誰かと一緒に行く旅は同行者によって
行く場所、する事、お金を使う事が
かなり変わってくる。
その時のニューヨーク旅の同行者は
割と普通の観光旅行を好む子で
その子につきあって夜景を見に
エンパイヤ―ステイトビルの
展望台に昇ってみたり
セントラルパークの中にある
不思議の国のアリス像を見に行ったり
リトルイタリーでピザにかぶりいたり
なんて観光客っぽい事をしたりした。
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そしてその同行者のリクエストで訪れたのが
グランドセントラルステーション
にある有名な「オイスターバー」
ニューヨークには何度も行っているのに
ザ・観光客御用達みたいな場所へは
あまり行かないマドモアゼル。
ゆえにこれが人生初オのイスターバー。
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だだっ広い店内は雑然としていて賑やか。
赤のチェックのクロスがかかったテーブル
にはいかにも観光客らしきグループで
占められておりほぼ満席。
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そんな中カウンター席へ通された
マドモアゼル達。
取りあえずアルコールと料理を何品か
そして生牡蠣を注文してみたら
登場したのが凄く大きな牡蠣!
生牡蠣はあまり得意じゃないゆえ
少々慄きながら食してみたら
これが滅茶苦茶美味しい!
身は新鮮でぷりぷりふっくら、
味は濃厚でミルキーでまろやか。
生牡蠣ってこんなに美味しいの?と
感動するマドモアゼル、そして内心呟く
“オイスタバ―侮れないわね!”
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料理は美味しいし活気ある店の雰囲気
も悪くない。
そしてテーブルでサービスしてくれる
ラテン系のウェイトレスの子が凄く可愛い。
明るくて親切でフレンドリーでおかげで
とても楽しいディナーとなった。
特にオイスタバ―を気に入った
同行者の友達。
旅の最終日に“また行きたい”と言う
彼女のたっての願いで店を再訪。
店内で例のウェイトレスの子を見つけ
その時もまた彼女にサービスしてもらい
ニューヨーク最後の夜をオイスターバー
で締めくくった。
最後に“私達明日日本へ帰るの”と
彼女に告げ沢山のチップを渡して
お別れした時はちょっと淋しかった。
たまにはこういう旅も良いわね
なんて思ったマドモアゼル。
そしてあの時の生牡蠣の美味しさも
忘れられず。
帰国後に東京品川にあるオイスターバー
へ行ってみたけど牡蠣が全然小さい💦
あのまろやかなクリーミーさもなかった。
やはりオイスターバーに行くなら
本家本元に行くべし!だわね。