自宅療養から社会復帰へ 猫のお昼寝

自宅療養から社会復帰へ 猫のお昼寝

休職から自然退職。自宅療養を経て、社会復帰を模索する引きこもりな猫族です。最近、日本語教師とネット副業の勉強を始めました。

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お料理を始めた人に大切なのは、何といっても、続けることだと思います。

お料理に限らないのですが、慣れないことを始めたときって、
モチベーションを保つことが一番大事ですよね。

特に、気力や行動力が低下している引きこもりさんだったら、
なおさら、ここが肝心です。

なので、 私が自分に言い聞かせたのは、次のようなことです。

1.最初から、手の込んだものを作ろうとしない。

完成品を見て、自分でも出来そうな気がして、食材を揃えたのに、
買ってきてみたら、大変すぎて、気力がなくなってしまうことがありました。

少しずつ、ちょっとずつ、慣らしていきましょう。
とっかかりは、既製品に、ほんのちょっとのアレンジを加えるだけ
いいと思います。

最近は、ネギ1本、大根1/2など、少量で売ってくれるお店が増えましたし
新鮮な野菜を置いているコンビニも増えてきました。

鮮度や価格の面では、スーパーにかないませんが、
求めやすさという点で、最初はコンビニの野菜からスタートというのは
いいと思います。

何しろネギ1本なら、たとえ1回しか使わないまま、残りが傷んだとしても、
価格的にそれほど響くものではありません。

ネギをちょこちょこ刻んで、冷奴や、お味噌汁、ラーメンなどの既製品に
乗せてみることからぜひ始めてください。
刻みたてのネギの香りだけで、驚くほど新鮮な気持ちになれます。
ちょっと乗せるだけで、お料理が美味しくなる幸せを、味わってみてください。


2.残りをうまく使いきれなかった場合も、自分を責めない。

余りものを上手に使って献立を組み立てるのは、実は結構高度な作業だと思います。
最初はレパートリーも少ないのでワンパターンになりますし、
今回は作れても、次の食事でお料理するまでは、気力が続かないかも知れません。

なので、すべてをムダなく使い切ることは上級者しかできない
最初から思うことにしましょう。

たとえ割高でも、1回、もしくは2回のお料理で使い切る分量を買うようにします。
そして、1回しか使えずに処分することになったとしても
1回分はお料理ができた自分を褒めてあげましょう。


3.自分が食べたい、作りたいと思う気持ちを大事にする。

心が何かの心配事で押しつぶされていたら、食事も喉を通らないでしょうし、
何を食べようかなどとあまり考えないだろうと思います。
でも私がお話しているのは、そういうつらい急性期を過ぎた方々です。

もし、何か美味しいものを食べたいという気持ちが出てきたら、
それは、身体がよくなってきたサインですよね。

お弁当や買ってきた食べ物だと、レパートリーも限られてくるため、
自然にそういう欲求が出てきてもおかしくないと思います。

不思議なことに、身体が欲しがっているものを作ってあげると、本当に喜んでくれます。

香りも、食欲や精神的な部分に、大きな作用をもたらします。

あるとき友人から、当地特産の「柚子胡椒」をいただいたのですが、
その瓶を開けたとき、その味わい深い香りに、すっかりとりこになりました。
ヘンだと思うかもしれませんが、お料理で使う前に、何度も瓶を開けて、香りを楽しんでいました。

柑橘類は、本当に清々しい気持ちを促進してくれますし、
林檎などのフルーツにも、心を温めるような香りがあります。

ハーブなどのアロマにも癒やしの効果はありますが、食材や香辛料など
嗅ぐことのできるものにも同様の効果があると、私は自分の体験から思っています。

アロマグッズはそれなりに高価なものが多いけれど、
食材ならそんなことはありません。
おなかも満たすだけでなく、香りによって、精神面でも、癒される。

すごく素朴で、自然な療養生活だと思いませんか?

