移民に法的定義はないが、OECDの統計や、国連等においては「国内に1年以上滞在する外国人」を一般的に移民としている。この定義に即して見れば、技能実習生、留学生も含めてわが国にはすでに128万人(家族などを含めると250万人近く)の移民が働いており、直近の一年間で20万人を働くことのできる移民として受け入れたことになる。
「国際移住データベース」によると、フローで見ると、わが国はすでにドイツ、米国、英国、ロシアに続く世界第5位、アジアで第1位の移民大国となっている。移民受け入れに対しては懸念の声があるが、現実はすでに先に行っているのだ。
日本では「生産年齢人口」の減少が続いており、
確かに人手不足は明らかで、例えば建設現場では外国人労働者無しでは成り立たない所まで来ている。
この生産年齢人口の減少をカバーするために
私はずっと「ユニバーサル就労」を提案してきた。
外国人労働者に頼る前にやるべきことがあるだろう!
日本国内の「活用されていない人材」を活かすべきだ!
という主張だ。
しかし、
直近の一年間で20万人増。
家族を含めると250万人の移民がいる。
日本は世界5位、アジアでは1位の移民大国。
とまでは思わなかった...orz
はっきりと政策転換をしないまま、
ズルズルと無原則で技能実習生を増やす
という現在のやり方は
必ず将来に禍根を残すだろう。
OECD諸国の中で最も低いと言われる
日本のホワイトカラーの生産性。
この問題が解決されないまま移民を認めるのは
やはり賛成できない。
しかし、細野代議士の言うように
このまま無原則に増えていくというのも恐ろしい話だ。
反日を国是としているような国からの移民は勘弁願いたい。