  [縮減の世紀の社会ビジョン] | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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~自由と可能性の王国へ~
 井手英策慶應義塾大学教授

 

分断社会ニッポン (2016.9.30)より
僕たちは貧しくなった。 世帯所得 ピークだった1994年から18%、120万円減少。

専業主婦が943万世帯から720万世帯に激減。 

もしピーク時の所得を維持できていれば、1500万円/一世帯の貯蓄が残った。

消えた貯蓄は子ども一人を大学まで行かせるに十分な金額だった。

そして、「世帯収入300万円以下33% 400万円以下47%」という時代。

これでは子供を産んで、大学まで行かせることは出来ない。 ・・・少子化には理由があった。若者世代は倹約世代。  
 

・置き去りにされた人々の怒り

日本の通俗的道徳=勤労、倹約、分度・・・

-村請制度=怠惰な人たちを「助ける義務」を負わされた江戸時代の中高所得層、蓄積された不満と怒り -明治期にベストセラーとなったS.スマイルズ「自助論」

 「その人のために良かれと思って援助の手を差し伸べても、相手はかえって自立の気持ちを失い、その必要性も忘れるだろう」 

-「働かざる者食うべからず」が意味するもの

 元々はレーニンの言葉。働かざる者=資本家は飢えて死ねと言ったのであって、貧乏人を差したものではない。

 

・所得が減るのに働く女性の状況

日本の母子家庭の就労率は先進国中 第3位

 ひとり親世帯の貧困率は先進国中 第1位(OECD調べ)

 働きに出ることで更に悪化する「貧困率」。こんな国は他に例がない。

 では、何故働くのか? 生活保護に対する厳しい目があるから。

 

・歳をとっても働き続ける高齢者 

65歳以上の高齢者の就業率は先進国中 第2位

 働く理由「将来が不安。老いてなお老後の蓄え」

 

・現役世代は勤労と倹約の「自己責任」

 社会保障支出のうち、異常に少ない現役世代の取り分

 金融広報中央委員会によると・・・2人以上世帯の3割、単身世帯の5割が貯蓄ゼロ

 貯蓄減少が生活不安に直結する。自己責任社会は「無責任=死」社会。1998年以降跳ね上がった自殺率。死んで責任をとるということ。

 

それって、おかしくないか? ではどうすれば良いのか?

  • 一つ目の答え
     「経済を成長させ、貯金できるようにする」

     1972年度まで 9%成長 1991年度以降は1%成長のまま
     2012年からのアベノミクス+五輪需要 5年間で1.3%(実質成長率)
     この間の名目GDP 495兆円⇒538兆円 しかしドルベースだと 6.2兆ドル⇒ 4.9兆ドル
     
  • 二つ目の答え
     「貧しい人たちが生きていけるようにする」

    国民党「対決ではなく解決」 :責任ある再配分政策で暮らしを守る。
    連合 :暮らしの底上げキャンペーン
    困っているひとを助けてあげる? 本気ですか? 弱者に優しい左派、リベラルのイメージ戦略。
    しかし、日本人にあなたの生活水準は?と聞くと、下流と答える人5% 中流と答える人90%と言う事実。
     国民党が 下流5%のひとにメッセージを送ってどうする?
     90%を鷲掴みにしないで政権を取る気があるのか?
    少なくとも日本人の半数は、自分たちが貧しくなったことに気付いていない。
     かながわの悲劇:小田原ジャンパー問題を聞いて よくやったという声が45%
      もっと生保を減らせという声が半数・・・それが実態。
     相模原事件:弱者がさらなる弱者を叩く。
    自分もしんどいのに困っている人たちを助ける事を強いられた人たちの怒り。

     誰もが働ける社会は良い社会なのか?
     働く事が楽しい社会?
     いいえ、働く事もしんどい社会!それが現代社会の実相。
    「一億総活躍社会」は「一億総勤労社会」→苦痛に満ちた労働が他者への優しさを産めるはずがない。
     国際社会調査プログラムにおける「そう思う」「どちらかといえばそう思う」の割合
     ・「私の仕事は失業の心配がない」40位/41カ国
     ・「私の仕事は収入が多い」36位/41カ国
     ・「私の仕事は面白い」39位/41カ国 ・「ストレスを感じる」3位/41カ国
     ・「就労の時刻が決められており、勝手に変えられない」6位/41カ国
     ・「家の用事、個人的理由で1-2時間仕事を離れられる」39位/41カ国

     目の前に来ているポピュリズム
     ティーパーティー運動、
     トランプ大統領演説
    朝から晩まで一生懸命頑張っている皆さんがまず第一に幸せになるべきだ。
    汗を流す皆さんが幸せになるべきだ。
     皆さんの税金を食い散らす社会保障を減らせ!
    それが民意だ。生活保護費を下げよ!