では今回は、お料理をするようになって、よかったなぁと思うことを、あげていきたいと思います。

1.食費代がかなり節約できる

当たり前ですが、外食したり、お弁当を買ってきたり、宅配を頼むよりも、ずっと安上がりです。
週に1度か2度、両手に一杯になった袋を持ち帰るだけで、
あとはおかねを使わずにすむようになりますから。
また、多少でも作れるようになると、お野菜の値段などもわかり、
「自分で作ればずっと安いのに」などと思うようになってきます。

一人だと食材が使い切れないと思われがちですが、最近は少量パックも多いですし、3食をすべて自宅で食べられる引きこもりさんには、ムダがないのです(・∀・)

家族の支援がない場合、収入のないひきこもりさんにとって、
自炊は生活の心配をやわらげてくれます。

2.食べることが楽しくなってくる

お料理をすれば、自然と自分の食べたいもの、味わいたい味を作るようになります。
食べたかったものを食べると、身体は素直に喜びますし、精神的な安らぎにつながります。

3.お料理と買物で、頭を使う訓練ができる

今残っている食材で、何が作れるだろうか・・・何を作ろうか・・・どんな手順で?
・・とか、何を買い足せば、いいお料理が作れるだろうか?と考えることで、
日常的なことを処理する訓練になります。
こういうことに頭を使うのは、ネガティブな思考が回ることを防止しますし、
ぼんやりしていた頭も、すっきりしていきます。

ちなみに、レシピを考えるときは、カンタンです!
今ある食材+レシピで、ネット検索してみれば、たくさんのレシピを見つけることができます。

(レシピのネット検索のおすすめ)
昔、ネットが普及していなかった頃は、お料理初心者は大変でした。
家族など、身近にお料理を教えてくれる人がいるなら別ですが、
大抵はお料理の基礎とか、献立集などの本を買い求めて、そこからできそうなものを選んで、お料理を始めると思います。

でも・・・お料理の基礎を教える本て、結構内容が難しいんですよね。
きちんとした手順を教えてくれるのはいいんですが・・・・
あまりにもきちんとしすぎて、日常的に、そこまで手間をかけられなくて、挫折のもとなんです・・・( ´Д⊂ヽ

献立の本も、見た目は美味しそうなんですが・・・分量が4人分だったり、
手順が結構複雑だったりすると・・・・挫折しちゃいますね!
「だし1カップ」とか、だしのとり方知らない人はあせると思うのに、
あたりまえのことは、どこにも説明がなかったりするし・・・。

それに、1冊買っても、本当に作りたいと思ったり、作ってみたりする
お料理なんて、結局ひとにぎりなんですよねー

でも、時代は変わりました!
今はネットが味方です。作ってみたいお料理とか、食材を入れて、レシピと打ち込むだけで、いろいろなメニューを見つけることができます!

いいなぁと思うのは、一般読者の投稿レシピです。
本格的じゃなくて、どこかで食材や味付けを代用していたり、何かを省略していたり
することが多いんですが、別に、美味しいなら、何でもいいわけで!

むしろ、上手に手間を省いた知恵のついたお料理だったりするんですね。
「作ってみました、美味しかったです」のなどの反応がたくさんついたお料理は、それだけ多くの
支持を集めているわけで、選ぶときの参考にもなります。

私は、レシピのネット検索で、お料理を覚えてきたと言っても過言ではありません。

お料理が決まったら、簡単にメモをとって、自分の中で一度シュミレートします。
お料理をする前に、一度完成図を描いてみるということも、頭を使うことなので、
とってもいいんです。
付け合せはこれにしようかな、余ったら次の日はこうして・・・・など、
考えておくことは結構あるものですし、そういった段取りで、頭を使うことが、
社会復帰していくうえでも、けっこう大事なプロセスになっていくと思います。

お仕事を始めたら、段取りを考えるのって、必須思考パターンになるわけですからね。

4.身体が内側から、健康になってくる

自分で作ったものを食べて、満足して休む。すると、身体が喜んでくれるのが感じられます。
特に、今まで自炊をしてなくて、買ってきたものばかり食べていた場合、はっきりわかると思います。

