サピの個人面談のアンケートに記載した内容は以前の記事に書きましたので、

 

 

個人面談に向けて準備した資料と、当日の話の流れについて書きます。

 

昨日の長子篇を書きましたので、

 

 

本日は次子篇。

 

次子のときは、以下の質問をアンケートで出していました。

  • 左にあげた受験パターンで変更したほうがよいところ、他のパターンの組み方や、追加した方がよい学校があるか
  • 午後受験はどのくらい取り入れるか
  • 埼玉と千葉、どちらを受験しに行く方がよいか、または両方受けた方が良いか
  • 地方校の東京受験はしたほうがよいか
  • X(学校名)とY(学校名)とでは、どちらが本人に向いていると先生は感じるか
  • SSの単科は何をとるとよいか
  • 国語が全般的に苦手だが、どのような勉強を取り入れると良いか
  • 本人の当事者意識が低いが、どのように声かけしていくべきか

なお、長子のときは、受験パターンで、日程、学校の重複を含め1月2月でに13校あげていました(持ち偏差値からおおよそマイナス5〜15くらいの学校(若干数字丸めてます))。←少しでも可能性のある学校をあげたらやたら多くなった

 

一方で、次子のときにアンケートに記入した受験パターンは、日程、学校の重複を含め1月2月で14校あげていました。←これまた少しでも可能性のあるところをあげたら多くなった

当時の平均の持ち偏差値からみて、(一科受験の学校を除き)+8〜ー8くらい(数字若干丸めてます)の学校。成績が悪いところから見ると+13〜ー3程度になり安全校がなくなるという、余裕がないセレクションでした。が、一つ、得意科目での受験ができる学校を入れており、そこでー10以上の差をとって余裕を持てるようにしていました。

このような若干チャレンジングな志望校の布陣で面談に臨みましたので、ドキドキでした。

 

先にアンケートで当事者意識について出したところ、この点は面談を待たずにお電話いただき、本人の性格もあるからすぐには変わらないだろうが、多分、夏にはエンジンがかかるタイプのはず、諦めずに声掛けはしていきます、ということになり、残りの質問を面談で話すことになりました。

 

●面談に向け準備したもの

  1. サピの偏差値表
  2. 6年になってからのテストの個人成績表
  3. iPad(中に、すぐに見られるように、個人面談アンケート用紙の写真と、サピ のマイページの成績推移をスクショで入れてあった)

対面ではなく、また「zoomでも、お顔をみてお話しするだけで、資料の画面共有はしません」と伺っていたので、手元に出来るだけ資料を揃えて臨みました。

 

●実際の話の流れ

 

<志望校について>

  • 今あげている志望校で十分です。ここから絞っていくので十分です。
  • (強気すぎませんか?と聞いたところ) 1月の●●と⬛︎⬛︎、合格したら進学する気はありますか?(はい)なら、大丈夫。この成績があれば、●●と⬛︎⬛︎両方受ければどちらかは取れます。むしろ、両方取れる可能性の方が高いです。●●、⬛︎⬛︎をおさえて、2月はガンガン攻めましょう。
  • +8の学校、平均からみたら+8ですが、取れたときの成績から見れば+2程度ですし、次子にとても合っているので、取れる可能性は十分あります、受けにいくべきです。
  • ●●、⬛︎⬛︎の両方を落とすことはまず考えにくいですが、万一残念だったときに、◯◯を受けて合格したら、進学するつもりはありますか?(はい) ならば、なお一層大丈夫です。イケイケで攻めましょう。
  • 午後受験の学校は、●●、⬛︎⬛︎よりも志望順位は下ですか?下なのであれば、午後受験は、●●、⬛︎⬛︎で万一があった時だけでよいです。
  • 今あげている学校なら、どこも馴染めると思います。XとY、どちらも良い学校ですが、Yだと放任されて次子だとぬるま湯に浸かったままズブズブ行っちゃうかもしれません。
  • 埼玉、千葉は、コロナを考えると、進学するつもりがあるところに絞った方がいいかも。地方校は回避で良いと思います。
  • (試験当日、普段通り受けられるか真っ白になるか読めない子だけに、進学するか微妙な学校を一校場馴れのために受けさせたいんですよね…ここも進学してもいいですし…今のパターンだと、いきなり進学したい学校を受けることになるので…と申し上げたら)たしかにどう転ぶか読みにくい子ですよね…いきなり真っ白になられても、というのももっともなので、1校受けてみるのもいいかもしれません。(→注:結果的に一校受けて、筆記具忘れ事件を起こしました。真っ白にはならず平常心な子だと分かりましたが、持ち物など注意力散漫なところもあるので、受験して良かったです)

<学習について>

  • 国語は確かに問題ですが、ある程度の凸凹は割り切ってもいいと思います。ただ、国語の添削は、まだ続けましょう(→注:あまりの日本語のおかしさに、5年後半から国語の先生に家庭学習で書いた文章をみていただいていた)
  • 問題文の線を引く箇所が適切か意識させましょう。線の引く位置については質問教室にも来させてよいと思います。または、お通いの個別で見てもらってもいいですよ(→注: 追って書きますが、コロナ休校で個別に通い始め、サピックスで直接聞けないところをフォローしてもらったら、この個別の先生が良すぎて休校が終わってからも週1で通っていました(なんなら今も通ってる)。算数メインで、他科目は算数に余裕があるときに見てもらっていました。このことはサピックスの担当の校舎長もご存知でした)

<SSについて>

  • 確かに理社で不安な点数を叩き出す時もあったが、最近落ち着いてきています。理社SSは、平均して偏差値50を割る人が対象なので、今の次子なら理社SSは不要。
  • 国語は、記述ではなく、まず読解力で鍛えましょう。志望校からもみても読解力でも良いです。
  • 算数は、思考力でもいけなくはないですが、志望校からみて解法力で十分です。易しいものをいきなり落とすところを直すためにも解法力をすすめます。

 

何度も相談してきた先生が担当だったので、子どものこともしっかり理解してくださっていて、細かなアドバイスがいただけて、とてもよい面談でした。

受験パターンはまだ決められないだろうと思っていましたが、「今の成績でいければコレ」とあっさり決まってしまったのは驚きでした(そして、そのパターンで受験し、合格取れる、と言われたところはその通りになりました)。サピックスの先生ってすごいなぁ、と、今、改めて思います。

 

 

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