去年の6月に、出版コンサルタントのIさんに出会った。
舟入高校の同級生Oさんが、先にビジネス本を出版していて、彼女の紹介だった。
日本の閉塞感をブレイクスルーしたい。
日本を元気にするような本は書けないか?
僕は、陸上自衛隊で10年間幹部自衛官をしていた。
その前は、防衛大学校で国際関係論を専攻していました。
戦略・戦術を学び、平時の自衛隊で活かすことなく
31歳で民間企業へ転職した。
教育研修の営業として、新規開拓を数多くこなしてきた。
また、マニュアルに基づく研修の仕方に飽き足らず自分なりの研修スタイルを確立してきた。
営業研修に参加してくれる受講生のニーズ、悩みは十人十色なんだ。
究極は、料理の鉄人の心意気で接すること、つまりその時々の状況、要望に応じて
最高の研修にして提供したいということが原点だ。
どこを攻めるか、どうやって道筋をつけるか?
陸上自衛隊では、緊要地形・接近経路と言ったが、それは「キーパーソンを探せ」ということだ。
思えば、
「ハンニバルに学ぶ戦略思考」を読み、実学書に翻訳できないと読者に伝わらないと感じた。
なぜなら、若い読者は、ハンニバルを知らない。
ハンニバルは「羊たちの沈黙」のレクター博士になってしまう。
それで、戦略戦術の原理原則をビジネスシーンに翻訳したいと思ったのだ。
そこから僕の旅は始まったのだ。