私はお通じがメンタルと連動しやすく、便秘にも下痢にもなりやすかったのですが、
美味しいお料理を作ることができて、食事に満足した次の日は、とても気持ちよく
おトイレから出てこられました。快便という言葉がありますけれど、、、本当に、
気持ちがいいんですね、すっきりして。

外食品には、どうしても鮮度を保つためとか、味つけが好まれるようにとかで、
添加物とか、過度な刺激物が含まれていると思います。
もしかすると、精神的な緊張や悪循環な思考などは、どこかでそういう食事の
影響を受けているのかもしれません。

しかし添加物のない、新鮮な食材で作ったお料理は、たとえ素朴なものであっても、
身体を内側から元気にさせてくれます。

投薬だけで、なかなか体調が好転しないことにお悩みの方は、食事について少し
見直して見ると良いかもしれません。


5.味に敏感になり、他のものを食べても作り方が予想つくようになる

基本的にアバウトな人間なので、レシピには大さじ2杯と書いてあっても、
計らないでテキトーに入れて失敗・・・なんてことはしょっちゅうやってる私であります。

しかし、きちんと測っても、やはり微調整は必要なので、何度か味見をすることになります。
すでにここで、味に敏感になる訓練が始まっているのです。

大抵は、今までに他で食べたことのあるお料理を、自分でも作ってみようとします。
自分が憶えていた過去の味と、自分のお料理の味とのギャップを計算して、
何を足したら、近づけることができるのか?
ということを、一生懸命考えることになります。

そして、狙っていたような味ができあがったときの嬉しさは格別です!

今までは、お店で頼んで、作ってもらうしか、食べることができなかったお料理が、
自分でも作れるようになった!ということですから!

「ああ、この味だったのか!」
「これをいれると、こんな味になるのか!」

初心者さんにとって、これは本当に大きな発見であり、喜びなのです!

お店で何かを食べてみても、味の構造の想像がついたりします。
お食事に、新しい楽しみ方が、広がります。


6.中間素材を買わなくても済むようになる

これは5に関連していますが、だんだんお料理の味を覚えていくと、いわゆる「○○の素」
のような、中間素材を買わなくても、自分の調味料だけで、お料理が作れるようになってきます。

中間素材も、やはり味付けは万人に好まれるように、いろいろと刺激的なものが加えられている
ので、自分で作れるならば、それに越したことはないです。
そして、、、、この中間素材は、材料に比べると、かなりの割高になります。

お料理を始めたばかりのときは、モチベを保つためにも、しばらく中間素材と野菜やお肉類、
といった買い物をして、お料理をしたほうがいいかも知れませんが、慣れてきたら、調味料で
味を作ることを覚えていくと、もっとお料理が楽しくなります!

私は、八宝菜が自分の味で作れるようになったとき、本当に感激しました。
生姜が隠し味として、どんなふうに働いているのかも、味としてわかったのは嬉しいです。

7.慣れてくると、手料理を好むようになる

しばらくお料理を続けて、久しぶりにコンビニでお弁当を買ってみたときのことです。
そこは高品質な品物を出すコンビニで、私の好物のお弁当だったのにもかかわらず・・・
食べたときに、「美味しくない」と感じました。

自分でもびっくりしました。
知らない間に、自炊料理の味を、身体が覚えてしまい、素朴だけれど、新鮮で、添加物のない食事を
身体が求めるようになっていたんですね。

次は、お料理を続けるためのコツについて、ご紹介してみたいと思います。
これから書くことは、
何にもする気が起こらない、食欲がない、
じっとしているしかできないという方には、オススメしません。
むしろ何もしないで、ゆっくりしてくださいね。

しかしのろのろとであっても、身体を動けるようになり、少しずつ社会復帰に向けて動きたいんだけど、なかなか・・・という方に、オススメしたいこと、
それが自炊生活です。

お料理というのは、いろいろ考えながら作業することになるので、
思った以上に、身体のあちこちの器官を使うらしいのです。
ボケ防止としても、お料理には効果があると言われています。