     
  • 第三の道
     子ども手当はなぜダメなのか?
    現金給付。もらえない人の嫉妬と憎悪。
     民進党のHP 「2%の消費増税で幼稚園保育園を無償化」(安倍首相にパクられた)
     そこで私は「住宅手当」を入れた。 それがAll for All!
     「貯蓄と税は同じコインの裏表」
     憎悪と嫉妬の自己責任社会を超える、
     貯蓄ゼロでも不安ゼロの社会。それが第三の道。
    高齢者の過剰貯蓄と過小消費。それがデフレを生む。
    自己責任で将来不安の社会を続けるのか、みんなの負担で将来も安心社会を作るのか。

     P.A.ハンソン演説 1928年
     「家の基礎は共同と連帯だ。階級社会スウェーデンは、いつか国民の家スウェーデンにとって変わられなくてはならない」
     
     国民民主党ではなく「国民の家民主党」へ
     公・共・私のベストミックス、総力戦の時代
    欲望充足から必要充足へ
    ・サービスプロバイダーからプラットホームビルダーへ
    ・21世紀はソーシャルワーカーの時代 →例えば社協にソーシャルワーカーの必置義務
    ・「地方連帯税」構想→全国市長会が発表 
     

地方自治体議員の皆さん!
上が決める政策で、離合集散で、選挙のたびに右往左往するのは馬鹿げているとは思いませんか?

  
僕たちは「屈辱最小化」戦略を取る
医療扶助、教育扶助、介護扶助・・・サービス機能を強化し、誰もが堂々と生きられる社会をつくる=「尊厳ある生活保障」
 誰かが恥ずかしい思いをして助けてもらえる社会から、自己責任社会から、脱却しよう。
 貧乏な家庭に生まれただけで一生が決まってしまう、 そんな運不運で決まる社会を終わらせよう!
 かわいそうな誰かを助ける、そんな政治は終わらせよう!
 貧しい人たちだって消費税を払っている。
 公共事業をバッシングするのはもうやめよう。
 行政の効率を本気であげたいのなら、所得制限をやめよう。
 弱者へのバッシングをやめよう。
 役人へのバッシングをやめよう。
 新自由主義批判から新自由主義無効化へ。
 憎悪と嫉妬の押し付け合いから痛みの分かち合いへ。
 官対民、公対私から公・共・私のベストミックスへ。


 左派との決別
【prospective liberal原則】
この土台の上に、外交、安全保障、憲法、原発の二つの路線が自立する=リベラル左派とリベラル右派の誕生。
選択不能社会から自由と可能性の王国へ

以下、質疑応答
 Q:公益資本主義とは何か? それで物事が解決するのか?
 A:資本家が良心を持てば良くなる?そんなことはない。顧客が減れば資本主義はいずれ終わる。
 一方、左派は「リベラル的正義」で強制する。だから良くない。 

顧客を減らさない努力をするのが経営者の常識。そうなるべきというより、経済学的にそうなる。 

地方議員の共通プラットホームを作るのは無理なのか?皆さんのような地方議員が地方から政策を作るべき。政党中央が「地方の意見を聞く」などというような「ガス抜き」じゃなくて。

 

 Q:国民党での先生の立場は? どうすれば9割の中間層の声に応えられる政党になれるのか?

 A:今さらどのツラ下げて・・・人間として言えない。

 ただ、民進党の議員さんには恩返しをしようと思っている。方法論はもう述べた。

 再び「再分配路線」に舵を切るというのなら、立憲と同じだ。

 prospective liberal原則

 外交、安全保障、憲法、原発、これらの問題については現実的な対応が不可欠。

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