枝野幹事長記者会見 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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小沢氏の国会招致に慎重=「政治的けじめつけた」―枝野幹事長
 民主党の枝野幸男幹事長は7日夜、党本部で就任に当たり記者会見し、野党が「政治とカネ」の問題を抱える小沢一郎前幹事長の国会招致を求めていることに関し「(幹事長辞任により)一定の政治的なけじめを付けた。今までと劇的に状況が違っている」と述べ、慎重に対応する考えを明らかにした。その上で「本人の希望がベースになる」として、小沢氏の意向も踏まえ判断する考えを示した。
 枝野氏は党運営に関し、「政治、民主党への信頼を回復しなければならない。意思決定プロセス、党運営の情報公開を進める」と強調。小沢氏が進めた幹事長室への陳情一元化について、「利権的との誤解を生むことがあった。透明性を確保するための改善を早急に進める」と見直す考えを示した。また、「きょうを機にわたし自身は企業・団体献金を一切受け取らない」と表明した。 
(6月7日18時30分配信 時事通信)

 それにしてもどこを曲解すると「政治的けじめをつけた」という表題になるんでしょうか?枝野さんは「法律家」として当たり前のことを言ってるだけです。ほんとマスコミっていいかげんですね。
 記者の質問は「小沢前幹事長に証人喚問を求めないのか!ゴルァ」というものでしたが、枝野さんは丁寧に、幹事長を辞任した…つまり政治責任をとった人間には当然にして「防御権」が生じますよ…という説明をしたわけです。
 「オザワを庇うつもりなんだなオメエは?!」と凄む記者たちに言いたい。検察審査会の2度目の審査中なんですよ。尚且つ一度目の審査後の再捜査でも新たな証拠は出てこなかった…それでも強制的に起訴されようとしている人間に「防御権」を認めないのでは、それは「裁判」ではなく「魔女狩り」になってしまいます。
 まあ、小沢さんが一般大衆と同じかと言うと疑問は残りますが、有権者の付託を受けた政治家には「説明しない権利」もあります。説明しないことに納得できなければ、次の選挙で落とせばいいんです。もしかしたら二度目は強制的に起訴されるかもしれません。刑事被告人になる可能性がある人間に「防御権」を認めない、国会でも喚問せよ、という処置は取れないでしょう…としごく真っ当なことを言ってました。
 
 陳情一元化についても「改善する」とは言いましたが、自民党にも民主党にも各々地元の政治家がいるわけで、そこを通してくれれば、鉦や太鼓でオノボリさんという無駄なイベントは不要になります…そこは変えませんよ、と言ってるわけです。基本的に陳情一元化は変えないと明言しているのが解らないんですかねえ?硬い頭では。
 
 枝野さんの会見で解ったのは、今度の内閣は「脱小沢」ではありますが「反小沢」ではないということです。政権与党である以上、当たり前じゃないですか?
 自民党支持者はそんなこともわからんようになったんですか?はやく「みんなの党」支持に変えたほうが良いですよ。
 
yan