なので、社会に出ていく準備をしたいと思っている方が
自炊を始めてみるのは、とてもいいリハビリになる
思います。

家族の支援がある場合は別ですが、
私のように、単身生活でひきこもっている場合、
たとえじっとしている生活であっても、時間が経てばおなかがすきますし、
食糧の在庫は減っていきます。

当初は家事一切、何もする気持ちにもならなかったため、
おなかがすいても、まったく行動ができませんでした。

空腹が続くと、身体の自衛本能機能なんでしょうか、
自然と眠くなるんですね。それで、ふとんにもぐってしまいます。
結局空腹感で、また目が醒めるわけですが・・・・。

夜中にフラフラしながら、近所のスーパーやコンビニに買出しに行ったり・・・。
当然、身だしなみに気を使えるレベルではありませんし、
お風呂にも、はいってなかったりするわけです。

なので、店員さんや他のお客さんに不快感を与えてしまうかもしれないから、目を合わせず、近寄りすぎないようにしつつ、こそこそと買い物をしていました。

ほんの5分程度の距離の外出でも大変で、「出かけよう」と決心してから
「決行」するまでに3日くらい経ってしまったり・・・・。

どうしても外出が難しい場合は、応急措置として、ネットを利用する方法もいいかも知れません。

地方の事情にもよりますが、私の場合はネットで宅配を頼める所がいくつかありました。
(以下のサイトは、全国各地から、自分が頼める地域のお店を検索できます)

楽天デリバリー

出前館

ぐるなびデリバリー

しかし安いところでも、最低注文金額は1200円。だいたい1500円前後が多いようです。

割高なのですが、2回分の食事を頼んで、1回分は次の食事にするなどすれば、比較的利用しやすいです。またランチは500円位からありますから、お昼の時間帯に頼んで、夕食も食べるようにすると安く済むかもしれません。

ココイチや、モスバーガー、京樽などのように、配達料300円程度を支払うことで、1個の注文から受け付けてくれるところもあります。

そういうところは、ネットではなく電話注文にすると100円少なくて済んだりするので、電話に抵抗がない症状の方なら、そっちのほうがいいかも知れません。

私は電話の呼出音を聞くだけでダメだったので、高くてもネット注文をしていましたが・・・

また、最近はネットスーパーもたくさんでてきています。
私は登録はしたものの、結局外出できるようになったため、利用はしませんでしたが、
上手に利用すれば便利だと思います。

特にオススメではないのですが、
おなかはすくけど、どうしても外出できないときなど、
状況によって、利用してみるのもいいかもしれませんね。

だんだん調子が良くなってくると、美味しいものを食べたいという気持ちも戻ってきます。
もし、からだを動かせそうであれば、、、ちょっとずつ、お料理をしてみませんか。

私の場合、病気になる前は、週に1,2回夕食のみ作るという程度で、元々初歩的なお料理しかできませんでした。元気なときにもしなかったことなので、手探り状態でした。

まず、取っかかりとしては、一品だけ作ってみる、既製品に少しアレンジを加えるというスタートは、とても始めやすいです。

一番最初は、なんとなくなのですが、コンビニで長ネギを見かけて1本買ってきました。
(最近のコンビニは、お野菜も結構置いていたりします・・・ありがたいです!)
それを少々刻んで、パックのままの冷奴にのせてみたのです。

すると、どうでしょう! 長ネギの香り! 刻みたての香りを嗅いだとき、
新鮮な気持ちになりました。こんなにいい香りがしていたとは!

