サピの個人面談のアンケートに記載した内容は以前の記事に書きましたので、
今日は、個人面談に向けて準備した資料と、当日の話の流れについて書きます。
本日は長子篇。
長子のときは、以前書いた通りアンケートに以下の質問を出してました。
●アンケートに書いた質問
- 左にあげた受験パターンで変更したほうがよいところ、他のパターンの組み方があるか
- 埼玉と千葉、どちらを受験しに行く方がよいか、または両方受けた方がよいか
- 地方校の東京受験はしたほうがよいか
- X(学校名)とY(学校名)とでは、どちらが本人に向いていると先生は感じるか
- SSの単科は何をとるとよいか
- 国語の記述に苦手意識があるが、どのような学習をしていくとよいか
- 作図がある学校を受験する可能性に備えて、作図対策はどのように進めるべきか
その後、面談が近づくにつれ、以下の質問事項を追加したくなり、学習相談の用紙で事前に面談の追加質問として提出しました。
- 理科の天体が苦手なので、過去テキストに戻って一度回したが、テストになると落とすことがある。何かできることはあるか
- 日々淡々とさらっと勉強しており、それもコアプラ、基礎トレなどは適当にやっているように見受けられるが、しっかりやらせるにはどのように働きかければよいか
そして、面談には、以下のものを持って伺いました。(当時は校舎で対面での面談だった)
●面談に持って行ったもの
- サピの偏差値表
- 6年になってからのテストの個人成績表
- iPad(中に、すぐに見られるように、個人面談アンケート用紙の写真と、サピ のマイページの成績推移をスクショで入れてあった)
- 長子に書かせた1週間の学習の流れ ↓
成績や偏差値表は先生の頭に入っていたり先生がお持ちなので、対面であれば必ずしも持参しなくてもよいと思いますが、あればスムーズでした。なお、次子のときのように対面ではないときは、資料は必須でした。
●実際の話の流れ
事前に出したアンケートの質問と追加質問、偏差値表を面談担当の校舎長の先生が机の上に広げて、「それでは、よろしくお願いします」と和やかーな感じで始まりました。(なお、面談以前に、校舎長の先生とは2年近く保護者会の後などで個別にお話ししたことがあり、面識がありました)
「いつも本当によくやってますよね。校舎の女子は今年優秀で、教えていて楽しいです」との話の後、学習姿勢から話が進み、先生から以下のようなお話を伺いました。
<学習について>
- 非常によくやっているので、今のルーチンを崩さなくてよい。基礎トレも彼女には簡単でやる気が出ないのかも。時間を切って短い時間で負荷をかけてやらせてもよいが、彼女は自分で自分に必要なことを嗅ぎ分けてやるだろうから、外野は見守るのでよいのでは。こちらも気にかけて、もう少しやった方が良いと思えば声をかけます。
- 記述は、カキシやSSで嫌というほどやるし、他と比べて苦手というだけで十分できているので、家庭学習をきっちりやって、あとは任せてください。
- 天体はテストのとき直しをやるとき、もう一度テキストに戻り知識を整理して覚えるように。ただ、理科で1つ2つ苦手分野が残るのは普通のことなので、全部が全部解けなくてよいです。
- 作図は、追って作図用補講をするので、それで対応します。(→注: この時知りましたが、いわゆる、某校受験者がそこそこいる校舎では、冬季講習時などに補講で作図講座があります。なお、某校受験者が多い校舎では、後期の土特などの中で作図を扱っていくそうです。この辺り、校舎で若干扱いが違うようです)
<志望校について>
- (日程、学校の重複を含め1月2月に合わせて13校あげたところ)志望校はもっと絞ってよい。1月、2月1、2、3日と受けて全部落とすことは、極めて考えにくい。
- 1月は、どこでも通いたい、通ってもよいと思うところを受ければよい。(注:地理的に埼玉も千葉も通えなくはないです) 通うつもりのない学校は受けなくてよい。
- 地方校は、通わないなら受けない方が良い。時間の無駄になる。(洛南、西大和の算数を見て、楽しい、受験したいと言ってます、と申し上げたら) その時間で他のこと勉強しろと言っていたとお伝えください。そんなに算数が楽しければ、受験後、灘の問題を好きなだけ解いてよいとお伝えください。
- 悩まれている学校はどちらも馴染むと思います。合格してから決めてもよいと思います。
- ということで、成績がこのまま推移すれば、1月はこんな感じ、2月はそんな感じで(とサラサラっと書く)書いていただいた志望校から絞ってご検討いただければと思います。
<SSについて>
- 受験パターンと成績から、受講教科は算数と国語。
- 国語は記述表現力一択。
- 算数は、思考力、解法力どちらでもよいです。一般的に思考力は算数の偏差値が65ない人は受講しないように言っている。長子の成績だと思考力を取る子が多い。ただ、女子は通常は思考力で扱う内容はtoo much なので解放力を取る子も多いです。志望校的にも解法力で対応できます。正答率がそれなりに高い問題の取りこぼしをなくすなら解法力、正答率が低いものを取って差をつけるなら思考力という切り分けもあります。正答率低いのを取って正答率が高いのをうっかり落とす長子の傾向からは解法力の方がいいかも。ただ、算数の講師はどちらでも、と言っていました。
こんな感じで、みっちり30分を超えてお話させていただき、受験パターン、これからやって行くことがはっきり見えてきた、長子の個人面談でした。