私大文系ドメドメの米国経営大学院留学日記

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日本に帰ってきてから・・・・

これが最後の記事になります。


すでに元の会社、元の部署に出社して2日が過ぎた、私の心境を簡単にご説明しようかと・・・。


教授が言われた通り、変わらないと思っていた元の世界は大きく変わっていました。具体的にはクライアントの人だったり、会社の状況や文化だったりと・・・。私の会社の文化も人も大きく変わっていました。


そして、初日からいろいろと仕事をしていると、留学前の感覚・意識が戻ってくるのも非常に早く、おそらく1週間後にはかなり馴染んでいることが予想できました。


で、そんな感じなので、なにがMBAの価値なのか・・・と。この1年間で私の何が変わったのか・・・なんて事をつい考えてしまいますが。


私よりも1年先に同じプログラムを卒業した先輩に彼の仕事の内容や、この1年で彼の感じた事を聞きに行きました。


彼が教えてくれたのは、「1年間の勉強は、スポーツに例えるなら筋トレのようなもの。サッカーに例えるなら、あのゴールはこの筋トレのおかげなんて思わないけど、そこに何かしら影響を与えているもの。」という説明でした。


大学時代にアメフトをやっていた私には、非常に納得の行く説明でした。これからどんな風に将来を設計して行くかはまだ決めていませんが、きっと役に立つんだろうと・・・。


そんな感じです。


最後に、このブログを読んでくださった方に深く御礼申し上げます。他のビジネススクール留学者のブログとは大きく異なり、かなり内容が浅いのですが、楽しんでいただけたのなら、本当に何よりかと。


ありがとうございました。

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ボストン最終日

今日ボストンを発ちます。


昨年の5月3日に渡米してきてから13か月強をここで過ごしてきました。ほとんど毎日朝から明け方まで勉強しっぱなしの生活でしたが、それでもいくつか思い残す事もありつつ・・・・。


一部の同級生達はかなり感傷的になりつつ、日々サヨナラパーティーを開いていますが、私はいまだに感傷的になる事もなく、淡々と過ごしています。


その理由はいくつもあり、自分でも大体は理解していますが、いくつかご紹介します。


1:

なかなか日本に戻るという現実を受け入れられず、というか日本に戻ること自体に現実感を抱けず、今だにいつまでもここにいるような気分になっている。


2:

帰国後特に何か新しいことがあるわけでもなく、以前と変わらない暮らしに戻るため特に大きな感動もなく。


3:

やり残したという思いが強く、いつか必ずここに戻って来ると願っている、というか要は「これが最後では無い」という思いが強い。


そんな感じですが、さすがに昨晩にフランス人の同級生が電話をかけてきて「最後だから一緒に飲もう」と言ってきてくれた時は、しみじみ感じ入るものがあり・・・・。


この1年制のプログラムは28カ国から生徒が集められ、アメリカ人がマジョリティーでないという米国では稀なプログラムです。そのため、お互いが米国のルールではなく、真に理解し合うためのコミュニケーションに対する態度というか基準が存在します。


私の気づいたところで・・・・


1:

聞き手の理解度は話し手に依存する。これは聞き手に自分の考えを理解してもらうためには、話し手は説明を尽くすという態度が求められます。議論を諦めないという感じでしょうか。


2:

まずはじめに、自分の考えを極力クリアーに述べる。これも相手に理解してもらうためですが、まずYesかNoかをはっきりさせた上で、懸念事項を加えるやり方です。たとえば「私はYesだけど、この点はこういった理由で検討しなければならない。」という感じです。


3:

他者の意見に対してオープンでいる。価値観が違うからとか、外国人だからというネガティブなスタンスを排除し、耳を傾ける。


そんな感じです。


と言うことで、まだ続けます。

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引っ越し準備に際して

大した事ないのですが、小ネタをいくつか・・・。


●その1:


IKEAで購入したシングルサイズのベッドとマットレスを、ムービングセールのサイト(日本語)に出したところ、さっそく買い手がつきました。その買い手の方との電話のやり取りです。


相手:●△☆○(要は完全にネイティブの英語です。)


私:「あのーこの度はありがとうございました。○○(私の名前)です。」


相手:「あー、ムービングサイトの人ですね。」


私:「そうです。いつ頃お届けしたらよろしいでしょうか?せっかくなので、組み立てまで行いますよ・・・。」


相手:「結構です。こっちでやりますから・・・。」


私:「でも、大丈夫ですか? 私がやった方が早いし、組み立て方のコツも良く知っているので・・・。」


相手:「エキストラチャージは無いんですか??」


私:「全然。購入してくださった方へのサービスのつもりだったのですが・・。」


相手:「じゃあ、お願いします。」


この会話から、相手の方はかなり在米歴が長い方だと判断できました。


●その2:

で、本日実際にお宅にお邪魔して組み立てまで行ってきたのですが、最後の最後まで、本当にエキストラチャージを請求しないのか尋ねられていました。

で、組み立てている時の会話です。


相手:「でも○○(私の住んでいるマンションの名前)だと家賃高くないですか・・・。」


私:「驚くほど高いです。こんなにボストンが安全だと知っていたら、あそこには住まなかったのですが・・・・。」


相手:「それはあなたがBrookline(私の住んでいる地域)に居るからよ。ここは全然違う。あなたの住んでいるところは高齢者が多いせいで、救急車が頻繁に来るけど、ここは全く違う理由で救急車が来る。」


その買い手のお宅は私の家からわずか車で5分というか、ほとんど2ブロック先です。確かに通り1本隔てて微妙に雰囲気が変わるのは私も気づいていたのですが・・・・。




●その3:


歯医者さんの薦めで超音波歯ブラシを使用していたのですが、インターナショナルトリップ以来、調子が悪く、とうとう壊れてしまいました。で、保証書を見ると2年間だったので、購入した時のお店に行ってきました。当然の如く購入した時のレシートも捨ててしまい、自分がその店で購入した証明が何もできないのですが、お店に行くと、あっさり新品に交換してくれました。


聞かれたのはいつ購入したか、とその際の支払い方法のみです。


返品天国とは良く言ったものだと・・・・。


そんな感じです。

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