一方で亜弓の「カーミラの肖像」開演。亜弓の復讐が始まるこの巻好きだな。
緊張してるのりえ。方や冷静な亜弓。
マヤの仇を絶対取ると自身に命じる亜弓。
亜弓の意気込みが凄い。亜弓にはのりえの実力なんて履いて捨てるだけの存在か。亜弓のアップが凛々しい。
とにかく開演。
今の亜弓怖い。
開演。のりえの語りから始まる。
吸血鬼として登場した亜弓。
のりえは主役でありながらこの舞台では不利に思う。
のりえの登場にも拍手は出ず。
逆に亜弓の登場では拍手。役者のカクの違い。
明らかに主役は亜弓。
のりえは亜弓の相手にならない。
主役は亜弓。
亜弓の演技力は並大抵のものじゃない。
ここで亜弓の底力が出る。
いよいよだ。
これからだ。
観客も亜弓にばかり目が行ってる。
カーミラが主役になってる。
吸血鬼カーミラの悲しみが伝わってくる。
流石亜弓だけのことはある。
亜弓が後ろ向いてるシーンでのりえは亜弓を抱こうとする。これで注目は自分に向けられると思っての行動。
逆に亜弓はのりえに抱きつく。
主客転倒の一番のシーン。
亜弓とのりえの実力の差。
亜弓とは相手にならない。
主人公カーミラとしての心情。
完全にカーミラが主役となった。
主役は亜弓。間違いない。こうして公演も終わる。
アンコールの場。
何と亜弓は観衆の場から登場。
割れんばかりの拍手。この劇の主役が誰だか如実に語ってる。
亜弓の演技に観客はみんな脱帽状態だった。
こうしてのりえの出番はなくなってく。
実力の差を思い知らされたのりえ。
ここでマヤのこと思い出す。
やっと罪悪感出るのりえ。もう遅い。お前の出番はもうない。
マヤを惜しむマスコミ。仇を取った亜弓。マヤの復活を望む。
そうした中、マヤの方はというと劇団員たちからのけ者にされてた。
今も演技ができない。
どうしようもないマヤ。
結局追い出される。
ずぶ濡れになって歩くマヤ。
亜弓は父との会話。マヤが戻ってくることを待ち望んでる。
ライバルという名の友情。マヤと亜弓にはこれだけの関係で成り立ってる。
で、父からのリクエスト。
何とも仲のいい父子。マヤは麗のいるところに来た。
でも行けない。
マヤが演技できないと知った真澄。
マヤは降雨の中、ある公園に。もう何もなくなった。
一人寂しく公園にいるマヤに人影が。
案の定真澄だった。
マヤは真澄の屋敷に連れてこられた。
真澄の心情。マヤを愛してる。
マヤが真澄の生きがい。
初めてのキス。
真澄からはしばらくここで暮らせと言ってくる。
マヤはもう演技ができない以上女優を止めると真澄に言う。大都芸能も止めると。
真澄はマヤに演劇を続けさせたい。
マヤが拒否しても真澄は止めない。
マヤは真澄の家を出る。
マヤはふと出会った保育園で働くことに。
亜弓はマヤが演劇止めたこと聞く。
マヤを見損なって悲しむ亜弓。マヤは保育園で演技してた。
マヤには今が幸せに思った。
が、真澄はここにも来た。
マヤを連れていこうとする真澄。拒むマヤ。
真澄の家に閉じ込める。マヤは食事も取らなくなる。
しょげきったマヤに真澄は押し問答。
真澄は舞台の素晴らしさをマヤに伝えるがマヤはもう虚ろ。
真澄もこれでわかりマヤに最後の演技を伝える。
最後が亜弓との共演とは。
マヤ最後の演技。
軽いセリフ。
真澄からの最後の挨拶。
最期まで紫のバラを言えなかった真澄。マヤはそっけない。当たり前か。
ここでもマヤはいじめられる。
亜弓の登場。こんな役のマヤに呆然としてる。
これも劇団員の嫌がらせ。饅頭が泥饅頭とは。
泥饅頭を食べないとあとが続かない。
でもこれはマヤにとっては僥倖だった。
泥饅頭食べたのだ。
これには誰もが驚いた。当たり前だろう。
これでマヤの本能を呼び覚ましたのだ。
マヤはやっぱり凄い役者。普通なら誰もこんなことしない。10巻終了。長かったけど一番楽しめた巻だった。