新年のご挨拶 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 あけましておめでとうございます。平成19年、新年の幕開けをいかがお過ごしでしょうか。

私、細野豪志は、3度目の年男となる本年、気持ちを新たに始動致しました。これまでの政治家としての7年間、御支援を頂いている皆様や、諸先輩方とのご縁と、運に恵まれて、政治活動を続けて参りました。昨年、皆様にご迷惑をおかけした最大の原因は、自らの「おごり」であったと感じております。今後は、これまで見過ごしてきた課題の一つ一つに向き合うことで、失った信頼回復に努めていきたいと考えております。

 今年は、選挙区を歩いて皆様の声を聞かせていただくことを最優先課題といたします。私の政治家としての活動は、7年前、知人のいない落下傘候補として、地域を歩いてまわり、一軒一軒のお宅をうかがい、自らの政治信条を訴えることから始まりました。思い起こすのは、初当選直後、当時の選挙区であった伊豆半島にあった障がい者関連の福祉施設をすべて回って、話を聞かせて頂いたときのことです学生時代の障がい者福祉との出会いが政治家を志すきっかけとなったこともあり、現場を知っておきたいとの想いから取った行動でした。親御さんの話に涙したり、作業所の方から目から鱗が落ちるような話を聞かされたりした体験は、障がい者福祉の分野に留まらず、その後の国会活動に大いに役立ちました。 時が経ち、国会での活動が多忙になるにつれて、その機会が少なくなって参りました。 また、私の意識の中でも、現場を見るという意識が低くなってきていたことを猛省しております。

 この数ヶ月、地元を歩く中で、医療や介護の負担増に悩んでおられるお年寄り、福祉サービスの負担増に悩む障がいを持つ方やご家族、子育てに悩む親御さん、経営難に苦しむ中小企業経営者、ワーキングプアと言われる状況におかれている方々などと出会いました。戦後最長の景気回復を宣言している政府の見解とは裏腹に、厳しい現実がそこにはあります。政治家を続ける限り、この厳しい現実と私自身が向き合わねばなりません。これまで私は、国会議員として主に安全保障やエネルギーを専門分野としてきましたが、通常国会では、より広い視野に立って、皆様の声を国政に届けるべく、全力を尽くして参ります。

 経団連に代表される大企業の理屈ばかり聞き入れる安倍政権に対して、民主党は苦しい立場にある人の声を代弁してまいります。

 我々のスローガンは 「政治とは生活である」です。郵政解散に象徴される小泉政権の5年間、 「美しい国」を掲げる安倍政権、そしてこれまでの民主党にも足りなかったのは、「生活」です。自戒の念を込めて、私自身もこの言葉を胸に一年を過ごして参ります。上に伸びることを目指すのではなく、大地に根を張る一年に。本年も引き続きご指導賜りますよう、よろしくお願い致します。

           平成19年1月1日 細野豪志