この世で一番悲しいこと・・・それは愛する人の死。
親の死、夫、妻、友達、そして子どもの死、人は生きている間にさまざま死に直面する。
そのなかでも子どもの死はもっとも悲しい死だろう。
特に、子どもが幼いと周りの人の同情を誘う。
私は息子の2度の手術(幼稚園の頃と中学3年の時)の直前に息子の死を覚悟した。
おかげさまで2度とも手術は成功して今は元気でいますが、その時の心境を思い出すと頭の中には確かに死があった。
せつなくて、悲しくて、苦しくて、代わってやりたくてもどうすることも出来なくて、その時に流れていた時間は別の世界のものだった。
そしてその時の私は明らかに平常心を失って動揺していた。
死後の世界があること、死後も生命は生き続けることを知識としては知っているのに・・・なぜ?
動揺している自分が情けなかった、そしてもっと強い自分でありたかった。
どんなときにも平常心でいられないとダメだと思った。
幼い子どもの死は死ぬことで早く魂が浄まり、生きている期間は短くても天命をまっとうしている。
だから親や周りはつらく悲しくても、魂=命=心 にとってはよいことなのだ。
亡くなった子どもは霊界という世界へ行って元気で暮らしている。
そのことがほんとに判ればどんなに心が休まるだろう。
そして亡くなった子どもも、親が心を痛めていないことがわかればどんなにか安心することだろう。
池田の小学校の事件(2001年6月8日)の時も思ったが、人は真理を学んで子どもの死を、悲しみを乗り越えなければならないと思う。
亡くなった子どもはどこへいくのか?今どうしているのか?を知りたい人は、読んでみられたらよいと思います。
『霊界へいった子供達1.2』村田 正雄著