食用ストローに竹の人工衛星!?…未来を変える驚きの新素材
今回のぐっ!ジョブは、驚きの“新素材”を活かしたものづくりを特集する。
パスタとして食べられる?ストローや木製のスポーツカー、紙製の家具やコンテナなどなど。
キーワードは「脱プラスチック」!思いもよらない素材に着目し、環境にもやさしい。
驚きの技術とアイデアに注目する。
軽くて強いことから、近年さまざまな分野で採用されている段ボール。
なんと自動車を運ぶ「段ボールコンテナ」も登場した。そんな中、
福岡県行橋市の「大国段ボール工業」は、段ボールの“環境性能”に着目。
実は段ボールは、ほぼ100%リサイクル可能なエコ素材なのだ。
同社は、持ち前の加工技術で、段ボール製の机やイス、おもちゃ、ハンガーなどの日用品を開発!
“脱プラ”を追い風に各所に売り込み中だ。
いっぽう、福岡市でシステム開発やサステナブル事業を手掛ける「UPay(ユーペイ)」社は、
米から作った“食べられるストロー”を開発。廃棄される余剰米を有効利用できるばかりか、
保存食としてパスタのように調理してもOK。
使用後は家畜のエサや肥料にも転用できる優れモノだ。
すでに各地の飲食店やホテルが採用に踏み切っている。
そして、大分大学発のベンチャー企業「おおいたCELEENA(セレーナ)」は、
竹から驚異的な強度を誇る新素材を生み出すことに成功。
プラスチックの代用はもちろん、自動車や、果ては人工衛星にまで使える可能性があるという!
実用化されれば、日本各地を悩ます「竹害」も解決できるというぐっジョブなアイデアなのだ。