守護の神霊への愛
ここで、守護の神霊の愛について話してみましょう。守護神、守護の愛の行為というものは、人間の親子どころの話ではなく、一瞬の休みなく、自分の被守護体である人間を護りつづけておるのであります。
拙著『神と人間』にも書いてありますように、人間が眠っている間にも守護の神霊が働きつづけておられるので、睡眠中の守護の神霊の働きがなければ、人間はとっくに減び去っているのであります。
人間は一生の間に何度びとなく生命の危機に直面しているのですが、当人の気づかぬ間に常に守護神様、守護霊様が、その業因を身に代えて守っていて下さるのです。
私のところくる人などでも、あまり業因縁が深すぎる人は、守護の神霊も守りきるのに容易でなく、といって極端に業の消滅を計れば、あまりにも肉体の苦痛が多かったりするので、でき得る限りその霊身に被守護体の業波動を背負い 、みずからもすっかり光明をくもらせて、私のところへ運び込んで来ることもあるのです。
そこで私を取り巻く神霊方が、まづその守護霊の霊身を浄め、守護霊をいきいきとさせるのでのす。
それほどまでに守護が人間を守っているのですが、大方の人間は、その愛の行為を知らないのです。
私のところへ来ている人たちは、守護の神霊に感謝の祈りを捧げているのですが、人類のほとんどが守護の神霊への感謝をしてはいないのです。
守護の神霊へ感謝をするということは、神我一体になる早道で、守護の神霊も守るに楽であり、人間側も、誤ち少なくこの世を渡れるということになるのです。
私など毎日これら守護の神霊の陰の働きを見ておりますので、思わず守護霊様、守護神様ありがとうございますと、浄められている人間にかわって、お礼をいっているのであります。
世界人類が平和でありますように
日本が平和でありますように
私たちの天命がまっとうされますように
守護霊様ありがとうございます
守護神様ありがとうございます
愛して心哀しい時があっても
愛しつづけていなければいけない
その愛はやがて
輝やかな喜びとなってあなたに
かえってくるに違いない