私大文系ドメドメの米国経営大学院留学日記 -2ページ目

Aftermath

卒業式の後も地道に家具をムービングセールで販売したり、自動車保険の返金請求だったり、AAA(日本で言うJAFのようなもの)の解約だったりと細々した作業を継続中です。


で、相変わらずの同級生達とのサヨナラパーティーにも参加しつつ、子供達の野球の応援が毎日あったり・・・と。


で、先日、家から車で1分ほどの中古車屋+ガソリンスタンド+修理工場のコングロマリットに自分の車を売りに行きました。


車の査定をしてくれている間にレバノン出身のオーナーと話し込んでいると、彼がどのようにしてビジネスを大きくしてきたかを語ってくれました。


特にこの会社は日本人から人気があり、そのサービスの徹底ぶりは、アメリカではとても見られないほどです。車を帰国の前日まで使用してOKなのに加え、ナンバープレートの返却やら、保険の解約手続きの代行なども無償で引き受けてくれます。


で、私の車は走行距離30万キロ、ラジオのアンテナは折れて無くなり、給油口のカバー(蓋ではありません。)も開きっぱなしで、おまけに3日に1度は冷却液を足さないとオーバーヒートします。


以前、修理に2000ドルかかると言われ、直さずにごまかしながら乗っていたので、もしかしたら買い取ってくれないかもと思っていたのですが、無事300ドルで売れました。


私が知っている範囲の車の欠陥を全て指摘されたときは、むしろ検査の徹底ぶりに感動したくらいです。


で、ここでの反省は、最初からこの会社に依頼して車を購入すれば良かったと思いました。私はボストンのはるか南の、人は良いが、仕事がテキトーな中古車屋で購入したため、なんどか車が故障したり、車検が一発では通らなかったり・・・・と。


情報を持っている人と持っていない人の差を痛感しました。何も情報が無い中で飛び込んだ初の海外暮らしでしたが、その無謀さ故に損した事も多かった1年だったと・・・。


そんな感じです。


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卒業式

今日、待ちに待った卒業式が行われました。正確に言うと、待ちに待っているはずだった卒業式です。


朝7:45に集合して、9:30に会場入り、13:30終了という長丁場ですが、卒業式の内容そのものは非常に日本のそれと違って、明るくカジュアルな雰囲気で進行します。大学生も含めて数千人が卒業するので、会場は人の海となり、スピーチ中に写真撮ったり、ビーチボールがその人の海の上を行ったり来たりして・・・。


世界中からご家族が晴れの舞台を見にくるので、観客も国際色豊かで・・・。


私大文系ドメドメの米国経営大学院留学日記-会場1


私大文系ドメドメの米国経営大学院留学日記-入場

一年前、先輩達に卒業の感想を尋ねた時に、私の記憶に残っているのは・・・「、達成感なんて全然ないよ。」とか、「特に実感がわかない。」というものでした。


私も今は自分なりにその言葉の意味が解釈できるようになりました。私からすれば、もっともっと勉強したかったとか、もっと学べたはずだったという道半ばでの卒業式という気持ちが強いからです。


で、加えて毎日当たり前のように顔を合わせて来た同級生達と明日からバラバラになってしまうという実感もわかず・・・。


この中途半端な気持ちのおかげで、むしろ次の事を考えたり・・・。


ひとつだけしっかりと認識したのは、私の参加している1年制のMBAプログラムはクラスメイトが100名しかいないため、非常に付き合いが密になるということです。その結果、絆も深く、バラエティに富んだ同級生達と価値観を共有していく喜びを知れたのは私にとっては最も大きな収穫だったと。


そんな感じです。


ちなみにこのブログも日本に帰る日までは続けようかと思っています。


取り急ぎ。

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卒業式までの間

こいつは何をしているだろうと思われる方もいらっしゃるかと思うので、簡単にご報告を。


基本的には引っ越しと言うか、ボストンからリタイアする準備に入っています。家具をバラして購入してくれたお宅に運び込んだり、子供の小学校の転校手続きだったり・・・・、と言い訳では無いですが、決して暇な訳ではございません。


加えてケーブルテレビやら電気代の清算やら。売れ残った家具のさらなるセールスやら。恐らく最大のヤマ場は私のボロ車の売却になろうかと。


加えて学校から送られてくるメールに対応しつつ、別れを惜しむかのような同級生達とのパーティーにも出席しつつ。


今だに実感が全く湧きません。


で、ボストンでやり残したフェンウェイ球場に野球を見に行くのも週末に計画してみたり。


そんな感じです。


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