「私って、何の役に立ってるんだろう」「私に価値なんてあるんだろうか」
仕事は人より遅いし、気の利いた事も言えないし、一緒にいて楽しませてあげられるタイプでもない。
「私と一緒にいても、別にいい事なんてないよな」って、自分の存在自体がなんだか申し訳なく感じてしまう。
そういう時、人はだいたい**自分の価値を必死に探し始めます。
その「価値探し」、実はやればやるほどしんどくなります
なぜなら、その奥に
「価値がないと、ここにいちゃいけない」という思い込みが隠れているからです。
役に立ってるから大丈夫
必要とされてるからここにいていい
こう思う事自体は、悪い事じゃありません。むしろ責任感があって、周りの事もちゃんと考えられる証拠だと思います。
でも——これ、裏を返すと
「役に立たなくなったら」「必要とされなくなったら」、ここにいちゃいけない
っていう不安と、いつもセットになっているんです。
だから、いくら「自分は仕事ができる」「自分は気が利く」って自分に言い聞かせても、周りから一度でも「使えない」って思われた瞬間、その価値は一気に崩れてしまいます。
自分の価値って、結局は自分で決められるものじゃなくて、周りの人が勝手に感じるものなんですよね。
こんな状態、当てはまりませんか?
頼まれてもいない仕事を、先回りしてやってしまう。
家族の予定や体調まで全部把握して、いつも先回りで動いてしまう。
誰かに「ありがとう」って言ってもらえると、その瞬間だけホッとできる。
でも言ってもらえないと、「私、必要とされてないのかも」って、急に不安になる。
どうでしょう。「あ……これ、私だ」と思いませんでしたか?
以前担当したクライアントさんが、まさにこの状態でした。
毎日ずっと動き続けて、正直もう疲れきっていたんです。
セッションの中で、こう聞いてみました。
「もし、誰の役にも立てなかったとしたら、どうなると思いますか?」
少し考えてから、ポツリとこう言ったんです。
「……自分に価値がないです」
この一言が出てきた瞬間、本人も「あ、私、そんな風に思ってたんだ」ってびっくりしていました。
役に立つとか、気が利くとか、実はそこは本題じゃなかったんです。
その奥にあった本当の問題は、「価値がなければ、存在していてはいけない」というずっと持ち続けてきた思い込みだったんですよね。
一番つらいのは
なんで自分がこんなに頑張り続けてしまうのか、自分でもわからないこと!!
特別に無理してるつもりはない。なのに、いつも心のどこかで気を張っている。
でもこれは、変えられない性格じゃありません。あなたが弱いわけでもありません。
ただ役に立ってこそ、自分に価値があると、ずっと信じさせられてきただけなんです。
だとしたら、その信じ方は書き換えられるということでもあります。
このクライアントさんも、そこにちゃんと向き合っていったら、「役に立ってるかどうか」じゃなくて「ただ、ここにいるだけでいい」って、少しずつ思えるようになっていきました。
そうしたら不思議な事に、以前ほど周りの反応に一喜一憂しなくなって、無理に先回りしなくても自然体でいられる時間が増えていったんです。
もし、あなたも「自分の価値って何だろう」って考えて苦しくなる事があるなら、その価値をもっと必死に探そうとしなくて大丈夫です。
それより、「もし何の役にも立てなかったら、自分はどうなると思うか」を、一度だけ自分に聞いてみてください。
そこに出てくる答えの中に、あなたが本当に見つめるべきものが隠れています。
このブログが少しでもあなたの気づきになれたら幸いです。
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