長い間、自分で野菜を切るということをしていなかっただけに、
取り込んだときに、身体がものすごく喜んだことがわかりました。

それに気を良くして、インスタントのお味噌汁や、袋ラーメン、
納豆に、刻みネギをいれたりしてみました。

たったこれだけのことで、どれもすごく美味しくなることに驚きました。

次に、野菜いため用のパックを買ってみました。
インスタントラーメンを茹でるときに、お鍋に一緒にいれる。
卵も割って入れてみる。

これだけでも、具たくさんで、栄養いっぱいのラーメンになります。

ソース焼きそばをつくるときに、この野菜を使ってもいいので、
野菜いため、焼きそば、野菜ラーメンと、3通りのお料理ができますから、
1人には少々量の多い野菜パックも、使い切ることができます。

でも、気力が続かないし・・・明日も作れるかどうかわからない

ですよねー。 私もそうでした。 
事実、お料理する気持ちになって買い込んだものの、帰ってきたら、
作る気がしなくなって・・・・ということもありました。

そういうときは、冷凍の野菜パックがオススメです。
冷凍庫の在庫にしておき、いつでもお料理したいときに、使いたいだけ使えばいいので、すごく便利。
もちろん、新鮮な野菜パックよりは、少し割高ですが、全部無駄になるリスクや
お手軽感で、お料理へのモチベを下げないためにも、なかなかよい一品です。

自炊を始めると、いろいろと良いことがありますから、次にご紹介していきたいと思います。
私はぶきっちょさんです。

結構、細かい作業は好きなのですが、テキパキ作業をやるのはダメみたいです。
学生時代、就職活動時に、適性検査というのを受けたことがあるのですが、
他の適性と比較して、作業系は極端にグラフが落ち込んでいました。

日常でも、つかみそこねたりして、しょっちゅうモノを落とします。

手先だけじゃなく、モノの考え方も、ぶきっちょさんです。

効率的な手順とか、合理性とか、
そういうことを第一に考えることができないので、
ムダなことばかりしていて、失敗も多く、、フツーの人からみたら、
かなり笑える人間かなーと思います。

お仕事も、指示されたことをコトバどおりに受けとることができなくて、
知らず知らず深く掘り下げたり、丁寧にやりすぎてしまい、
「そんなことは求めていない。言われたことだけやってほしい」
と言われる毎日・・・・orz

「一生懸命にやる人」という評価は、いつもいただいているんですけどね・・・。
それだけです・・・^^

特に困ったのは、「同時に違った作業を並行して行うことができない」
という体質でした。

営業事務的と並行して、電話をとらなければならなかったのですが、
これがただの取次ではなくて、クレーム的なものだったり、
たくさん調べないと答えられないものだったり、ハードな内容ばかりでした。
しかも、応対できる人数に比べて電話が多く、ほぼひっきりなし、鳴りっぱなし状態。
電話応対の専任であっても、あっという間に一日が過ぎてしまいそうです。

しかしルーチンワークも時間に追われており、電話応対ばかりしていると、
取引先から「発注書はまだなのか」と怒りの電話がかかってきます。
同時にあれもこれもというのは、私には身動きのとれない、つらい仕事でした。

実は最初、この電話応対の精神的負荷があまりにも大きかったので、
部署を変えてもらいました。しかし数年後、、、部署の全面的な再統合により、
営業部門でない部署のメンバーも、この電話をとらなければならなくなりました!

「各自は、少しでも自分の時間をあける努力をして、自発的に、仕事の溢れている部署の手伝いに行くこと。」
人を増員できないために、社員は全社的な仕事を求められました。

フロアの皆が、次々に他の部署の応援に行くなか、いつまでも仕事が終わらずに、
ぽつんと席に残っている、その惨めさを思い出すと、今でも哀しくなります・・・・。

今にも潰れそうな零細企業でしたし、会社が生き残るためには、社員に
オールラウンドな仕事を要求しなければならなくなったのも 仕方のないことかなと
思いますし、それに応えられなかった自分の不器用さを残念に思います。

でも、、、、人にはそれぞれ、向き・不向きっていうのがありますから!

なんでもそつなくこなす人は、たしかに羨ましいと思うけれど、
何か一つのことに徹していて、一本筋が通っているような人は、
人間として、とても魅力を感じますし、惹かれますね。

自分は、この方面には向いてないって気がつくことも、貴重な発見です。
選択肢を絞る手助けをしてくれたと思えば いいんじゃないでしょうか?

