インターナショナル トリップ 8
すいません。まとめて最後まで書きます。
11日目:
今日は1日セッションが詰まっており、午前中はEge Cansenというコラムニストとしても有名な経済学者でした。(ちなみに私は知りませんでした。)
大統領含め皆さん「トルコの経済は将来性があって素晴らしいからぜひ投資しよう」という前向きな意見に対して、この人はトルコ経済の弱点を語りました。
昼食の立食パーティーをはさんでTurkcellというトルコの携帯電話会社を訪問。
で、その後はネスレのトルコ支社長とのセッションです。イギリス出身の彼は、トルコの文化を理解するのに本当に苦労したらしく、トルコ人の事を「アラブ人のように働き、ユダヤ人のように交渉する。」と表現していました。
で、夕方からボスポラス海峡をめぐるボートツアーに参加し、同級生達とホテルに近くの韓国レストランへ。韓国人の同級生曰く、味は全く自国のものと同じとの事。
日本料理屋でもそうだったのですが、アメリカと違って、料理をなるべくオリジナルのまま提供する傾向が強い印象を受けました。
で、さらにそれから、チャンピオンズリーグの決勝を見に、近くのパブへ。すっごい盛り上がりでした・・・。
そんな感じです。
12日目:
インターナショナルトリップ最終日となる今日もセッションが3つと・・・。という事で、今までろくに街を見て回る時間の無かった私は午後のセッションを抜け出して町を徘徊してみました。
繁華街を抜けて、
ガラタ橋を渡って旧市街へ。(すいません。写真は新市街が写っています。)
で、この橋で釣りをしている男性をたくさんみかけました。
ちなみにこの橋の下にはたくさんのバーやらパブがあり、昼間から男性がビールを飲んでゲームしたり、たばこすったりと・・・・。
で橋を渡ると、トルコ版ファストフードとも言えるサバサンド屋が地元の人で賑わっていました。
で、オリエンタルエクスプレスのコンスタンティノーブル駅へ。
1883年の開通当時はこの駅がパリからの終着駅で、アジアの窓口となっていました。
トルコは日本に対して非常に友好的であり、町を歩いているといろいろな人が日本語で話しかけてくれます。
そんな感じで、夜は最後のパーティーです。
海沿いの宮廷風レストランで開かれたのですが、ちょうどパーティーの2時間ほど前に大型タンカーがその隣の家に突っ込みそうなニアミスを起こし、パトカーやら報道陣で賑わっていました。
で、相変わらずの飲んで喋くりまくって、スピーチしたい人が突然スピーチして、ダンスで盛り上がって・・・と、ある人曰く、グローバルスタンダードな夜を過ごして、ホテルへ。
13日目:
今日は朝からボストンへの移動となります。往路と異なり、フランクフルトでの接続もわずか1時間と非常にスムーズでした。ちなみに100名いるクラスメイトのうち、ブリティッシュエア組とルフトハンザ組の2つにわけられるのですが、ブリティッシュエア組は往復路ともにルフトハンザ組よりも早めにでて、ロンドンでの接続に5時間くらい待たされという事に・・・。
機内ではトランスポーター、モールコップ、ボルトの3本の映画を見つつ。英語で全て見たのですが、ほとんど理解できるようになっている事に嬉しいんだか悲しんだか・・・・。
と、そんな感じです。
まあ、2週間同級生達とどっぷり過ごしてきましたが、やはり英語力をもっともっと向上させたいと切に思い続けた日々でした。
残すは卒業式です。まだまだやることはありますが、山のような宿題から解放されてちょっとは落ち着いて物事が考えられるかと。感傷的にもなれると良いのですが・・・・。
取り急ぎ。
インターナショナル トリップ 7
10日目:
午前中は相変わらずイスタンブール観光となりました。
まず訪れたのはAyasofya Muzesi(アヤソフィア博物館)で、西暦360年に完成したいわゆるモスクです。
