(黒田節)
この〝黒田節〟は。黒田長政の命令で、家臣(母里太兵衛友信)が、
今の広島にあった、〝福島正則〟を訪ねて、
[我が殿よりの口上がございます]と申し上げたのですけど、
その時殿様(正則)は、酒もりの最中だったので。
[口上などはどうでもよいから、杯をとらせる]と、
母里が度々遠慮して、口上を述べようとしたのですけど。
〝横紙破り〟と言われた正則ですから、
そこでついに口論みたいな話し合いとなってしまったのです。
福島正則は巨大な(武蔵野)と言う杯、武蔵野とは、
野は見つくせない〟がなまって〝飲みつくせない〟なのです。
その訳は、一升五合も入る大杯だからです。
その盃に大量の酒を注ぎはじめ「これを飲み干せば褒美は望み次第じゃ」と宣言!
そこで、「飲み干したら殿の後ろにある日本号を所望したい」と申し出たのです。
そして、母里太兵衛は大杯になみなみと注がれた酒を一気に飲み干し、
日本号の槍を手にして、意気揚々と引き上げていったのです。

 

昔のお坊さんの修行は大変な苦行だったそうで、
それを成し遂げたお坊さんは、とても尊敬されていて、
まるで特別階級のような扱いだったらしく、
殿様にも、帝(みかど)にも堂々と会うことも出来たし、
対等に会話も出来たのだそうですネ。
下級武士などは、お坊さんに
叱られた話さえあるくらいですから。 

 

2月にまつわる漢字
【如月】(じょげつ) または「きさらぎ」
【木の芽月】(このめづき) 
【雪消月】(ゆきぎえづき・ゆきげづき) 
【恵風】(けいふう) 
【花朝】(かちょう) 
【梅見月】(うめみづき) 
【令月】(れいげつ)
【殷春】(いんしゅん)
【建卯月】(けんうづき)
【仲春】(ちゅうしゅん)
等々。
いずれも、北海道に住んでいる私たちの感覚とは、
ほど遠い漢字ばかりですね。
なにせ、今が寒さの真っ最中ですからネ。