8/18に平成28年度静岡県市町議会議員研修が行われました | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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講師はジャーナリストの三神万里子氏。
(講義中の撮影・録音は禁止でした)
 講義の内容は人口増加都市はどこが違うのか…というケーススタディ。
 題して『人口減少社会における地域活性化策』。
冒頭、県内市町の人口増減を「見える化」して解説。人口減少著しく真っ赤に染まる伊豆半島を見て、会場からため息が漏れる。 
 「人口増加のための4ステップ」の第一段階「インフラを崩壊させないこと」という最小必要条件の段階で切り捨てられてしまう市町はどうすればいいのか。その処方箋は、今回の講演には最後まで出てこない。
 御殿場や富士のような、彼女曰く「まだ間に合う」都市についても手厳しい。「産業集積都市にはみんな住みたくないですよね」ときた。講義は、日経グローカル2016/4/18号の巻頭言「車通勤30~60分地域で出生率が上がる理由」で述べられた「都市は出産を妨げる」という主張に沿って、淡々と論じられていく。
 ケーススタディから一歩踏み込んで、それぞれを比較分析して、初めて表題にあるような「地域活性化策」が見えてくるはず。しかし、ジャーナリストにそこまで期待すべきではないのかもしれない。議員一人ひとりがそれぞれの「答え」を自分の胸の中に持たなければいけないのだろう…と、むしろ反省させられた、そういう研修だった。
 もっと、もっと勉強しなくちゃ…orz