(正親町天皇)
[1517~1593]
第106代天皇。
在位1557~1586。
後奈良天皇の第2皇子。
名は方仁=みちひと。
弘治3年(1557)践祚=せんそ。
毛利元就=もうりもとなり父子の献上金で、
永禄3年(1560)になって即位。
のち、織田信長・豊臣秀吉の援助を受けて、
皇室の諸儀式の回復に努力。
豊臣秀吉が関白になったので、お祝いにと刀をくださった。
その刀で作ったやりが、
黒田節の日本号なのですよ。
〔月に関わる事を参考例として書きますね〕
◎後の月=のちの月
(陰暦八月十五 夜の月を初名月というのに対して、
九月十三夜の名月。十三夜。)
:のちのつき入りて顔よし星の空 鬼貫
:独酌を猫に見られし後の月 はな
:後の月鼬に鯉をとられけり 龍岡 晋
◎閏月
(うるうづきのこと。)=閏にあたる月。陰暦で、12ケ月のほかに付け加える月。
太陰暦の時代にあったのですね。2月が、29日、年に13ケ月ある年も
あったのですね。
◎月見豆
:真緑に茹でて自慢の月見豆 豚児
:農民の遺伝子我に月見豆 一弘
(鳴けないよっ、なのに泣けとは、ご無体な)
〝蓑虫=みのむし鳴く〟
声の主は、カネタタキだと言われてるのですね。が、
カネタタキが、「ち・ち・ち」と鳴くのが、古くから蓑虫の鳴き声と
信じられていたのです。
枕草子には蓑虫が汚なげな蓑を着ていることから、鬼の子とみて、「風の音 を聞き知りて8月ばかりになれば、ちちよ、ちちよと、はかなげに鳴く、いみじうあはれなりと
あります。いずれも説話に由来するものです。日本の文化の一つと言えるのでは
ないでしょうか。
父親の鬼が、子に、蓑を一枚着せて、
[秋には迎えに来るから]と、
だから、秋が近づくと、子が「蓑虫」が、
[父ヨ父よ]と、
鳴くとの説話なのですね。