皆がフツーにできることが、自分は たまたま苦手だってだけのことですし。
昔の適性検査を思い出せば、「研究職、専門職に向いている」というお薦めも
ちゃんとあったのですから。
自分には無理だと思って、そちらを目指さなかったのですが、
今思い返すと、残念なことをしたなぁと思います。

幸か不幸か、いい年をして、もう一度、進路選択の可能性を与えられています。

新しいことを始めるには、あまりにも厳しい年齢ですが、
逆に考えると、一般的な定年まで、もうそんなに残っていないんです。

それなら、無理して、苦手なことを人並みにする努力をするよりも、
ちょっとでも自分に向いている、自分らしくあれるような仕事を、
探したほうがいいんじゃないでしょうか?

同じ悩みで新年を迎えた方々にも、よい機会が与えられますように・・・・。


はじめまして、訪問ありがとうございます。

私は心療内科で、うつ病エピソード、社交不安障害と診断されて、
会社を休職。その後に休職期間満了のため、自然退職となりました。

いつしか傷病手当をいただける期間も過ぎてしまい、延長していた失業手当を
いただけるように、ハローワークに届けたばかり。

失業手当をいただきながら、社会復帰の道を模索していこうと思っています。


少し前まで、私は日夜 恐怖心に苛まれていて、ネットにつなぐのは、
ひたすら現実からの逃避手段でしかありませんでした。

しかし今はある程度「こころの風邪」もおさまってきて、社会復帰に向けて
動き出してもいいんじゃないかなと思えるようになりました。

急性期の方は、症状緩和のために投薬治療がメインになるでしょうし、
先のことを考えたり心配したりせずに、まずはゆっくりと休養されることが
何よりも大事でしょう。

しかし、ある程度症状が落ち着いた方がそこから前へ踏み出すためには、
薬の力だけではなくて、何かもう一つ、別の助けが必要だと思います。

私の場合は、近くから助けてくれる友人でした。

通院先の先生も、「投薬ではあまり効果が得られなくて、友だちの助けを得てからのほうが良くなっているみたいだから、投薬はやめましょう」とおっしゃり、今は服用していません。

一度休職したり退職してしまうと、社会復帰していくのは 本当に大変です。
ドロップアウトした自分が、惨めに思えたり、
社員時代はなんなくできていた通勤も、ちゃんとした格好とか、ラッシュとか、
ものすごく大変に思えてきます。
身だしなみや、お洒落にも、流行にも自信をなくしていきます。

目に見えない部分なのですが、こうした一つ一つを取り返していくためには、
カタチになっているモノ以上に、はるかに大きなエネルギーがいるなぁと感じます。

私はまだ、始めたばかりです。

でも、ネットの向こうには、同じような境遇の人が、たくさんいるんじゃないかなと思い、一緒に頑張りましょうと声をかけさせていただきます。

私の小さな体験を、この場で紹介して行きたいと思いますので、
よろしくお願いします。
                                         ぐー
傷病手当を受給できる期間も過ぎてしまったので、
まだ社会復帰ができない私はハローワークへ行きました。

病気や怪我などで、退職後すぐに求職活動ができない人は、届ければ、
失業手当を貰う時期を延長することができます。

求職活動できない時期は、一定期間までは傷病手当を受けることができるので、
そちらを受給している間は、失業手当を同時に貰えないことになっており、
そのために、延長届を出すわけです。

担当医から「就労可能証明」を一筆書いてもらって、必要書類を出せば、
その日から就労可能と見なされて、失業手当の受給資格が得られます。

しかし下積みが長く、私が正社員だった時期は10年未満だったため、
失業手当が貰える期間は90日間だけ!
もっと長く貰えると思っていたので、無知な私は蒼白になりました。

しかも、ハローワークに出頭した日からではなくて、
医師が証明を書いた日付からの計算になるのです

先生の都合で書類は郵送になり、重要書類だからと書留にされてしまい、
呼び出し音をセールスだと思って応じなかったところ、普段見ることがない
新聞受けに不在通知が入れられて、私が気がついたのは1週間後・・・
という笑えない話が起きてしまいました(泣)

外出困難な人は、役所へ行くのも、手続きするのも、本当に大変だと思うので、、、
私のようにならないように、気をつけましょうね・・・( ´Д⊂ヽ

ところで、求職者支援訓練いうのは、最近始まった制度のようですが
対象者、資格者には いろいろ条件があるにせよ、
この制度は失業者の味方です!

