2週間のウガンダ訪問報告、
最後の章は
この旅の主な目的だった
歌と支援成果の視察についてです。
①②はこちら
歌
歌の先生が来たということで、
最初の朝はこんな感じでスタート。
それが1時間後くらいにはこうなって
1週間後くらいにはこうなって
さらに1週間後の帰る間際はこんな感じに
もう、強調しても強調しきれないくらい、
音楽の力
を感じた2週間でした
持っていった曲は、
UNITY HOUSEのテーマソングをはじめ
彼らのために用意した10曲。
(全てオリジナル曲)
と、途中それで足りなくなって
6曲追加し、
計16曲のレパートリー
どれも、私たちの活動理念
Sing in Unity. Live in Peace.
に基づいた歌です。
スキンシップ多めの動きと
子どもたちから案を募集して考えていった振り付け
最初の週末にFatumaちゃんが、
こんな言葉をかけてくれました。
「まだジェンナが来てくれて5日だけど、
子どもたちに変化が見える。
彼らの中の愛が育っている。」
「ジェンナが書いてくれた歌が
どれも子どもたちにとってまさに必要なもので、
その歌詞の深い意味が
私にはわかるから、
子どもたちの歌う姿に泣けてくる。」
「まだ一度も対面で会う前から、
こんなにドンピシャな歌が書けるなんて。」
(↑特にスタロンくんのストーリーを書いたOne Songについて)
Fatumaちゃんと私(+私の膝の上にひとり)
今回、自分としては一番のプレゼントは
これらの歌そのものだったので、
歌が彼らを変えたというFatumaちゃんの言葉は
本当に嬉しかったです
また、Fatumaちゃんなど数人が
イスラム教徒なので、
子どもたちがそれまで歌っていた賛美歌は
一緒に歌えない、というのもありました。
全員で肩を寄せ合って歌える歌、
これぞ私たちGQファミリーの音楽
UNITY HOUSEは私たちにとって、
初めて歌と国際協力がつながった
プロジェクトとなりました。
オンラインコンサートという形で
日本のメンバーに披露できたのも嬉しかったです
ちびっ子たちも、よく歌う、よく踊る
今後はメンバーと子どもたちも
もっと繋げていきたいです。
これらの楽曲は、
今後YouTubeなどでも発表していきますよ〜〜
来年の展開も楽しみ
鶏小屋
皆さんから大きな寄付をいただいた
自立支援プロジェクトは、
鶏小屋、鶏、餌の購入資金となりました。
・・・というところまでは、
出発前に確認できておりましたね。
建設も全てオンライン中継で
実際行ってみると、
元気な鶏たちがいっぱいいましたよーーーー
敷地内の至る所に(笑)
餌やりをする子どもたち。
こちらは水やり。
餌や水の容器は毎日洗浄。
鶏の世話の経験のある、
UNITY HOUSE長男のベンジャくん(自称18歳)と
シャウィークくん(自称14歳)。
二人とも、
元ストリートチルドレン。
「ストリート生活は大変だった。
UNITY HOUSEにいられて嬉しい。」
と話してくれました。
ノアくんの手つきも慣れたものです
もちろんシャウィークくんも。
私なんてこんな感じ(笑)
生んでいる〜〜〜
何十個にもなっている卵をどうするのかと聞いたところ、
なんと孵化させてまず
数を増やすのだそうです。
他所から買った鶏は、
病気がちなものもいて世話が難しい。
病気で亡くなってしまったものもいて、
治療して元気になったものもいて、
今ようやく
全員(全羽?)が健康になったところ。
ここから
健康な卵で健康な雛を育て、
卵を外に売れる規模にまで
拡大していきたい、と。
「日々の餌代も高く、
利益が出るようになるまでの
初期投資が大きい養鶏業だけど、
GQファミリーの皆さんのおかげで
このスタートが切れたことは
とても大きな意味があること。
本当に感謝しています。」
と話してくれました
そんな長期プロジェクトになるとは・・・
鶏小屋ができて経済的問題は解決、
というわけではないことを痛感しました。
ただスタロンくんがどうしても
養鶏をやりたかった理由のひとつは、
子どもたちに鶏の世話を覚えて欲しい
ということ。
スタロンくん自身も、
そして今鶏小屋のお世話を引っ張ってくれている
ベンジャくんやシャウィークくんも、
過去に養鶏の経験があったことが
今に生かされているんですね。
掃除や洗濯をするだけではなくて、
UNITY HOUSEを
スキルを身につけられる場
にしたいという、
スタロンくんの夢に向けた第一歩でもある、と。
GQファミリーとして、
これからも応援していきたいなと思いました
がんばれ〜〜若干24歳のスタロンお父さん
また、こちらはFatumaちゃんの特技、
ブレスレット制作を習う子どもたち
私の腕でサイズを測るカトくん。
完成〜〜
天気がいい日は野外で
たくさんできたブレスレット、
これもGQファミリーで購入して
自立支援に役立ててもらえたらと思い、
持って帰ってきましたーーー
井戸
だいぶ遠いので、
井戸を見るのは無理かなーと思っていたけど・・・
来られました〜〜〜〜
村に到着すると、
ちょうど誰かが水汲みしていたところでした
透明な水がたくさん出ていました
「この井戸ひとつで、
数百世帯の生活が救われる」
と完成時に話していたスタロンくん。
これは本当に、支援できてよかった
皆様、ありがとうございました
建設したトイレまでは、
時間と悪路の関係で残念ながら行けず。
ただ、わりと最近スタロンくんが訪問したそうで、
周りの方々に日々使われていたということでした
今年は本当に大きな支援ができた年でしたねーーーー。
皆様のおかげです
車椅子
最後はこちら。
8月の井戸募金の余剰金で買えた
Joyちゃんの車椅子。
可愛いJoyちゃんに、会えました
Joyちゃんの障がいのために、母親が育児放棄。
おばあちゃんが面倒を見ているそうですが、
Joyちゃんの身体も重くなってきて
この車椅子があってとても助かっているとのことでした。
1日で服も靴も真っ茶色になるこのエリアで、
これだけきれいに保たれていることに
私もスタロンくんもびっくり。
必ずJoyちゃんをキレイにしてから乗せている
というおばあちゃん。
大切にしてくださっているのが、伝わりました
Fatumaちゃんとも仲良しです
🇺🇬 🇺🇬 🇺🇬 🇺🇬 🇺🇬 🇺🇬 🇺🇬
以上、3部作でお届けしました
映像も山のようにあるので、
UNITY HOUSEのYouTubeチャンネルを
作ろうかと考えています。
今はまだチャンネルを立ち上げただけですが・・・
ここに動画を置いていこうかなと
長いようで短かった14日間。
名残惜しいお別れ・・・
最後まで走ってくれたのは、やっぱりこの子です
あぁ身体をひとつ置いていきたかった・・・
一度親に捨てられた経験のある子どもたちに、
この涙を流させるのがとても辛かったです。。
「お別れじゃないよ」
と何度も伝えながら・・・。
ほら、またすぐ会えた
(日本到着報告のビデオ通話)
これからもいっぱい、一緒に歌っていこうね
UNITY HOUSEプロジェクトは、
まだ始まったばかり。
今回、このタイミングで実際に現地を訪れることができて、
本当に良かったです
丸2週間の留守、
家族やスタッフをはじめ、
メンバーの皆様も
本当にありがとうございました
皆様にも、
この報告でウガンダを身近に感じてもらえたら嬉しいです。
今回の訪問の成果を生かして、
来年もUNITY HOUSEとのコラボレーションを
たくさんしていきたいです
以上、レポートでした。
ありがとうございました