ドーム型の建物に、空間を隔てる柱が一切なく、ギリシア正教の聖堂として建築されたのですが、時代とともに様々な宗教を受け入れてきたそうです。
ちなみに一部修復中なのですが、この修復にも10年以上の歳月を必要としているそうです。
で次に訪れたのは、4世紀頃に造られた地下の貯水池で、イスタンブールの旧市街地の地下にはいくつも同様の貯水池が存在しています。これらが発見されるまで、みなさん普通に住居やビルや道路を造って暮らしてしまっていたそうです。
でこの336本あるとされる柱は、どっかの寺院の柱を再利用したもので、その結果、柱の底にメデューサの顔があったりします。
で、最後に青のモスクと呼ばれるSultanahmet Camiiを訪れて、イスタンブール観光は終了です。
午後は地元ではというか、トルコでは非常に大きなAK BANKを訪問。 トルコでは有名なサバンチ財閥が興した銀行で、その3世代目にあたる創業者の孫娘がCEOです。
同級生の多くが退屈だと言っていましたが、私にはファイナンスの授業の復習みたいな感じで結構面白かったのですが・・・。
で、夕方からまたパーティーです。
欧米型のひたすら喋くりまくるパーティーに、1年経ってもまだ慣れていない私はほとほと疲れました。英会話の良い練習機会と思えばそれまでですが・・・。
そんな感じです。
インターナショナル トリップ 6
すっかり間があいてしまってすいません。まとめて数日分を記載します。
7日目:
午前中は約4万人の人が暮らしていたというデリンクユの地下都市を見学。きちんとした記録が残っていないのですが、初期のキリスト教徒やギリシャ人達が何世紀にも渡って住み続けたとの事ですが・・・。
閉所恐怖症の気がある私としては、実は緊張していたのですが、無数に掘られた横穴やら抜け道やらのおかげで、圧迫感を感じることなく。ちなみに地下8階まであり、それぞれの階の入口に、敵の進入を防ぐための丸石でできた扉があります。
で、午後はギョレメという谷の岩窟教会へ。
12世紀ごろ描かれたというフレスコ画も、日にさらされない分、綺麗に保存されており。
また、当時(12世紀)はコンスタンティノーブルとの通信は伝書鳩を使用していたらしく、その鳩専用の洞窟もあり。
で、夜は洞窟を改造したレストランで民族舞踊やらベリーダンスを見ながらの夕食と。要はこの日は洞窟三昧だったということで。
8日目:
午前中はムスタファパシャというギリシャ系住民の居住区を見学し、午後から首都アンカラへ移動。
ちなみにバスで4時間ほどです。
9日目:
午前中はトルコ共和国首相政府投資促進機関 代表 コルクマズ氏とのセッション。トルコへのFDIを促進するのが役目である彼は、非常にフレンドリーというか、ほとんどセールスマンのような雰囲気で、官僚というイメージとはかけ離れた人物でした。
ちなみにトルコは日本に対して非常に友好的であり、その会話の中でもしばしばトヨタを含めいくつかの日本企業の事例を紹介していました。
で、午後は大統領との会談というか、セッションです。やはり大統領もトルコの経済成長はより安定的であり、投資するには持ってこいの国だと力説していました。
で、このあとはイスタンブールへ飛行機で移動です。
イスタンブールはアジア大陸とヨーロッパ大陸の2つからなり、オリエンタルエクスプレスの終着駅でも有名です。歴史的な建造物と近代的な建物が同居するこの町はとても綺麗というか雰囲気があって、治安も良く、私としてはかなり気に入りました。
さすがにこの数日間ケバブばかり食べていたので、夕食は22時からホテルに最寄の和食レストランへ。これまた、味がほとんど日本オリジナルと同じという素晴らしい出来でした。
ちなみに、この日はアジア系生徒の大半が自国の料理を食べに行っていたことが判明したりして・・・・。
そんな感じです。
続きはまた後ほど・・・・。