福岡の街を歩こう!in六本松 路地裏で光る個性派ビジネス
今回のぐっ!ジョブは、街ブラスタイルで送る“スモールビジネス”新企画!
初回はいまや“住みたい街No.1”と噂される福岡市の「六本松エリア」だ。
再開発で表通りが様変わりするいっぽう、
裏通りでは、リノベーションされた古い長屋にユニークな個人商店が次々に入居!
ほかの店や住人たちと助け合いながら“顔の見える商い”を実践していた。
若い店主たちがつくりだす新しい街の姿を追う。
地下鉄六本松駅の南側に伸びる“昭和の学生街”のような懐かしい通り。
ここはいま「64(ロクヨン)ストリート」と呼ばれる人気スポットとなっている。
「生まれも育ちも六本松」という女性一級建築士が古アパートや古民家5軒をリノベすると、
実力派のコーヒーショップやベーカリーなどが次々と入居!
お互いの店で買ったものは持ち込みOKという助け合いルールを設けたり、
“路地裏写真展”などのイベントを開催し地域を盛り上げている。
また駅の東側には、木造2階建ての商業施設「裏六本松プロジェクト」がオープン。
核となるのは、なんとビルのオーナーが営むコインランドリーだ。
隣や上階には、洗濯の待ち時間を楽しむための店を誘致。
その顔触れは、フランス人マスターが経営するブックカフェや、
香港出身のシェフが作るフレンチレストラン、さらに靴磨き専門店などかなり個性的!
そこは、かつての「共同洗濯場」を再現した“人と人の交流拠点”であり、
思いもよらない“ビジネスの発信拠点”だった。
「ガシガシもうける!」路線とは一味違う、顔の見える街づくりが進んでいた!