何しろまずはこの制度、「失業手当をもらえない人」を対象にしている点が
素晴らしい。
失業手当は、雇用保険に加入した仕事を10年以上続けていないと、
もらえても90日間しか受給できないですし、ハローワークに職探しに来ている方の大半は、そもそも失業手当がもらえないか、もらえる期間を過ぎてしまった方じゃないかと思います。
そういう人でも、ちゃんと申請すれば、受講可能なんですね。

この制度のもとに訓練を受ける場合は、受講料無料です。
地域や、探す時期によっても、条件はだいぶ違うと思うけれど、
一ヶ月のものから半年、1年のものなど、東京都の場合実にさまざまあります。

私は日本語教師養成の申し込みをしようとしていますが、
これなど、もし民間の学校に通学するなら、50万以上、普通にかかってしまいます。
これを、全部無料で受講できるというんですから、手厚い保護ということになります。

しかも!「職業訓練受講給付金」制度があって、
これを申請して受理されれば、通所手当、職業訓練受講手当というものが
支給されることになります。

つまり、学校までの交通費と、通学中の生活費まで補助してくれるというのです!

こんなに至れり尽くせりの制度があるなんて、超びっくりです!((((;゚Д゚))))
法律を作ってくれた方に感謝したいですが、
つまり、やる気があって、機会を与えられるならば、手に職をつけて、やり直ししたい!という向上心のある人を、国は全面的にバックアップしようということなんだと思います。

ただ、この制度を利用するにはいろいろ制約があります。
どんな訓練が可能なのかは、ハローワークでたくさんの募集チラシを収集できますし、ネットで検索することも可能ですが、

まず、かならず、ハローワークの窓口で面談し、相談しなければならないこと。
その面談員から、その受講が可能と認められること。
事前に訓練校の説明会に行くこと。
所定の申込み書類をハローワークに提出し、訓練校での面接試験を受けて、合格すること。

さらに。

一度でも正当な理由なしに、遅刻欠席早退をすると給付金が得られなくなる
(給付金申請してなくても、8割以上出席しないと授業を受けられない)
毎月指定日にハローワークに来所して面談を受けるという「求職活動」を、
受講開始から修了後3ヶ月間も、続けなくてはいけない。

などの条件があります。
ちなみに私が説明会に行ってみた学校では、
「たとえ5分の遅刻でも、その日は欠席扱いで、ハローワークに報告する」
「病気などのやむを得ない状況には、通院証明などが必要」とのことでした。

なので、安易な気持ちでの受講は考えない方がいいです。

ハローワークを介さずに、自分でやりたい勉強をしたい!という人は構わないのですが、
経済的に厳しい状況の方は、そうも行かないでしょうし、
せっかく与えられたチャンスなのですから、公的な制度を、皆で活用して、
社会復帰を実現できたらいいなーと思います。
自宅療養から社会復帰するために、
いろいろと越えていかなければならないステップや、ハードルがあります。

一つは、身体的なリハビリです。

ほとんど自室でじっとしている生活をしていたのであれば、
当然のことながら、体中の筋力が衰えています。

病院に入院された経験のある方なら、この辺は実感されると思います。

瓶入りのジャムを買ってきたら、悲しいことに、これを開ける握力が
なくなっていた・・・。

手の握力低下は、もっとも実感しやすい部分かもしれないです。
引きこもり生活で、手に力をいれる機会なんて、ないですからね・・・

仕方なく、紙カップのジャムを買い直しましたが、
いつかは、握力をつけて、このジャムも口にしたい。
そう思いながら、今もこのジャムが 目の前にあります・・・・(´;ω;`)

