前回の続きです♪

 

本能寺を後にして、次の目的地へまたお散歩を再開♪

なのですが、、、ここでもまた寄り道(笑)

お散歩してると、次々にお寺や神社に出会えるのが京都ですね(*^^*)

 

 

下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)です。

鳥居を写したかったのですが、鳥居の奥には本殿が鎮座しているために、断念(>_<)

この神社は、早良親王(のちに崇道天皇と呼ばれる)、伊予親王、藤原吉子(きつし)、藤原広嗣(ひろつぐ)、橘逸勢(たちばなのはやなり)、文屋宮田麻呂(ぶんやのみやたまろ)という六座。

この六人は、先に書いた祇園祭の前身とも言える御霊会という祭祀で御祭りした六人です。

それに吉備聖霊(きびのしょうりょう)と火雷天神(からいてんじん)を加えた八座を祀っています。

 

日本、古来よりある「怨霊信仰」という考え方で、無実の罪(主に政治的な側面)で、非業の死を遂げた人を神様として崇めるので、

どうか、祟らないでください。という信仰です。

天神様で有名な菅原道真や、崇徳上皇、平将門などが有名なところではないでしょうか。

 

それだけ、当時の人からすると、疫病や天災というものは、目には見えない者の力と恐れられていたということですね。

こういた信仰は、実は日本にしかない独特のものです。

神社にお祀りするだけではなく、色々な形でこの「怨霊信仰」は根強く日本に残っています。

こういった観点で神社を見ると、また違って見えておもろいのです(*^^*)

 

 

 

次に行ったのは、菅原院天満宮神社

ここは、菅原道真の生家を神社にした場所です(*^^*)

御祭神は、菅原道真。菅原是善(これよし)。菅原清公(きよきみ)

という三神です。是善は道真の祖父で清公は父です(*^^*)

 

これは、菅原道真が生まれた時に産湯に使われた井戸だとか。

 

「うつくしや 紅の色なる 梅の花 阿子が顔にも つけたくぞある」

 

この歌碑は、菅原道真が詠んだ句として、有名ですね(*^^*)

なんと、これを詠んだ年齢は5歳の時。

神童と呼ばれ、今、学問の神様と崇められるだけのことはある。

 

余談ですが、これを彼氏は「うらめしや~・・・・」と呼んで聞かせてくれたのですが、

うちは何も気にせず「へえ~」って聞き流しました。

それよりも、歌の意味が気になってて(笑)

間髪入れずに、頭を叩かれ(笑)

「うらめしやじゃなくて、うつくしや。な?www」

と呆れられマシたww

くっそwww気付かんかったww

 

そんな漫才をしながら、次の場所へ。

次は、ここからほど遠くない神社

 

 

護王神社です(*^^*)

ここは、足腰にご利益があると有名な神社。

由来はここの御祭神である和気清麻呂(わけのきよまろ)が

朝廷の任務で宇佐八幡宮に行くときに、森から猪が群れをなして現われ、宇佐八幡宮まで清麻呂を連れて行ったという神話にあります。

その時、腰を患っていた清麻呂なんですが、猪のおかげで腰の痛みも

脚の痛みもきれいに治ったというお話から。

 

なのでこの神社の狛犬は、、、

 

猪w

そして、手水舎も

猪ww

かわいらしい感じになっていました♪

 

和気清麻呂って誰やねんw

って人も多いだろうけど、この人が居なかったら

天皇家は今現在存在してないかもしれないと言ってもいいぐらい

その当時の天皇家の危機を守った人です(*^^*)

 

江戸時代の孝明天皇に臣下として初めて神の位を貰った人。

怨霊信仰で臣下が神になることはあっても、タダの人である臣下が

神になれるということはまず、ないので(*^^*)

これもすごい偉業です。

 

 

怨霊信仰や、和気清麻呂について語りだすと、色々な側面で

昔の政治や思想など、幅広く語ってしまいそうなので(笑)

この辺で。

学校で習う歴史も、ただ、年表や、事件を覚えるだけではなく

もっと、踏み込んだ内容だったら面白くて楽しくてよかったのになあと

思ってしまうほど。

 

大人になってから知る、日本という国の歴史は面白い(*^^*)

そういう一面に触れれる場所を今回はご紹介させていただきました(*^^*)

 

三部作のつもりだったけど、番外編込みで四部作になるやもww

 

また時間の有る時にお付き合いください(*^^*)