あまりにも何もしなくて、しかも単身生活だったので、
何日もろくなものを口にせず、食糧の買出しの為に、ふらふらしながら
外出していた時期もありました。

ちょっと動かずに生活して、久しぶりに外に出たりすると、身体は本当に
歩けなくなってしまうもので、驚きました。
使わない筋力や機能は低下していくのです。しかし、また使うようにすれば、
少しずつでも回復していきます。
これが生きているということだと実感させられました。

私の場合は、ネットを通じで知り合った友人の励ましで、
「できるだけ毎日、散歩をする」という目標に、秋から取り組みました。
友人が毎日、スカイプを通じて「今日は、お散歩行った? 
スーパーで美味しいものを 買ってこようよ」
などと、声をかけてくれました。 
ほんの一言の励ましが、すごく助けになりました。

お散歩そのものが目的になると、よほど歩くことが好きでない限り、
なかなか外出できないことになるので
「隣町の激安スーパーに行く」「品揃えの豊富な100円ショップへ行く」
などの、ご褒美をつけます。

でも、あちこち行く方面を変えてしまうと、外出に慣れない段階では 
結構疲れてしまうので、最初のうちは、同じコースにして、
習慣づけるほうがいいと思います。

私の場合は、近くに江戸時代から続く旧街道があり、
老舗や個性的なお店も並んでいて、お散歩にも楽しかったこと、
国道などの大通りよりも人通りも車も控えめで、人混みに疲れにくかったこと、
などの理由で、この道を選びました。

お散歩を始めた当初は、足が棒になって、部屋の中で2,3歩動くだけでも
ツライほどの筋肉痛でした。
しかし、イイ年の私でも、2週間続ければ、ちょっとした外出で 歩けなくなることは
なくなりました。

病状は良くなったけど、なかなか社会復帰に踏み出せない・・・・
外出に踏み切れない、という段階の方がおられましたら、一緒にやりませんか。

小さなステップを積み重ねて、他の人が、当たり前にできることを、
ひとつずつ、クリアしていく。
小さなステップを、ちゃんと喜んで、自分を褒めてあげる。
そういったことが、必要なのかなーと思います。

社会復帰をめざすにあたり、

日本語教師をめざそうと思っています。

420時間の履修にしろ、検定試験合格にろ、ガイドラインの条件をクリアする
だけでも大変な上、無事就職できたとしても、非常に条件の厳しい職種です。

あるサイトでは 「数年は日本語教師だけでの生活は不可能だから、
失業者の転職先としてオススメできない」と書かれているくらいで・・・(´;ω;`)

じゃ、なぜ、一般的な事務職から、敢えて困難な転職を?

単純な事務や作業は嫌いではありませんが、生来要領が悪く、不器用すぎて、
効率優先の職場では「丁寧すぎる」と再三注意され、直すことができずに
落ちこぼれ。

おまけに立派な中高年世代。
たとえ仕事ができる優秀な人であっても、就職の厳しい年齢です。

それならいっそ、やりがいのはっきりしている職種に就こうと思ったのです。

苦しいのは覚悟の上、とは言っても、自宅ではないので、都心の賃貸家賃と
生活費だけは稼がないといけません。

つまり同時に副業も考えなくてはいけないのですが、

2年間、ほとんど自室に篭もりっきりの生活をしてきて、半日電車で移動する
だけでも疲れてしまう現状。

授業数が少なくても、授業準備は相当大変であると聞きますし、本職にひびく
ような副業をすることはできません。

「先輩日本語教師の方々は、どうやってやりくりされているんだろう?」

ということで、調べていくうちに、ネットで副業という選択肢もあることがわかりました。

ネットは、外出できない間も、私がふれることのできる唯一の外界との接点であり、
社会を知る窓口でした。

経済的、体力的に余裕のない私には、ネットで仕事ができるなら願ってもないこと
です。

どうやって、社会復帰への道のりをづつけるのか。ネットで副業を得る手段はあるのか。
手探りをしながら、歩んでいきたいと思います。